訪問日:平成28年8月12日(金)
夏休みで4連休。「山の日」である昨日は、墓参りのため帰省したので、今日「妙見山」への2回目。「天台山コース」で頂上を目指す。このコースは、「妙見山」の東側に並ぶ2つの尾根のうち外側の尾根伝いに「青貝山」「天台山」「光明山」が並ぶ、ほぼ全コース上りの本格的な登山コースであり、最終の「妙見山」と合わせ「4座」を征服する。内側の尾根が前回歩いた「上杉尾根」だ。途中、特に名所や展望ポイントもなく、ひたすら山の中を歩く。また、このコースは、長い上りが続き、途中、シカやイノシシ、スズメバチ、ヘビ(もしかすればクマ)との「遭遇」も予想されるので、しっかりとした装備と心構えで山に入ろう。
その分「復路」は、「足湯」に浸かった後、リフトとケーブルを利用し、一気に下る。
午前10時、のせ電「妙見口駅」を出発。右に進む。駅を出発すると山頂までトイレはない。「長尾街道」と「花折街道」が合流した「西方寺」前を進み「国道477号線」を渡る。ここまでは「そうだ妙見山に登ろう1~のせ電『妙見口駅』周辺~」参照。
保育所の前を過ぎれば、町営プール跡の隣に「灯籠」と「地蔵尊」が並ぶ。
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灯籠は「東の石灯籠」と呼ばれ、以前、妙見口駅前を歩いたときに紹介した「西の石灯籠」と対を成すものだ。かつて大火に見舞われた「吉川」の住民が山中に勧請した「火伏せの神様」である「秋葉社・愛宕社」への参詣路の名残である。
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すぐ横に自販機がある。最後の給水ポイントだ。
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「初谷渓谷コース」との分岐を過ぎ、真っ直ぐ進む。
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小さな集落を過ぎれば、左に崩れた「炭窯跡」。
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「栗林」を抜ける。
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「栗林」を抜ければ「林間道」に入る。
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その前に、ちょっと振り返って見よう。棚田越しに「高代寺山」をバックにした素晴らしい「里山風景」が広がる。
「林間道」を歩く。
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右にも「炭窯跡」。この炭窯は立派だな。
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この道は、おそらく「妙見(長尾)街道」だろう。
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「林間道」を抜けると、わが町「東ときわ台」住宅地。そう、私はわざわざ遠回りをして「妙見口駅」まで歩いたのだ。わが町の裏をハイキングコースが通る。
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ハイキングコースの標識に従って左へ。
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住宅地と杉林の間の「尾根道」を進む。
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「東ときわ台・ときわ台・光風台・新光風台」の眺め。
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前方に携帯電話基地局が見えれば「吉川峠」。
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「水道タンク」の下に複雑な四つ辻。
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「天台山コース」は、左端の「水道タンク」前を入るのだが、今日は「青貝山」に立ち寄るので、携帯電話基地局左の坂道を下って行く。
坂を下り切る前に「青貝山・とんぼ池」の分岐点が現れるので左へ。
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「林道」を進む。
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5分ほど歩くと更に「天台山」と「青貝山」への分岐点が現れるので「青貝山」の表示に従って右の細い道へ。
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小さな「鉄の橋」を渡る。
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小さな分岐。左右どちらでも「青貝山」へ行けるようだ。本道と思われる左へ進む。
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急な坂を上る。
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高圧鉄塔の下に出れば「青貝山」への分岐だ。右の上り道に入る。
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倒木が多いな。とにかく上へ上へ。
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坂を登り切ると小さな広場に出る。ここが「青貝山」の山頂だ。標高391.4m。午前11時10分着。
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「三等三角点」がある。眺めは効かない。
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下調べでは、おそらく山頂の標識に向かって右へ進めば「天台山」方向へ通り抜けることができるのだが、案内板が破損し、標識の下に放置されている。元の道に戻ることにする。
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坂を下る。
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しかし、道を間違い、結局、高圧鉄塔の下には出られず、先ほど「青貝山」への左右への分岐点に戻ってしまう。さらに道を間違い、何と「鉄の橋」まで戻ってしまった。仕方ない、振り出しに戻り「天台山」へのハイキングコースに戻る。案内標識は、あまり整備されていないな。
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ハイキングコースを進む。
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この辺りはクマの生息地ではないのだが、これまで何回かこの山系でクマの目撃例が報告されている。
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随分と前になるが、クマがイノシシの罠に掛かり、逃走した後、京都の山中でハンターに射殺されたことがあった。
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道の中央が雨でえぐられ歩きにくい。
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最近では、平成26年6月、同じくイノシシの仕掛けに掛かり、今は「とよ」と名付けられ「高代寺」の境内で飼育されている雄のツキノワグマ(「熊と会いに『高代寺』へ」参照)。
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「林間道」を歩く。道は、しっかりとしている。
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今月(8月)に入っても既に3件の目撃例が。
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前回の「上杉尾根コース」でも見られた尾根の中央が深くえぐられ「Vの字」になった道。足ひとつ分の幅しかないので、非常に歩き難い。
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数日前の8月7日、9日、10日と3回にわたって、隣接する高槻市、茨木市、箕面市でクマが目撃されている。ウロウロしていることには間違いないのだろう。この辺りは、迷いクマの通り道なのかもしれない。
