晴れときどき風

ノンキな主婦が時に風に吹かれながら送る平凡な毎日。

中途半端に混んだ電車の中で思った事

2006年10月04日 16時38分55秒 | 日記
ラッシュアワーより少し早めの電車に乗りました。
隣には私立に通う小学校一年くらいの男の子。何度も家に電話しては通過駅を伝え「ママ、大丈夫だから。心配しないでね。」
その子が隣に置いていたカバンをどけろと言うでもなく上に座りそうな勢いのおじさん。
男の子、慌ててカバンを膝にかき抱き「ごめんなさい。」
向かい側には姉○設計士に良く似たサラリーマン。大枚払って買っただろうカブリモノも手入れをしなくてはかえって貧相に見える。
その人の隣の狭い空間に「失礼。失礼。」とお尻をねじ込んだ若い女性。座るや否やカバンをゴソゴソゴソゴソ。両隣の人をひじでつついています。
黒のノースリーブのワンピースに紫のストール、ダンサーのような派手なピアスのおばさん、朝から大口あけて寝ているおじさん、なんかの資格の本を熱心に読んでいるお兄さん・・・・。

この人たちみんなに育ってきた家庭や育てている家庭があるんだ。
家庭はなくとも守っている生活があるんだ。
みっちりと立ち並んだ住宅を見たときも感じる不思議感。
私と同じように、この一人ひとりに泣いたり怒ったり笑ったりする生活があるという事。
なんか不思議で。妙に皆を応援したくなったりならなかったり。

なんてへんてこな事を考えながら今日私は免許の更新に行ってきたのでした。