今朝の血糖値です。115(mg/dl)です。良いですね(´・ω・`)インスリン製剤パワー!炸裂!です。
Q:血糖測定時間は、いつ? 寝起き? 朝食前?
A:主治医と相談してください
入院してたときは「朝6時」「昼食前」「夕食前」だった。けど、今は朝食前の「朝6時~朝食直前」に測定をしてます。まぁ朝食前のどこかで!要するに適当!兎に角、空腹時に!みなさんはいつ測定してます?寝起き?朝食前?
肥満の人ほど「感染症悪化しやすい」科学的根拠
BMI35〜40の人は死亡リスク40%増加の危険も
ご存じの通り、肥満は糖尿病を引き起こす大きな要因であり、肥満の人は糖尿病予備群ともいえます。今回の新型コロナの出現によって、糖尿病患者やその予備群に新たな健康リスクが加わったのです。
もともと糖尿病患者さんにとって、今回の新型コロナに限らず、感染症は大敵でした。高血糖が持続すると、細菌やウイルス、真菌(カビ)などに対する抵抗力が弱くなり、風邪や肺炎など感染症全般にかかりやすくなるからです。昔から糖尿病患者は結核にかかりやすい、といわれてきましたが、それも同じ理由です。
1型糖尿病患者の死亡率は約4倍
近年、オーストラリアで糖尿病患者110万人を対象に行われた大規模な疫学調査(*Excess Risk of Dying From Infectious Causes in Those With Type 1 and Type 2 Diabetes.Diabetes Care. 2015 Jun 12)では、1型糖尿病患者(自己免疫の異常などで起こる糖尿病)の感染症による死亡率は通常の約4倍、2型糖尿病(体質や生活習慣などが原因で起こる糖尿病。糖尿病患者の95%以上を占める)でも約1.5倍と、健常者に比べ、かなり高い致死率が示されました。
糖尿病患者はインフルエンザやそれに続く肺炎での死亡リスクが高く、重症急性呼吸器症候群(SARS)なども糖尿病を有している場合は重くなりやすい上、死亡率も高いことが認められています。
その理由は免疫力の低下が関係しています。人間の体は体内に侵入しようとするウイルスや細菌と常に戦っています(抵抗力・免疫力)。これを感染防御機構といいますが、糖尿病になると、この機構が突破されやすくなってしまうのです。
より具体的にいえば、好中球の貪食機能が低下するためです。好中球は白血球成分の一つで、体内にウイルスや細菌が侵入すると、それを取り囲んで食い殺します(貪食)。血糖値が高くなると、この機能が低下するわけです。
糖尿病の患者さんで、歯周病菌による歯周病や真菌による爪白癬(爪の水虫)のリスクが高くなるのはそのためです。
さらに感染症にかかると、すい臓から分泌される血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンの効きを悪くする物質が多く出されるため、血糖値が普段以上に上昇して血糖コントロールが悪化し、糖尿病そのものにも影響が出てしまうのです。
このように、糖尿病と感染症は密接な関係にあります。そのため、近年では感染症が改善されると血糖コントロールも良好になるというデータも出てきています。
とくに歯周病の治療で歯肉の炎症が引くと、インスリン抵抗性が改善された、という臨床研究が数多く報告されています。つまり、“外堀”からも糖尿病対策は可能なのです。
重症リスクを引き下げる方法とは?
同じ糖尿病患者でも、ある条件によって、感染症の重症化リスクは大きく変わってきます。それは血糖コントロールができているかどうか、の違いです。
血糖コントロールとは、血液中のブドウ糖=血糖の値をある一定の範囲内に保つようにすることです。血糖コントロールができていれば、たとえ食後に一時的に血糖値が高くなっても、やがて適切な状態に戻ります。
これは新型コロナ感染症が蔓延した初期段階から指摘されていました。武漢大学人民病院の調査では、中国河北省の7337人の新型コロナ患者のうち、952人が2型糖尿病患者でした。そのうち、人工呼吸器の装着が必要となったり、多臓器障害の発生や死亡リスクが高かったのは、血糖コントロールがうまくいっていなかった人たちでした(528人)。逆に良好な人たち(282人)は比較的軽症で済み、合併症や重症化リスクは軽減されたといいます。
この調査では血糖コントロールをどの程度改善すればよいかも示され、70〜180mg/dlの範囲で良好にコントロールされている患者は、180mg/dlを超えている血糖コントロール不良の患者に比べ、死亡リスクが抑えられていることも明らかになりました。
また、過去1〜2カ月の平均血糖値の指標であるヘモグロビンA1c(6.5%以上で糖尿病が強く疑われる)の平均値は、コントロール良好のグループで7.3%、コントロールできていないグループでは8.1%でした。
現段階では、なぜ血糖コントロールができていないと重症化するか、明確な要因は不明ですが、データからは差異があることは明らかです。
もちろん、合併症を引き起こすリスクに血糖コントロールが大きく関わっていることはいうまでもないでしょう。たとえインスリン注射を使っていても、しっかりコントロールできていれば、重症化リスクは低減されます。
逆に空腹時血糖値などの数値がそれほど極端に高くなくても、一日中、常に高めの数値で推移したり、食後血糖値が著しく高かったりするなど、血糖コントロールができていないと、重症化リスクは高まってしまうのです。
また更新します。皆様もご自愛ください。
かわえええのーーーーー (´,,・ω・,,`) 3日後は僕の誕生日!9歳に!