★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

浮島前川で群れていた魚

2011-03-28 | 自然観察(魚)

浮島ヶ原自然公園の北側を流れる浮島前川。
川と言っても、幅の広い用水路です。

そこに群れて泳いでいる稚魚がいたのですくってみました。
あまり川の魚っぽくありません。



丸い頭につぶらな瞳。
調べてみたら、やっぱりボラの稚魚でした。
前川は、昭和放水路と繋がっています。
おそらく放水路か、さらにつながっている沼川を遡上してきたのでしょう。
こんな浅い用水路にボラが入ってきているんですね。



「何じろじろ見ているんだよ!」

…ハイ、すみません…

ゴア・ガジャの魚

2010-08-27 | 自然観察(魚)
石窟寺院のゴア・ガジャの湧水池にいた魚たち。
おなじみのコイもいましたが、目立ったのがこの白いティラピアです。



日本でいう錦鯉のような扱いですね。
他の池でも様々なティラピアを見かけました。

「ティラピア」は、主にスズキ目シクリッド科に属する魚の総称です。
東南アジアではタンパク源として利用されていて、タイには食料源として今上天皇が贈ったこともあります。(華僑は「仁魚」と呼ぶそうです)
本屋に行ったら、養殖に関する本がたくさんありました。

日本でも食材として導入が図られましたが、あまり定着しませんでした。
そして、逃げ出したものが増えてしまい外来種として問題になっていたりします。

ティエルタ・エンプルの魚

2010-08-19 | 自然観察(魚)
ティエルタ・エンプルの湧き水池。
中をのぞくと、魚が泳いでいます。



ちょっと細長いですが、日本でもおなじみのフナの仲間のようです。



それ以外にも小さい魚が泳いでいました。
どうもティラピアの仲間のようです。
他の所でも、日本なら錦鯉が泳いでいるようなところに、カラフルなティラピアが泳いでいました。
南国らしいですね。

浮島のメダカたち

2010-07-22 | 自然観察(魚)
用水路では、今年生まれのメダカたちが群れるようになりました。
網を入れると、まだ体の小さいメダカたちが入ります。
もう一人前の体つきになっています。

このメダカたちが1匹でも多く生き残って、さらに増えていくといいんですけどね。

用水路でビュンビュン泳いでいる魚

2010-07-18 | 自然観察(魚)
用水路でビュンビュン泳いでいる魚は、これでした。
上がモツゴで、下がアブラハヤ。
網を入れて追い込むと捕れます。



モツゴの別名はクチボソ。
この小さな口でエサを捕る名人です。
なので、ヘラブナ釣りなどでは嫌われてしまう存在です。
愛嬌があってかわいい顔をしていると思うんですけどね。



アブラハヤの幼魚はたくさんいます。
大きくなると数が減るんですけど、どこかへ移動していくんでしょうかね。
それとも淘汰されていくんでしょうか。
ともかく、今の時期は群れて泳いでいます。

用水路の最大勢力?

2010-07-17 | 自然観察(魚)
用水路の底をさらうと、どっさり捕れてしまうドジョウ。
かわいいサイズですが、かなりいます。

通りがかりのおじさんに「食べちゃえよ」と言われるんですが、柳川鍋にするには相当な量を捕らないといけないですね(笑)

こうして水槽に入れると、つぶらな瞳でなかなかかわいいやつです。

浮島の魚 メダカ

2010-07-16 | 自然観察(魚)
浮島には、まだニホンメダカがいます。
意外と知られていないので、公園の管理棟で展示をしています。



両方とも尻びれが平行四辺形のように大きいのでオスです。
また、この地域のメダカは、尾びれがオレンジに縁取られて黒色の斑点が出るのが婚姻色です。
これも地域によって違うんですよね。
昨年、鹿児島水族館で見たメダカは、腹びれが黒く変色するのが婚姻色でした。
よくよく見ると、メダカの地域差ってけっこうあります。
水系ごとに遺伝子レベルで違うということも、よくよく観察すると実感できますね。