クズが赤紫色の花を咲かせています。
生け垣や堤防の法面などが、ちょっと鮮やかになっています。
アップにすると、花がたくさん集まって咲いていることがわかります。
マメ科の特徴である蝶形花を観察するのに適しています。
クズは秋の七草の1つです。
古くから親しまれてきた植物です。
根は乾燥させると「葛根湯」の材料となり漢方での風邪薬になります。デンプンを取り出せば、葛湯が作れます。
つるは、そのままロープのように使ったり、編んでかごを作ったり出来ます。繊維を取りだして布も作れます。
葉は、家畜の飼料としても使われました。
クズの葉をモチーフにした家紋もありますね。
反面、繁茂する力が強いので、アメリカでは強害草として問題になっています。
今、外来生物がよく話題になりますが、クズは日本発の侵略的外来種でもあります。
河原では、最近アレチウリの逆襲にあっていることもありますが。
ともかく、この花はけっこうきれいなので、花瓶に生けるとなかなかのものです。
いろいろな形で利用できるといいですね。
日本の種が,外国に広がる例もあるんだなと勉強になりました!(^o^)
私は福岡市植物園の植物観察会に行き秋の七草を見て来ましたましたよ。
山形新幹線の防雪林に先月まで花を咲かせていました
保安員の方が伐採していましたよ
今日は部活日ですよ
そうなんですよ。
日本発の外来種もあります。
有名なのは、イギリスのイタドリなどでしょうかね。
>福岡シトリンさん
浮島ヶ原自然公園でも、秋の七草を集めた場所を作ろうとしています。
オミナエシ・クズ・フジバカマ・カワラナデシコ・ススキ・ヤマハギはあるので、あとはキキョウをどうするかですね。
>喜サンタさん
一斉にこの赤紫の花が咲くと、きれいを通り越して不気味に感じられてしまう時もありますね。