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「青貝山」からの分岐点に出る。標識が整備されていれば、ここへ出られたのだろう。「青貝山」から35分で来るのか。だいぶロスしたな。
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尾根道を進む。「ブヨ」だろうか顔にまとわりついてくる。手で払う度に「腕の振り」と「呼吸」が乱れてしまう。うっとうしいなぁ。
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去年の今頃は「巡礼街道」を歩き、熱中症で死にそうになった。登山は、高度差があるため体力を消耗し汗もかくが、木陰と爽やかな風があり、何よりもアスファルトの照り返しがないので随分と楽だ。ただ、かなり水分補給をする。私は山頂までスポーツドリンク2リットル、ミネラルウォーター1リットルを準備したが、あと500mlプラスした方が良いと感じた。
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豊能町消防署の「緊急通報ポイント」。現代風「町石」だ。ただ、段々と数字が大きくなるので先が読めないな。
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「林間道」を進む。
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「緊急通報ポイント16」。ここは、ヘリが迎えに来てくれるようだ。
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そして、その前は大きな「林道」が横切り「広場」のようになっている。
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その「林道」には進まず、真っ直ぐ上る。
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すぐに大きな施設が現れる。大阪府の「行政防災無線」のアンテナのようだ。
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特に案内板はないが「アンテナ」に向かって右側に山へ入る道があるので、そちらに進むと「天台山」の山頂。午後0時25分着。標高640m。「建設省」という表示に違和感を感じないのは、昭和生まれだからかな。
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「三等三角点」があるが、眺めは効かない。「天台山」の山頂は、豊能町消防署の「緊急通報ポイント16」のすぐ上にあるので、道中、「緊急通報ポイント」の「16」を目指して歩けば「町石」として活用できるかもしれない。
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「行政防災無線」の前を進む。標識がないので分かり難いが、木に巻かれたテープを頼りに山道へ入る。もう少し案内表示が欲しいなぁ。
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すぐ先で先ほどの「林道」と合流するので、道が分からなければ「林道」に戻り、「林道」を歩けばよい。
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一応、クマ除けの鈴を携行している。
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「林道」を進む。
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草が生い茂っているので「道を間違ったかな?」と思ったが、消防署の「緊急通報ポイント」の標識があったのでそのまま進む。
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すぐにハイキングコースに出る。
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やがてハイキングコースは、「林道」と合流し、そこで更に「府道」と合流するので、道が分からなければ「林道」を歩けば良い。
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「府道」を歩く。
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カーブの手前で、右の細い山道へ。標識は見難い。
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熊笹が茂っている。こういう道は「ヘビ」が出そうで嫌だな。
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左に「府道」を見ながら進む。
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「林間道」を進む。似たような風景が続くなぁ。
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途中、「妙見山」との分岐点に出るので右へ。「光明山」への標識もある。
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急な坂が続く。
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ハイカーが付けた標識やテープを頼りに進む。
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一番高い所に着けば右に「光明山」の山頂が現れる。午後0時40分着。
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「三角点」はないようだが、標識には標高639mとある。展望は効かない。
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さらに「林間道」を進んでいく。
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「妙見山」への標識に従い左へ。
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さらに分岐を右へ。このあたりは案内表示がしっかりとしている。
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左下には「府道」が。
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いくつかの倒木を越える。
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右に高圧鉄塔が見えれば案内板に従い左へ。「府道」と合流する。幸い「クマ」にも「ヘビ」にも遭遇しなかった。そして「ハイカー」ともすれ違わなかった。「山、独り占め」だ。
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しばし「府道」を歩く。
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「凍結注意」の標識が見えれば、左の山道へ。
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右に「府道」を見下ろしながら、いくつかの倒木を越える。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/2f/e9dc069a9328aaeb90dc7d326fe8689d.jpg)
5~6分ほどで、再度「府道」と合流する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/6d/249c35a04b94f87e47fed03dd8a24786.jpg)
再度「府道」を歩く。豊能町観光案内所のパンフでは「県道」となっているが、ここは「大阪府」。「府道4号茨木能勢線」を歩く。
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しばらく歩けば道路標識が。「妙見山」方向に左折しよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/cc/4c795ebd51f797d6e9548c789b0f8a1a.jpg)
標識の下辺りで、左から登山道と交わる。「初谷出合」。次回歩く「初谷渓谷コース」とここで交わるのだ。
