無価値性

「無価値性」という言葉

その言葉は、こういう意味だったんだ。


自我から、その言葉を聞いたり解釈すると

世界の無価値性

肉体の無価値性

人生の無価値性

という言葉のニュアンスは

まるで世捨て人。のような

虚無感に落ち入りそうな

そんな感じだったんだと思う。

これ以上ないほどの大嘘だ。


全部、実在しない妄想で、夢なのだから

そこには、夢という価値、妄想という価値があるだけ。


昨日眠って見た夢の中の何かに、真に価値を見出せるだろうか？

本当にそう思っているだろうか？

だとしたら、それはどんなに儚い希望だろうか？


まるで、世界は稀薄な半透明な水蒸気のホログラムなんです。

半透明の世界の少し奥には、実在の神の王国が臨在している。

それを一時(いっとき)手放して、半透明の儚い希望に自分を託そうとしている。


なんて、狂気だったのだろう。

すべての夢が平坦で、何の意味もなく無だから

その奥の、その真の価値を見出すことが

可能となるようです。


けどまだまだ、それを真から受け取ろうとしていないようです。

幸せすぎることが、まるであまりよろしくないことのように認識されている。

「ああ幸せすぎる。」

というため息。。。

この、転倒した心の状態を正してゆく、一歩一歩なんですね。




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