浮島ヶ原自然公園では、アキノウナギツカミが満開でミゾソバの花も咲き始めています。
その中で、ちょっと雰囲気の違う花がありました。
つぼみのピンク色が濃い花です。
よく見ると、花の下に腺毛があります。
かといって、ナガバノウナギツカミほど濃くありません。
花は若干小さめです。
花の中は黄色でした。
タデの仲間は、葉の根元にある葉鞘も同定のポイントです。
切り口はななめにならず、少し毛がありました。
葉は長楕円形で、基部がちょっぴり心形っぽい切形です。
図鑑でもしっかり確認して、ヤノネグサであることが分かりました。
きちんと自分が確認したのは初めてです。公園管理棟で展示しなきゃ。
ここ数年、きちんと確認されていなかったので改めて調べてみたら、1994年の横浜国立大の調査で記録されていました。
整備を進めてきて、また復活してきたのかなと思います。
いろいろと多様な花が見られるようになるといいなと思います。