私は自分は絵が描けないが、絵画など観ることは好きだ。
毎年、この時期、「ぎゃらりい藤かわち」の渕野さんから
催しの案内状を頂く。
今回は、工藤昭吉・工藤豊美 日本画二人展とのこと。
初日の今日、早速、お邪魔した。
工藤昭吉さんと豊美さん(ふたりはご夫婦との事)と
オーナーの渕野さんが出迎えて下さった。
古民家をギャラリーにした落ち着ける空間。
そして工藤さんご夫妻、渕野さんの放つ素敵なオーラ。
ああ来て良かったと思った。
工藤さんご夫妻の日本画は私好みでとても素晴らしかった。
特に私は奥さんの葉鶏頭を描いた「夏華」や「八つ手の華」
「憩う」など50号の作品に目を奪われた。
一つの作品を作り上げるのに大体半年くらいかけると言う。
どの作品も幾重にも色を重ね、それを剥いだりしながら
制作していくとの事。
気持ちがのった時に描くと捗るし、うまくいくらしい。
愛情を持って丁寧に描いていくと思ったように描けるという。
時間をかけてコツコツ丁寧に仕上げることの大切さを
教わったような気がした。
私のように何事も一気、一気ではたいしたことはできないと
反省した・・・が・・・
根気強く頑張ることが私には・・・(/_;)
ご主人の昭吉さんの「山国谷の初秋」や「共生の樹」なども
味わい深い素晴らしい作品だなと思った。
「ぎゃらりい藤かわち」に行って気持ちの持ち方まで
教わったような気がしながら帰った。
こういう機会を下さった渕野さん、そして工藤さんご夫妻に感謝。