釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

掃苔

2009年04月24日 19時29分18秒 | 掃苔録
掃苔という言葉をご存知でしょうか。

苔を掃除するということから、墓参りを意味する言葉だそうで、特に秋の彼岸の墓参を指すことから、俳句では秋の季語になっています。そこから転じて、墓を巡ることをいうようになっています。

墓を巡るといっても、無闇矢鱈と巡るのではなく、有名人の墓を探し当てて巡るということで、最近ではそんなことを趣味とする人も増えています。
まぁ、地味というか一風変わった趣味ですが・・・・。

その掃苔の記録が「掃苔録」といわれるもので、墓めぐりのブログとでもいいましょうか。

私は生まれ育ったのが青山墓地から数十メートルの場所だったので、墓地がいつも日常にありました。中学や高校に通うのも墓地の中を通って行きましたし、最近も図書館や駅までも多くは墓地の中を歩いていきます。

だからあまり墓地や墓に恐怖心や異空間だという気持ちはほかの人より少ないかもしれません。でも、特に好きな場所というわけでもなく、ほんとうに日常にそこにあるものとして付き合っています。

そんなことをいいながら、有名人の墓には昔から興味があります。
青山墓地には、教科書で習った有名な人の墓も多いからです。
桜も散り、このブログのネタも少なくなってきたので、「東京散歩の掃苔録」といきましょか。

青山墓地で一番好きな墓



忠犬ハチ公とご主人上野博士の墓

ご主人の墓石の前に小さな社型の祠があります。それがハチ公の墓。新でもご主人の足元に控えているんですね。ちょっとほほえましい墓です。



こちらはハチ公の剥製。上野の国立科学博物館に展示されています。
子供のころ、ハチ公の剥製が渋谷駅に飾られていたことがあって、非常に恐怖でした。墓よりもこっちのほうが恐ろしくないですか。

有名人の祖父さんも有名人



元総理大臣吉田茂の墓です。後ろの大きな墓は別の墓です。案外小さいです。

文化人の墓もあります。

青山墓地は、維新で活躍した政治家や軍人の墓が多いのですが、もちろん文化人もありますよ。



初代中村吉右衛門の墓です。現在の吉右衛門さんのおじいさん墓です。

これから「掃苔録」ブログもたまに書きます。

*TOP画像は青山墓地で日向ぼっこする兄弟の野良猫。
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1 コメント

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Unknown (しゃけ)
2011-03-09 18:14:16
はじめまして!私もお墓巡りを趣味として
いるものです。どうぞ宜しくお願いします!
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