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突き当たりを左に折れ、さらに「府道」を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/83/6cf2ca53def13b32e5d3f59f28a45975.jpg)
途中で左斜めに山道が現れるので山に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/23/ba3a90bffd0dcb4b3475721ead2d93ad.jpg)
この道は「妙見山」への参道。ちょっと分かり難いが、左に「法界石塔」が立つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ee/067a0a92e12b4374077c902cd53c376b.jpg)
坂を上れば「府道」と合流する。ショートカットしたのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/28/4257acff45f62a5e105d133556ceeca3.jpg)
「府道」を横断すれば、正面に階段があるが、今日は「府道」を左折する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/92/e5e9b3f33deb2e4f5309bc7051d498d3.jpg)
「府道」を進む。
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山頂の「大駐車場」との分岐点に出るので右へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e8/dc985e6da678a9fd633d2b7e65a80c69.jpg)
すぐに阪急バスの「妙見山上バス停」。向こうに「大鳥居」が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/5d/f8406520f430e1c73495d59533978e4b.jpg)
「大鳥居」をくぐり午後1時40分、標高660.1mの「妙見山頂」へ到着。「妙見4座」を制覇した。この後は、「そうだ妙見山に登ろう2~『妙見山頂』周辺~」参照。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/53/0d7d231e017cb267f01b54e9a8e78be2.jpg)
正面の「大鳥居」から「新滝道コース」との分岐を過ぎ、「妙見の森ケーブル」方向へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/da/8b027d4174533d90bfd9af4ecb34cde0.jpg)
ここは観光地、案内表示は整備されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b4/49fa72f474ef1c55d52a1c642fc7aa71.jpg)
戦前、妙見詣りのためのケーブルが開通し、メインルートとして木製の鳥居が建てられたそうだが、昭和19年、ケーブルが撤去されたことから鳥居も撤去され、今は礎石が残るだけだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f7/b2b6b0ffe0cc35e4ada39ab0465322c0.jpg)
その向かいには「ブナ林」への入口。約100本のブナが群生し、大阪府の天然記念物に指定されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/eb/96860dc9f46e07abaeeda43ba801e426.jpg)
真っ直ぐ進めば突き当たりに「大黒堂」。
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すぐ右側には、妙見の森リフト「妙見山駅」。リフトに乗ろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/34/a79f7231a911d84f36ef65eeff751cd2.jpg)
片道280円。季節によって頭上には「サクラ」や「紅葉」。足下には「菜の花」や「紫陽花(アジサイ)」が広がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f3/226881196e17a7887ed07b2ed3a02a25.jpg)
「紫陽花」の見頃は終わったようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/7e/829db738133e53a1eb89645508da5986.jpg)
木陰に入れば涼しい。今までずっと歩いてきただけに、足の裏が地面と接していないことが快感だ。
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約12分で「ふれあい広場駅」に到着。ここは「妙見の森」と呼ばれる「のせ電」最大の観光地である。「のせ電」頑張ってるな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b8/4b3f75886db5a838ba2ca4d35da7ab66.jpg)
「ふれあい広場」の片隅には「妙見の水」。
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地下171mから汲み上げられる天然ミネラルウォーターだ。
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広場には「森のカフェあじさい」。時間は、午後2時25分。今日は「ここで昼食にしよう」と思ったが閉まっている。土・日・祝日の午前11時から午後3時までの営業ということは知っていたが、夏休み中は開店しているかなと思っていた。「甘かった」な。
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仕方がない。非常食として持ってきた「カロリーメイト」で昼食。山に入るので、この程度の準備はしている。けど、これなら「天台山」か「光明山」の山頂で、休憩がてら「昼食」にすれば良かったな。
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「シグナス森林鉄道」。これは、能勢電鉄職員の手作りミニ鉄道。大人200円。「ベガ駅」「アルタイル駅」間を約10分かけて周回するが、今日は運休。
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「手作り」と言っても本職(プロ)だからね。
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続いて「エドヒガンの小径」へ。一周約25分の遊歩道だ。
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「桜谷」。春は桜が美しい。また「もみじ谷」とも呼ばれ、秋は紅葉がきれいだ。
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「エドヒガン」という野生種の桜が群生する。
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階段を下って行く。ひときわ大きな「出会いの妙桜」。高さ約21m。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/f9/2022a128abf1ddba06c3dc564f4e9b44.jpg)
山桜の群生を見ながら進んでいく。結構、起伏がある。
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途中、右に「バーベキュー場」が現れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2f/5dd1f188f5aee99e0cc8cca996f4775a.jpg)
「炭窯跡」も残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a0/0be5fc2eea4a02e28cdd467c7f9242dd.jpg)
「炭窯跡」を過ぎれば左へ。「台場クヌギの小径」に入る。
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「台場クヌギ」とは、炭を焼くためクヌギの根から数m上の枝を伐採し、クヌギの再生力を利用して再利用するという先人の知恵。
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この地方には「台場クヌギ」が多く残る。
