あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

ギャラリー藤河内へ

2014年05月03日 | 日記

展示会の案内を頂いたので、娘と市内にある「ギャラリー藤河内」に行ってみた。

ここは昨年4月末オープンし1周年記念の催しを開催中。

今日は昨年のこの時期ここで購入した型絵染のベストを着て行った。

書や型絵染、陶器、竹製品などいろいろ展示されていて興味津々。どれも芸術作品。

丁度、先日おじゃました大分市の「風の棲み家」の型絵染作家の先生がご夫妻でお見えになっていた。

「ツタンカーメンの豆って知ってますか」とその先生が私と娘に尋ねた。

「知りません」と答えると「ツタンカーメンのお墓を発掘したときに副葬品と一緒に出てきた豆を研究者が持ち帰って植えたら発芽して、それが世界各地に広がったといういわれのある豆」とのこと。

「ロマンがありますね」というと「その豆で作ったおむすびを持っているのであげます」と言って、車から持って来て下さった。

緑色した豆だが炊くと赤飯のように赤い色に変わるとのこと。

家に帰ってそれを食べた。塩加減がちょうどよくておいしいおむすびだった。

青い豆を炊いたら赤くなった経験がたしか私にもあったような気がすると思っていたら

奇しくも昨年このギャラリーに行った日の日記にこの豆ごはんが記載されていた。

いったいどこでこの豆を手に入れたのかさっぱり覚えていない。

さかのぼって調べてみたら「散歩の途中でもらった」と書かれていた。

その相手が誰だったのか全く思い出せない。

名前も知らず炊いて食べたがあれは「ツタンカーメンのえんどう豆」だったのだ。


今日はこのギャラリーで型絵染のクッションを買った。

「カヤツリグサ」の絵柄が気に入った。

野原の目立たない雑草に気を留めてそれを型絵染の作品に・・・感性が素晴らしいと思う。

池辺さんという方が作った作品とのこと。こういうの大好きだ。

娘が「お母さんは服とかあまり買わないけど、こういうのはポンと買うね」と笑う。

手作りの作品は作者の苦労や喜びなど思いがこもっている気がして大切にしたいと思う。