晴れときどき風

ノンキな主婦が時に風に吹かれながら送る平凡な毎日。

ニャンコ、我が家の一員になる。の巻

2006年10月11日 15時39分10秒 | Weblog
昨日は野良ニャンコが我が家の一員になった日でした。

三年前の昨日、公園でギターの練習をしていた長男の足にじゃれついて離れなかった可愛い野良の子ニャンコ。
「お腹空いてるみたいだから連れて帰っていい?とても人なつっこいし。」
電話をうけ、いいよ。と答えたものの家にはワンコがいます。
どうなるだろう・・・と不安ながら、毛布やミルクを用意して待っていました。

思ったほど生まれ立てではなく可愛い顔をした痩せっぽちニャンコがやってきたのは夜中の2時過ぎ。
ワンコは興奮して舐めたがり、ニャンコは犬に怯えて「ふー!」と背中の毛を逆立てる。
なんとかワンコから隔離してミルクを与えると落ち着いたよう。
そのままワンコの手の届かない場所で寝かせます。

翌日は朝からワンコがニャンコを舐めっぱなし。舐め殺してしまうのではないかと思うほど。でもこの行動は母性(ワンコは雄なんだけどね。)から出るものみたい
決して威嚇したりいじめたりではない。ニャンコももう怖れずに舐められまくっています。

驚いたのは夫と次男でしょう。朝起きてきたらニャンコが家にいる
可愛い顔をしていたのが幸いしました。「猫は嫌い!」と公言していた夫がいの一番に「飼おう!」
私が「こんなに人馴れしてるってことは迷い猫かもしれないから、とりあえず飼い主を探そう。」と言っても「そんな夜中に外に出すのが悪い。もう家の子にしよう!」と拾って来たのが自分の手柄のよう。

とりあえずネットの掲示板で猫を探していないか調べ、拾った公園の近くに迷い猫の貼紙がないか見に行きました。

そうしている間にもペットクリニックに連れて行って健康状態をチェックしてもらったり、生後どのくらいか診て貰ったり。着々と我が家の一員となりつつありました。
そしてついに名前が付いたとき、(10月10日に拾ったからトトにしよう!と言ったのに、みんなが便器みたいだの、サッカークジじゃないんだから!だの文句をつけて・・・。私はニューシネマパラダイスの男の子のイメージだったのに!) 私はニャンコの飼い主探しをやめ、うちの子にすることに決めました。
どうやらワンコとも共存できそうだし。

飼ってみて分かりました。人なつっこいのはお腹が空いた時だけ
抱っこ大嫌い!撫でられるの大嫌い!綺麗好きで気の強い雄ニャンコでした。
好きなだけ特等席で眠って、飽きたらビュービュー走り回ってワンコにちょっかいだして、時々母親みたいにワンコを舐めてあげてる。

もう三年もたったんだねえ。月日のたつのは早いもんだ。
ニャンコはその三年をたっぷりの脂肪として蓄えたようです。