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さらに進めば「北極星入口駅」。線路の上を仲の良い「姉妹」が歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/40/140275f11e701ecc416ca6eba2853b72.jpg)
妙見信仰とは「北極星(北辰)」に対する仏教上の信仰。
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「北極星」に向かって線路が伸びるアート作品だ。「銀河鉄道999…」みたいだな。
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「小径」の出口には「リフトの見える丘」。ここからは、「ふれあい広場」「妙見の森リフト」そして、妙見山頂の「星嶺」が一望できる。
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階段を下りれば、先ほどの「エドヒガンの小径」入口に戻るので右へ。少し歩けば左に「山上のブランコ」。
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これもアート作品なので実際には乗れない。
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その奥には、先ほど通り過ぎた「妙見の森バーベキューテラス」。入場料500円だが、「食材・食器・炭」がセットになったメニューを頼めば入場料込みで「手ぶらバーベキュー」が楽しめる。予約制で営業日も季節によって異なるので要確認。
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これで「妙見の森」を一巡した。「妙見の水」の後ろから「いろは坂」という緩やかな坂を下っていく。かつて、幼かった娘の手を引いて、まだ元気だった亡父と老母とともに歩いた道だ。
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突き当たりに、妙見の森ケーブル「山上駅」。
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駅待合室の奥には「山上の足湯」。待ち時間の間、足湯に浸かろう(1回100円)。「オリジナルタオル(100円)」は別売。
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「湯船」が二つ。
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目の前には「高代寺山」。背後に続く「丹波」への山々を眺めながら、足を癒やす。
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さあ、ケーブルに乗るぞ。「妙見の森ケーブル」。上りでは車内放送でケーブルの概要が案内されるのだが、下りではしていないようだ。代わって案内しよう。
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このケーブルは、大正14年に開業した古いケーブルだが、途中、戦争をはさみ廃線。昭和35年に再開業した能勢電鉄直営のケーブルである。
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標高差223mを最大勾配23度、600mで結ぶ。約20分おきに運行するが、冬期は運休するので要確認。能勢の冬は寒いのだ。
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午後3時40分発のケーブルに乗り、約5分(片道280円)で「黒川駅」に到着。「黒川駅」を出たところが、以前歩いた「新滝道コース」の入口である。
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国道477号線に出て左へ。前回越えた「府県境」を反対側から越えて逆コースを歩き、午後4時10分、のせ電「妙見口駅」に到着。本日の歩紀・・・。実は「万歩計」が壊れてしまったので、今日は持ってきていない。「天台山コース」は、パンフレットでは「約8km、3時間10分」のコース。私は「青貝山」を経由したので、若干、プラスαだろう。「高代寺山」に登れば「妙見5座」というコースもある。
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夏休みで4連休。「山の日」である昨日は、墓参りのため帰省したので、今日「妙見山」への2回目。「天台山コース」で頂上を目指す。このコースは、「妙見山」の東側に並ぶ2つの尾根のうち外側の尾根伝いに「青貝山」「天台山」「光明山」が並ぶ、ほぼ全コース上りの本格的な登山コースであり、最終の「妙見山」と合わせ「4座」を征服する。内側の尾根が前回歩いた「上杉尾根」だ。途中、特に名所や展望ポイントもなく、ひたすら山の中を歩く。また、このコースは、長い上りが続き、途中、シカやイノシシ、スズメバチ、ヘビ(もしかすればクマ)との「遭遇」も予想されるので、しっかりとした装備と心構えで山に入ろう。
その分「復路」は、「足湯」に浸かった後、リフトとケーブルを利用し、一気に下る。
午前10時、のせ電「妙見口駅」を出発。右に進む。駅を出発すると山頂までトイレはない。「長尾街道」と「花折街道」が合流した「西方寺」前を進み「国道477号線」を渡る。ここまでは「そうだ妙見山に登ろう1~のせ電『妙見口駅』周辺~」参照。
保育所の前を過ぎれば、町営プール跡の隣に「灯籠」と「地蔵尊」が並ぶ。
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灯籠は「東の石灯籠」と呼ばれ、以前、妙見口駅前を歩いたときに紹介した「西の石灯籠」と対を成すものだ。かつて大火に見舞われた「吉川」の住民が山中に勧請した「火伏せの神様」である「秋葉社・愛宕社」への参詣路の名残である。
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すぐ横に自販機がある。最後の給水ポイントだ。
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「初谷渓谷コース」との分岐を過ぎ、真っ直ぐ進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/aa/db5ec8a38b3534da0afc9c4f72f44f3a.jpg)
小さな集落を過ぎれば、左に崩れた「炭窯跡」。
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「栗林」を抜ける。
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「栗林」を抜ければ「林間道」に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/e6/cda31f3e4120ddd31d0ad66eafd5a18e.jpg)
その前に、ちょっと振り返って見よう。棚田越しに「高代寺山」をバックにした素晴らしい「里山風景」が広がる。
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「林間道」を歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/09/b85def566bbbb3e1797996a1b43bc0b6.jpg)
右にも「炭窯跡」。この炭窯は立派だな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/a9/bd5bf120db25639d2814c4e83bbf471e.jpg)
この道は、おそらく「妙見(長尾)街道」だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/1a/0b6939bf95ddea01ad9f98deb94d798c.jpg)
「林間道」を抜けると、わが町「東ときわ台」住宅地。そう、私はわざわざ遠回りをして「妙見口駅」まで歩いたのだ。わが町の裏をハイキングコースが通る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/be/0eb876abc1750803d0d7a629cbd5b9ec.jpg)
ハイキングコースの標識に従って左へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/74/62346b7a41fcca959b6cda394239d24d.jpg)
