【AFP=時事】進行性の乳がんを患い、化学療法が効かずにがん細胞が他の臓器に広がっていた女性患者に対し、免疫系に働きかける実験的治療を施したところ、がんが完治したとの研究結果を、米国の研究チームが4日発表した。
女性は2年間にわたりがんのない状態を維持しており、研究チームはこの結果を末期乳がんに苦しむ患者の治療における「新たな免疫療法アプローチ」と説明。研究に関わっていない専門家からは、「胸躍る」結果だとの声も上がっている。
免疫療法はこれまで、肺がんや子宮頸がん、白血病、メラノーマ(悪性黒色腫)、膀胱がん患者の一部で効果があることが示されていたが、腸がんや乳がん、卵巣がんでは突破口を開けていなかった。
医学誌ネイチャー・メディシン(Nature Medicine)に掲載された論文によると、当時49歳だった患者の女性は、従来型の治療が何度も失敗したことを受け、臨床試験に参加。研究チームは、女性から免疫細胞の一種であるリンパ球を取り出し、調整を施した上で体内に戻す治療を施した。
研究チームは、女性の腫瘍から取り出したリンパ球を調べ、がん細胞に反応するリンパ球の種類を特定。特定されたリンパ球は研究室で再活性化され、別の種類のがんに対する治療で効果が示されている免疫治療薬「免疫チェックポイント阻害剤」と共に体内に戻された。
この方法により、「個人に合わせた」抗がん治療を実現し、「完全な腫瘍の退縮」につながったと、研究チームは述べている。カナダ・オンタリオがん研究所(Ontario Institute for Cancer Research)の専門家、ラースロー・ラドバーニ(Laszlo Radvanyi)氏は、同じくネイチャー・メディシン誌が掲載した解説記事で、女性が治療に対し示した反応は、ここまで進行した乳がんとしては「前代未聞」だと指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00000002-jij_afp-int
免疫療法 まず、知っておきたいこと
●効果が明らかな免疫療法は限られています
これまでの研究では、残念ながらほとんどの免疫療法では有効性(治療効果)が認められていません。現在、臨床での研究で効果が明らかにされている免疫療法は、「がん細胞が免疫にブレーキをかける」仕組みに働きかける免疫チェックポイント阻害剤などの一部の薬に限られ、治療効果が認められるがんの種類も今はまだ限られています。
※「免疫療法(広義)」と「免疫療法(効果あり)」の違いについて
現状では「免疫療法」はさまざまな治療法を含んだ言葉であり、有効性が認められているかいないかに関わらず広く「免疫療法」と呼ばれています。そこで、この情報ページでは一般的な意味での免疫療法を「免疫療法(広義)」とし、科学的に有効性(治療効果)が証明されている治療については「免疫療法(効果あり)」として、分けて説明していきます。
●自由診療で行われる免疫療法(広義)では慎重な確認が必要です
「免疫療法(広義)」は発展途上の治療法で、有効性(治療効果)が科学的に証明されていない免疫療法も多数あります。効果が明らかになっていない治療法は、保険診療として認められていないことから、患者が全額治療費を支払う自由診療として行っている医療施設もあります。一口に「免疫療法(広義)」と言っても、効果が証明され保険診療になっているものと、効果が確認されていないものがありますので慎重な確認が必要です。
患者さんやご家族が、標準治療が使えなくなるなど治療の選択に困り、自由診療でのがん免疫療法(広義)を選択肢として考えるときには、その選択をする前に公的制度に基づく臨床試験、治験などの研究段階の医療を熟知した医師にセカンドオピニオンを求めることをお勧めします。
セカンドオピニオンを求める医師がわからない場合には、ご自分の担当医やがん診療連携拠点病院などに設置されているがん相談支援センターにご相談ください。
お近くのがん相談支援センターは「がん相談支援センターを探す」から検索することができます。
●免疫療法(効果あり)にもリスクがあります
免疫療法(効果あり)は、従来の化学療法に比べて副作用が少ないと報告されています。しかし、これまでの薬とは異なる作用をすることから、免疫療法(効果あり)では副作用がいつ生じるか予測がつかないため注意が必要です。また、思わぬ部位に副作用が出ることがありますので、免疫療法(効果あり)を受ける前に、治療を提供する医師によく確認しておく必要があります。
このように免疫療法(効果あり)には、期待と共にリスクもあります。このあと、少し専門的な話もありますが、免疫療法(効果あり)を受ける前に、立ち止まって学んでみましょう。
【国立がん研究センターより抜粋】
免疫療法はこれまで、肺がんや子宮頸がん、白血病、メラノーマ(悪性黒色腫)、膀胱がん患者の一部で効果があることが示されていたが、腸がんや乳がん、卵巣がんでは突破口を開けていなかった。
凄い進んでるね。化学療法もリスクが多く。その内、何でもかんでも完治しそうな勢い。
IPS細胞で「膵臓再生」は、まだかな(´・ω・`) 糖尿病に苦しむ36歳バツイチ独身が申しております。
(´・ω・`)はよー
今朝の血糖値です。85(mg/dl)です。問題ないかと。
毎日毎日、血糖測定で指が・・・。毎日毎日、インスリン注射で腹が・・・。痛いのよ(´;ω;`)ウッ…
パッチンパッチン!ブスッブスッ!
痛いのよ(´;ω;`)ウッ…インスリン注射打たないと死んじゃうし・・・。
また更新します。皆様もご自愛ください。
(´・ω・`) 暑いから冷たいもの欲しくなる今日この頃。36歳、夏???