今朝の血糖値です。296(mg/dl)です。食後3時間です。(´・ω・`)
病院に行く前(月1回の定期検診・血液検査・尿検査等)にブログを・・・。あっ、忘れた、血糖測定。
案の定、高血糖で!※健常者なら即入院レベル
糖尿病プロの見解:さして問題なし。いつものこと。平常運転。天気良好。
血糖値スパイクは「隠れ糖尿病」
食後の短時間に血糖値が急上昇する「血糖値スパイク」。放置しておくと動脈硬化が進みやすくなり、心筋梗塞、脳梗塞、がん、認知症などのリスクが上昇する。簡単な方法で「血糖値スパイク」を改善できることが分かってきた。
食後にぐったりするのは「血糖値スパイク」が原因かもしれない
食後の短時間に血糖値が急上昇する「血糖値スパイク」。放置しておくと動脈硬化が進み、血管がいたみやすくなり、炎症や酸化ストレスを起こりやすくなる。最近の研究では認知症の進展にも関連があることが分かってきた。
糖尿病は慢性的に血液中のブドウ糖が増え過ぎて、血糖値が高い状態が続くことで、体に不調をもたらす病気だ。さまざまな要因により影響を受ける「血糖」に日頃から関心をもち、自分の「血糖値」の変動を知ることが重要となる。
血糖値は常に変動していて、糖尿病と診断されていない人でも食後の血糖値が140mg/dL以上になることは珍しくない。こうした食後1~2時間程度の血糖値の上昇は「血糖値スパイク」と呼ばれる。食後にぐったりして椅子で座ったままになったり、眠気を感じるほど疲労感があることはないだろうか。全体的に元気を感じられなければ、「血糖値スパイク」を疑った方がいいかもしれない。
食後2時間血糖値が140mg/dLを超えると要注意
空腹時血糖値と食後血糖値の差が大きかったり、食後に血糖値が大きく上昇すると、血管がダメージを受け、動脈硬化や糖尿病の合併症が進みやすくなる。放っておくと心筋梗塞や狭心症、脳卒中などの合併症が進展しやすくなると考えられている。
国際糖尿病連合(IDF)がまとめた「食後高血糖の管理に関するガイドライン」では、食後2時間血糖値が140mg/dLを超える場合は対処が必要だとされている。
欧州での13件の前向きコホート試験から得たデータをもとに検討した「DECODE Study」では、食後高血糖が死亡リスクを高めることが示された。糖尿病患者の空腹時血糖値と死亡リスクの相関をみたとき、糖負荷後2時間血糖値が高いと、心血管病、虚血性心疾患、脳卒中、全死亡のリスクがそれぞれ上昇することが明らかになっている。
「血糖値スパイク」は、一般的な健康診断では見逃されやすいため、「隠れ糖尿病」とも呼ばれる。医療機関で検査を受けることが大切だ。
糖尿病の検査や健診などで多く行われているのはHbA1c検査だ。HbA1cは過去1~2ヵ月間の平均血糖値をあらわす指標で、測定時点から過去にさかのぼって一定期間の平均的な血糖レベルをひとつの数値であらわすものだ。一般的にはHbA1c 6.5%未満を基準としている。
しかし、HbA1cだけでは、血糖の日内変動や日差変動は把握できないので、「血糖値スパイク」や低血糖を見逃すことになる。
食後高血糖を知るための方法として、糖負荷試験(OGTT)がある。OGTTは、水に溶かした75gのブドウ糖を飲んで、血糖値を2時間後まで時間を追って測る検査。食後の血糖値の変動を正確に知ることができる。
もっと手軽な方法としては、血糖自己測定(SMBG)がある。食後1〜2時間後に血糖値をはかり、得られた測定値をノートに記録しておくと役に立つ。