住宅地と杉林の間の「尾根道」を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7f/81ad69279c793fcb1484669d6e8e80da.jpg)
「東ときわ台・ときわ台・光風台・新光風台」の眺め。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/77/0d3860365ff6c90bce55f527cbb42a86.jpg)
前方に携帯電話基地局が見えれば「吉川峠」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/1d/d7f3928465ad2785d8d8b7e03400993e.jpg)
「水道タンク」の下に複雑な四つ辻。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2d/44107703dac4c8c0cc081cb7834daa00.jpg)
「天台山コース」は、左端の「水道タンク」前を入るのだが、今日は「青貝山」に立ち寄るので、携帯電話基地局左の坂道を下って行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/7c/4554f2b405d3284135afabe149963fdb.jpg)
坂を下り切る前に「青貝山・とんぼ池」の分岐点が現れるので左へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/86/b13f1773537bd3321dc2daf1e888f43b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/e2/1111f638fe52bb22fda4d8012245f3f3.jpg)
「林道」を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d9/65427f7aa1dfa3bf49d83f2200be914f.jpg)
5分ほど歩くと更に「天台山」と「青貝山」への分岐点が現れるので「青貝山」の表示に従って右の細い道へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/c8/e738cfe4b3201d4d1dbddee677326c7b.jpg)
小さな「鉄の橋」を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/01/57470b14756b804d8de0cee20beb898e.jpg)
小さな分岐。左右どちらでも「青貝山」へ行けるようだ。本道と思われる左へ進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/4d/e01c348a1caf52589cb424bb0a2c3426.jpg)
急な坂を上る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ec/6efae6ba5379f5ddc9e21c64bd758381.jpg)
高圧鉄塔の下に出れば「青貝山」への分岐だ。右の上り道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2c/c3b7403a7690d9adde53a8866249e31f.jpg)
倒木が多いな。とにかく上へ上へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/98/85744424a7500e9d1175302e1742bd66.jpg)
坂を登り切ると小さな広場に出る。ここが「青貝山」の山頂だ。標高391.4m。午前11時10分着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/71/64a13d29dace9334b811b273da0be053.jpg)
「三等三角点」がある。眺めは効かない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/c5/1875812bd08edfa830ac5ee7884ab593.jpg)
下調べでは、おそらく山頂の標識に向かって右へ進めば「天台山」方向へ通り抜けることができるのだが、案内板が破損し、標識の下に放置されている。元の道に戻ることにする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/14/ae02cd4bee89499bc82727f3a07a40f6.jpg)
坂を下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/ca/df5521806d5b66bdc8544e4013af0ff1.jpg)
しかし、道を間違い、結局、高圧鉄塔の下には出られず、先ほど「青貝山」への左右への分岐点に戻ってしまう。さらに道を間違い、何と「鉄の橋」まで戻ってしまった。仕方ない、振り出しに戻り「天台山」へのハイキングコースに戻る。案内標識は、あまり整備されていないな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/47/5276c126aec5f7b86ab96a16c78f287e.jpg)
ハイキングコースを進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/06/eba9aaa80d9affca3d5206001510cf6f.jpg)
この辺りはクマの生息地ではないのだが、これまで何回かこの山系でクマの目撃例が報告されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/b1/9a4fd25ac57bb835f36015469098fb1b.jpg)
随分と前になるが、クマがイノシシの罠に掛かり、逃走した後、京都の山中でハンターに射殺されたことがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/3b/ce216a9f5219c27b79b5880bc35e4d5e.jpg)
道の中央が雨でえぐられ歩きにくい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/25/41c9be84c85d2a068fff1cdcfcb74fb6.jpg)
最近では、平成26年6月、同じくイノシシの仕掛けに掛かり、今は「とよ」と名付けられ「高代寺」の境内で飼育されている雄のツキノワグマ(「熊と会いに『高代寺』へ」参照)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/02/320fbc2e456c7d70f6e2202dada9b58c.jpg)
「林間道」を歩く。道は、しっかりとしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/bb/79ee0387e30ee637d54e18bc17bd2ecd.jpg)
今月(8月)に入っても既に3件の目撃例が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/c5/e7ce4e6b556adf23b5c9c773721fd340.jpg)
前回の「上杉尾根コース」でも見られた尾根の中央が深くえぐられ「Vの字」になった道。足ひとつ分の幅しかないので、非常に歩き難い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/0d/20a67b2f6ca7dc187f9728f4773f0c72.jpg)
数日前の8月7日、9日、10日と3回にわたって、隣接する高槻市、茨木市、箕面市でクマが目撃されている。ウロウロしていることには間違いないのだろう。この辺りは、迷いクマの通り道なのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/d8/123a95cc003fce402bf7fd653c749b78.jpg)
「青貝山」からの分岐点に出る。標識が整備されていれば、ここへ出られたのだろう。「青貝山」から35分で来るのか。だいぶロスしたな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ac/ce2fb8f6f366baae42f431bf8be50e17.jpg)
尾根道を進む。「ブヨ」だろうか顔にまとわりついてくる。手で払う度に「腕の振り」と「呼吸」が乱れてしまう。うっとうしいなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/52/f9a218dc5a5ae2f674be2a60430f7464.jpg)
