とうとう、稲刈りが始まりました。
今年は雨ばかり続いて、日照不足で稲がいつもより長くなっていました。
それで、風が吹くとザザーっと揺れて、心配していた通り、かなりの稲が倒れてしまいました
直立している稲はどんどん黄金色になっていくのに、倒れた稲は青いままで根はどんどん腐ってきて、自分の田んぼではないけど、とっても悲しくなりました
倒伏した稲を見て、ことしのおコメも危ないかな~って本気で「米不足」を心配しましたが、ここ数日の好天気でしっかり実が入って、こうして稲刈りができてヨカッタです
でもね、倒伏している稲は機械では刈り取れず、手作業になるので、作業はいつもよりスムーズではありません。
こうして間近でお米作りを見ていると、「大変だナ~ 粗末にできないナ~」って、心から農家の方・そしてお米に感謝の気持ちが湧いてきます
倒伏した稲を弱い稲だとは思えないけど、こうして倒れずに実りの時を迎えた稲には、
「よくがんばったね。ありがとう。」
こう声を掛けずにはいられません。
大阪に移り住んだ時、「初物を食べた時は東を向いて笑え」と教えられました。
新米を炊いたら、「ありがとう」って声に出してから「いただきます」を言おうと思っています。
ところで一人暮らしをしている息子達よ
「いただきます」「ごちそうさま」は言ってるかい
一人で食べる侘しいご飯でも、ちゃんと言わなきゃダメだべさ