鈴木の「窓に西陽が激しく当たる部屋」melow

メジャーとマイナーの漂流者・鈴木。
常に両極を嗜好するわたくしの徒然ブロ&グー。

師走ディープ・#2

2007年12月24日 | 【アート・アート・アート】
【22日14:00】

ロリータ男爵/「犬ストーン」
於・麻布die pratze
※写真はdie pratzeと東京タワー
麻布die pratzeは月末で劇場の営業を終了するのです。


ロリータ男爵さんの本公演を見るのはかろうじて二回目。

去年、大阪の演劇フェスに出演したのをきっかけに、公演の案内を頂くなどプチ交流させてもらっている。

はっきり言って万人受けする劇団ではない。が、そもそも万人受けすることを目指してないからそれでいいのだ。
しかも「コアなファン」が確実にいらっしゃったりするし、おのおのの方の活躍もめざましく、なんていうか…いい感じですよね。

やっぱり作品の完成度がいいし、役者さんやスタッフの方のモチベーションの高さが所以なんだろな。
おおっと月並みなコメント失礼しますね。

今回はロリータ男爵さんの初演演目「犬ストーン」の再々演。
演出に他劇団の方を迎えておりまして、はげしく破天荒な演出が繰り広げられ、私の年末は一気に炎上しました。

「激しい何かが必ずおこる」

とは分かっていたものの、予想を大いに上回るサプライズの数々に脳内もいろんな意味で炎上。

このアウトサイドぶりと、奇抜さにうけた衝撃記憶をさかのぼってみると…

映画「魔界転生」で、お城が真っ二つに割れるシーン以来かもしれない(推定)


とにかく、考えられる全ての「うわぁ~」対象を随所に配置した舞台でありました。

え~
まだ公演中だから詳しくは書きましぇんが、鈴木は寒くて着てたコートの随所に水分のシミができました。
寒いからって脱がなかった私の事故責任です。

上から降りかかってくるそういった水分などに、これから見に行かれる方は万全の体制で望むようにしましょうね。

個人的には前回の「放免エスケープ」の方が好みでしたが、今回グッときたのは大佐藤崇さん。
いっちゃってるオンステージがいまだに頭から離れません。

さて、昼まっからそんなディープ観劇しちゃった鈴木が向かうのは九段下の九段会館…

濃い1日の後半へ続く!