去年の今頃は「巡礼街道」を歩き、熱中症で死にそうになった。登山は、高度差があるため体力を消耗し汗もかくが、木陰と爽やかな風があり、何よりもアスファルトの照り返しがないので随分と楽だ。ただ、かなり水分補給をする。私は山頂までスポーツドリンク2リットル、ミネラルウォーター1リットルを準備したが、あと500mlプラスした方が良いと感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/3e/8c33e0301bcee5f449c7d49fab1c3dcf.jpg)
豊能町消防署の「緊急通報ポイント」。現代風「町石」だ。ただ、段々と数字が大きくなるので先が読めないな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/5c/e481e5d3ded934905274b7cd1ac8e84f.jpg)
「林間道」を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/3e/bfc9864465e3aeeee0da6558ba8ad91f.jpg)
「緊急通報ポイント16」。ここは、ヘリが迎えに来てくれるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/f2/b05d5a9a671704a6093a9041ede7f78b.jpg)
そして、その前は大きな「林道」が横切り「広場」のようになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/af/38bfc58b8e985c2fa4e33e2433234af7.jpg)
その「林道」には進まず、真っ直ぐ上る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/cb/a24e5f292dc317fa94bb1eb00efa0d59.jpg)
すぐに大きな施設が現れる。大阪府の「行政防災無線」のアンテナのようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/0f/a7966fc9968843eebf28594cd4014afb.jpg)
特に案内板はないが「アンテナ」に向かって右側に山へ入る道があるので、そちらに進むと「天台山」の山頂。午後0時25分着。標高640m。「建設省」という表示に違和感を感じないのは、昭和生まれだからかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d1/076344bfa682878119cf9681d1d1420e.jpg)
「三等三角点」があるが、眺めは効かない。「天台山」の山頂は、豊能町消防署の「緊急通報ポイント16」のすぐ上にあるので、道中、「緊急通報ポイント」の「16」を目指して歩けば「町石」として活用できるかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/ba/490411ddf6742dbad063ef64de504b0b.jpg)
「行政防災無線」の前を進む。標識がないので分かり難いが、木に巻かれたテープを頼りに山道へ入る。もう少し案内表示が欲しいなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/82/dc51c524cde8f722e544fd6d0cbb04e8.jpg)
すぐ先で先ほどの「林道」と合流するので、道が分からなければ「林道」に戻り、「林道」を歩けばよい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/3c/d52085d3a68870440cadac118b77650e.jpg)
一応、クマ除けの鈴を携行している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/98/1ad41cb16cf282787d81789b5001d428.jpg)
「林道」を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/63/35817dd023689fcf0cb36b4265f53647.jpg)
草が生い茂っているので「道を間違ったかな?」と思ったが、消防署の「緊急通報ポイント」の標識があったのでそのまま進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/fd/9921834e395f8d8b19013b3612f1b75e.jpg)
すぐにハイキングコースに出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/38/e4d1ec1aee09215143913ec9479023ff.jpg)
やがてハイキングコースは、「林道」と合流し、そこで更に「府道」と合流するので、道が分からなければ「林道」を歩けば良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/ae/dc439290b6044b10d302033318eb6d9b.jpg)
「府道」を歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/97/dc7fba2784f8f97fef25da3919f164fd.jpg)
カーブの手前で、右の細い山道へ。標識は見難い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/14/c2258762ee73e448e0a6e26fed15c5f6.jpg)
熊笹が茂っている。こういう道は「ヘビ」が出そうで嫌だな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/6c/122b357455404c472ca185b4d8b2ca89.jpg)
左に「府道」を見ながら進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/66/a46a4f60aa526777fe788de38f40f721.jpg)
「林間道」を進む。似たような風景が続くなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/cc/a245aca19cd225a94e8cba7102293475.jpg)
途中、「妙見山」との分岐点に出るので右へ。「光明山」への標識もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b9/e7bc30cd42fa4bbc4e7ef75f81a79514.jpg)
急な坂が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/24/50e41eee8f584ece59e9cffe1c9b3fde.jpg)
ハイカーが付けた標識やテープを頼りに進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/07/600c1659a98f2791b18917897bd71e5c.jpg)
一番高い所に着けば右に「光明山」の山頂が現れる。午後0時40分着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/18/8a79dcb559cd5398320233a61ffbe896.jpg)
「三角点」はないようだが、標識には標高639mとある。展望は効かない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/52/91b51661fa64c9cf3e20e873abf215d7.jpg)
さらに「林間道」を進んでいく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/c4/57301b257d699422e02cb1ec65ad05d5.jpg)
「妙見山」への標識に従い左へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/9a/ba601afb1e02527f50a6e48a8ca0ff64.jpg)
さらに分岐を右へ。このあたりは案内表示がしっかりとしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/60/6c3d4c2156c01c275e080e5e2206d5d4.jpg)
左下には「府道」が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ab/b04826c634032e7b9c21e0f52114c580.jpg)
