摂津国88箇所霊場第45番札所
蜂熊山蜂前寺(はちくまさん・ぶぜんじ)金剛院へ。
大阪府摂津市千里丘3丁目10-5にあります。
まわりは住宅地。駐車場があるので車で行けます。
途中の道は狭いですが、行けないことはないです。
私は自転車でいったんですがね。
JR千里丘駅からだと徒歩10数分ってところでしょうか。
京都や奈良の有名寺院じゃないので
ご朱印を集めようと思わなかったら訪れることもなかったかも。
宗派 高野山真言宗、本尊 薬師瑠璃光如来。
元禄の頃に刊行された摂津国の地誌『摂津郡談』には
「天平勝宝年中(749~57年)行基が
紫雲金光を見てこの地にきたところ、老翁に遭い
曰く、ここは大悲有縁の霊場なので
急いで寺院を創草すべしと
数々の珍菓を於いて立ち去り、その後空には光が放たれた。
行基は自ら大悲の像を彫り、これを安置し
放光山味舌寺と号した。」
とあるそうです。
本堂。本尊の薬師如来は秘仏だそうです。
護摩堂の大聖不動明王立像は弘法大師の作と伝えられ、府指定文化財。
蜂塚。立て札には
平安末期第75崇徳天皇(1119~1164)の御代に
賊徒蜂起し官軍はこの討伐に向かったが逆に押され
これまでという時当山に駆け込み、蜘蛛の巣にかかった蜂を見て
「もはや命運つきたり,この上はせめて蜂の命を助け善根を施さん
薬師如来よご照覧あれ」と蜂を助け
「ご本尊様、この度の討伐勝利を得ば更に堂宇を林営し、
永く鎮守国家の道場と為さん」と誓い祈念したところ、
それに呼応するが如く山内鳴動し数万の群峰出現して
彼の賊徒を刺し、あるいは眼に入り、無牙にして追い払えりと
然れども歓喜のあまりこの由を速やかに奉上すべく去り、
誓った堂舎の造営可ならず、供田若干を寄付せられたのみとある
その後も蜂の大群が盗賊から村人を救い、二度までも
不思議な蜂の出現に本尊の霊験あらたかなるを知り、
永くお加護を戴くため、放光山味古寺は霊蜂山(現蜂熊山)
蜂前寺金剛院と改称した.
とあります。
ご朱印は缶のなかに。
住職さんが戻ってこられて日付をかいていただきました。
留守でご朱印もらえないとなると困りますから助かりました。
88カ所のお寺って有名なお寺と違って札所が
ないようなお寺が多いみたいです。
奧さんの友人の話。
ダンナさんが奧さんに言うそうです。
オマエ、夜道は気をつけなアカンでぇ!
それだけ聞くと奧さんのことを心配しているように
聞こえますが、襲われることを心配してるのは
間違いないのですが、理由が
オマエみたいに好き勝手、思ったことを
ズバズバ言うてたらいつか誰かに
刺されるんちゃうか って心配なんだとか。
で、その話を聞いて、私は
君がチカンに襲われることはないから安心やわ
って皮肉をこめて言うと
奧さんは
アンタ、知らんのかいな~
私、マニア受けするんやから
ですって。
そんなヤツがいるなら顔見てみたいわ
って言うと
目の前に立ってますけど~
って言われちゃいました。
あ~人生やり直せるならね~。
大阪府茨木市にある高野山真言宗の寺院,、総持寺へ。
お参りしたのは26年11月のことですが..
山号は補陀洛山 (ふだらくさん)。西国三十三所第22番札所。
本尊は千手観音。住所は大阪府茨木市総持寺1丁目6番1号
住宅地の中にあります。駐車場もあるので
車でお参りにいくこと可能です。
寺所蔵の縁起絵巻のほか、『今昔物語集』などによると、
開基藤原山蔭の父・藤原高房は、漁師たちが大亀を捕らえているのを見、
「今日18日は観音様の縁日だから」と言って、
亀を買い取って逃がしてやった。その日の夜、
高房の子・山蔭は、継母の計略で船から川に落とされてしまった。
父の高房はこれを悲しみ、観音に祈ったところ、高房が助けた亀が
山蔭を甲羅に乗せて現れたという。
高房の没後、山蔭が報恩のため観音像を
造立し祀ったのが当寺の起源だという。
山門の仁王像「阿形(あぎょう)像」と「吽形(うんぎょう)像」。
本堂は、1571年に織田信長の軍勢の兵火に合ってしまった後、
1603年に再建されたんだとか。
当時、このあたりは戦火でほとんど焼け野原って
かんじだったのかな。
西国三十三所22番 摂津国八十八箇所47番
摂津国三十三箇所27番 ぼけ封じ・近畿十楽観音6番
神仏霊場巡拝の道 第63番 とまあたくさんやってます。
開山堂。
外国人観光客の皆さんがやってきてました。中国からかな。
ぼけ封じ近畿十楽観音霊場の第六番札所になっており
本堂裏手に「普悲観音堂」が建てられます。
中央に、ぼけ封じ観音の「普悲観音像」が安置されてました。
包丁塚、鎮守社、荒神社と
いろいろ建物があります。
総持寺を創建したとされる藤原山蔭は包丁道の祖なんだとか。
山門からみた景色。
御朱印。
西国三十三所22番と摂津国八十八箇所47番。
何番っていう朱の判が違うだけ。
総持寺に北摂地域に住んでるのに
行ったことなかったので、こんなお寺だったんだっていう
新鮮なかんじがここちよかったです。
たぶんもうお参りすることないだろうけど。
去年の夏にゆのくにの森に行ってきた話は
書いたのですが、そこで売っていたお土産です。
何回かにわけて書いてます。
http://www.yunokuni.jp/mori/ ゆのくにの森のページ。
日本海子持ちほたるいか。
新茶みずまんじゅう。
蒸しきんつば。
二色羽二重餅。
加賀育ち。
煎餅生地で餅と粒あんをはさんでます。
加賀紫雲石。
ふっくら炊き上げた大粒の大納言小豆を
しっとりやわらかな寒天で包んだ和菓子。
金沢の月。
ふんわりと焼き上げた生地でカスタードクリームを
包んだシフォンケーキです。
こんなの売ってましたってことで。