夫が珍しく「映画を観に行かないか」と誘う。
「何が観たいの?」と訊ねると「北の桜守」と言う。
夫、洋画好きかと思っていたので意外。
吉永小百合さんの120本目の映画として
話題になっている映画なので、
私も観てみたいと思っていた。
一緒にパークプレイスのTジョイへ。
ストーリーは・・・(昔から私は筋道立てて話したり書いたりするのが苦手)
感想は・・・(これも苦手。子どもの頃、感想文が書けなくて
宿題の感想文はいつも母親に書いてもらっていた)
(※余談だが絵も苦手で絵日記は父親が描いてくれていた)
なのでそれらはカット。
でも映画を観ながら気になる事があった。
私が泣けないという事。
映画にどっぷり入り込めないという事。
どこかさめている自分がいるという事。
どうしてなのかと気になった。
家に帰って友達から着信があることに気が付き電話。
その友達はもうすでに「北の桜守」を観たという。
涙が出て困ったという。
「歳の所為で涙もろくなったのかしら」と言う。
感動し素直に泣けるこの友達がうらやましい。
私もこうありたいのに・・・と思った。
私が「涙が出なかった。年の所為で感動する気持ちが
無くなったのかと思った」というと
「意外やなあ。〇ちゃんは泣きそうな感じなのに」とその友人。
夕飯の時、夫に「あの映画を観て涙が出た?」と訊ねたら
「うん」という。
「あれを観て泣かないのはおかしい。」と言う。
映画に素直に入り込めなかった自分、なんかおかしい。
もっと何事にも感動しながら生きていきたいのに・・・。
心が固くなってきているのか?