いくつかの倒木を越える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/96/8a438ec277ebc2f029af58d12c400334.jpg)
右に高圧鉄塔が見えれば案内板に従い左へ。「府道」と合流する。幸い「クマ」にも「ヘビ」にも遭遇しなかった。そして「ハイカー」ともすれ違わなかった。「山、独り占め」だ。
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しばし「府道」を歩く。
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「凍結注意」の標識が見えれば、左の山道へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/a4/d5fac5f7770e43b2959d18fe4a1fa87d.jpg)
右に「府道」を見下ろしながら、いくつかの倒木を越える。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/2f/e9dc069a9328aaeb90dc7d326fe8689d.jpg)
5~6分ほどで、再度「府道」と合流する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/6d/249c35a04b94f87e47fed03dd8a24786.jpg)
再度「府道」を歩く。豊能町観光案内所のパンフでは「県道」となっているが、ここは「大阪府」。「府道4号茨木能勢線」を歩く。
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しばらく歩けば道路標識が。「妙見山」方向に左折しよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/cc/4c795ebd51f797d6e9548c789b0f8a1a.jpg)
標識の下辺りで、左から登山道と交わる。「初谷出合」。次回歩く「初谷渓谷コース」とここで交わるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/78/ad3d4b5e68e270eacca5b700ff5db87d.jpg)
突き当たりを左に折れ、さらに「府道」を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/83/6cf2ca53def13b32e5d3f59f28a45975.jpg)
途中で左斜めに山道が現れるので山に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/23/ba3a90bffd0dcb4b3475721ead2d93ad.jpg)
この道は「妙見山」への参道。ちょっと分かり難いが、左に「法界石塔」が立つ。
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坂を上れば「府道」と合流する。ショートカットしたのだ。
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「府道」を横断すれば、正面に階段があるが、今日は「府道」を左折する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/92/e5e9b3f33deb2e4f5309bc7051d498d3.jpg)
「府道」を進む。
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山頂の「大駐車場」との分岐点に出るので右へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e8/dc985e6da678a9fd633d2b7e65a80c69.jpg)
すぐに阪急バスの「妙見山上バス停」。向こうに「大鳥居」が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/5d/f8406520f430e1c73495d59533978e4b.jpg)
「大鳥居」をくぐり午後1時40分、標高660.1mの「妙見山頂」へ到着。「妙見4座」を制覇した。この後は、「そうだ妙見山に登ろう2~『妙見山頂』周辺~」参照。
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正面の「大鳥居」から「新滝道コース」との分岐を過ぎ、「妙見の森ケーブル」方向へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/da/8b027d4174533d90bfd9af4ecb34cde0.jpg)
ここは観光地、案内表示は整備されている。
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戦前、妙見詣りのためのケーブルが開通し、メインルートとして木製の鳥居が建てられたそうだが、昭和19年、ケーブルが撤去されたことから鳥居も撤去され、今は礎石が残るだけだ。
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その向かいには「ブナ林」への入口。約100本のブナが群生し、大阪府の天然記念物に指定されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/eb/96860dc9f46e07abaeeda43ba801e426.jpg)
真っ直ぐ進めば突き当たりに「大黒堂」。
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すぐ右側には、妙見の森リフト「妙見山駅」。リフトに乗ろう。
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片道280円。季節によって頭上には「サクラ」や「紅葉」。足下には「菜の花」や「紫陽花(アジサイ)」が広がる。
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「紫陽花」の見頃は終わったようだ。
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木陰に入れば涼しい。今までずっと歩いてきただけに、足の裏が地面と接していないことが快感だ。
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約12分で「ふれあい広場駅」に到着。ここは「妙見の森」と呼ばれる「のせ電」最大の観光地である。「のせ電」頑張ってるな。
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「ふれあい広場」の片隅には「妙見の水」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/3e/39670fb01eea3ad4bd57be16f55e1ffe.jpg)
地下171mから汲み上げられる天然ミネラルウォーターだ。
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広場には「森のカフェあじさい」。時間は、午後2時25分。今日は「ここで昼食にしよう」と思ったが閉まっている。土・日・祝日の午前11時から午後3時までの営業ということは知っていたが、夏休み中は開店しているかなと思っていた。「甘かった」な。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/5e/703e1e1a60190d1e43106a00d8157b6c.jpg)
仕方がない。非常食として持ってきた「カロリーメイト」で昼食。山に入るので、この程度の準備はしている。けど、これなら「天台山」か「光明山」の山頂で、休憩がてら「昼食」にすれば良かったな。
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「シグナス森林鉄道」。これは、能勢電鉄職員の手作りミニ鉄道。大人200円。「ベガ駅」「アルタイル駅」間を約10分かけて周回するが、今日は運休。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/8a/f0a418d5550d5fa332d7e55c02be6b8b.jpg)
「手作り」と言っても本職(プロ)だからね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/cf/249e1279f375387a9ace2bf28bb74649.jpg)
続いて「エドヒガンの小径」へ。一周約25分の遊歩道だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/15/692027dda8fe504f905df7a16d6ef067.jpg)
「桜谷」。春は桜が美しい。また「もみじ谷」とも呼ばれ、秋は紅葉がきれいだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/45/fe5a5aeb8f748dc4eb1691b801ebcc5e.jpg)
「エドヒガン」という野生種の桜が群生する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/70/83d42232b9a76531f53e7ec9f29da722.jpg)
階段を下って行く。ひときわ大きな「出会いの妙桜」。高さ約21m。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/f9/2022a128abf1ddba06c3dc564f4e9b44.jpg)
山桜の群生を見ながら進んでいく。結構、起伏がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/fc/dc141524201613d9030b0fc918953c7e.jpg)
途中、右に「バーベキュー場」が現れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2f/5dd1f188f5aee99e0cc8cca996f4775a.jpg)
「炭窯跡」も残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a0/0be5fc2eea4a02e28cdd467c7f9242dd.jpg)
「炭窯跡」を過ぎれば左へ。「台場クヌギの小径」に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/fe/1fb9c87d730dd8d76374c4c1e429446d.jpg)
「台場クヌギ」とは、炭を焼くためクヌギの根から数m上の枝を伐採し、クヌギの再生力を利用して再利用するという先人の知恵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/c3/47bfc628ce6efe58ecb1f0fdcf5960fc.jpg)
この地方には「台場クヌギ」が多く残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/90/8a8207707d285157fd69878b0ead3d89.jpg)
さらに進めば「北極星入口駅」。線路の上を仲の良い「姉妹」が歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/40/140275f11e701ecc416ca6eba2853b72.jpg)
妙見信仰とは「北極星(北辰)」に対する仏教上の信仰。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/cf/0fb95e13a73f160317c7327b1c93ea38.jpg)
「北極星」に向かって線路が伸びるアート作品だ。「銀河鉄道999…」みたいだな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/2d/b6320ce48acfda8af65a85512892bdf4.jpg)
「小径」の出口には「リフトの見える丘」。ここからは、「ふれあい広場」「妙見の森リフト」そして、妙見山頂の「星嶺」が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/a0/9668eb6165ff2a6148d5830b53f5632d.jpg)
階段を下りれば、先ほどの「エドヒガンの小径」入口に戻るので右へ。少し歩けば左に「山上のブランコ」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/c8/8c0713770a045fc57ee6b057d49523df.jpg)
これもアート作品なので実際には乗れない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/53/1b29de0bd468f797b9616566b6c87494.jpg)
その奥には、先ほど通り過ぎた「妙見の森バーベキューテラス」。入場料500円だが、「食材・食器・炭」がセットになったメニューを頼めば入場料込みで「手ぶらバーベキュー」が楽しめる。予約制で営業日も季節によって異なるので要確認。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/97/4af8ea8c91d67c6a16c920d560ea8d7b.jpg)
これで「妙見の森」を一巡した。「妙見の水」の後ろから「いろは坂」という緩やかな坂を下っていく。かつて、幼かった娘の手を引いて、まだ元気だった亡父と老母とともに歩いた道だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/47/6aa496c4374023be55070e5647e4320d.jpg)
突き当たりに、妙見の森ケーブル「山上駅」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/21/994a39eba4f36b639dc7d61769ce12a5.jpg)
駅待合室の奥には「山上の足湯」。待ち時間の間、足湯に浸かろう(1回100円)。「オリジナルタオル(100円)」は別売。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/62/88f13b5d085061a249272c1a650e71d7.jpg)
「湯船」が二つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/06/e4927129bc1eb0ed1c70f4ee0acb9224.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/74/9b97e787d195100c46c54418fe2140c0.jpg)
目の前には「高代寺山」。背後に続く「丹波」への山々を眺めながら、足を癒やす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/39/163bda0c1b16698c3d1907d50dc00a9c.jpg)
さあ、ケーブルに乗るぞ。「妙見の森ケーブル」。上りでは車内放送でケーブルの概要が案内されるのだが、下りではしていないようだ。代わって案内しよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/d1/adde08b076efb69859f54ee58a0e9955.jpg)
このケーブルは、大正14年に開業した古いケーブルだが、途中、戦争をはさみ廃線。昭和35年に再開業した能勢電鉄直営のケーブルである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/1c/9f98d8e930ec4515a06e98bed41eb7a0.jpg)
標高差223mを最大勾配23度、600mで結ぶ。約20分おきに運行するが、冬期は運休するので要確認。能勢の冬は寒いのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/17/1bd5bf85e1d61b84c3b32d7e2042be7d.jpg)
午後3時40分発のケーブルに乗り、約5分(片道280円)で「黒川駅」に到着。「黒川駅」を出たところが、以前歩いた「新滝道コース」の入口である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/be/4f96cc34b9ee5ecbf4f784578acb31ad.jpg)
国道477号線に出て左へ。前回越えた「府県境」を反対側から越えて逆コースを歩き、午後4時10分、のせ電「妙見口駅」に到着。本日の歩紀・・・。実は「万歩計」が壊れてしまったので、今日は持ってきていない。「天台山コース」は、パンフレットでは「約8km、3時間10分」のコース。私は「青貝山」を経由したので、若干、プラスαだろう。「高代寺山」に登れば「妙見5座」というコースもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/69/9414f283eda8850682d4b2e9f9ed73e4.jpg)
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