事件はそう、この日から始まった
←正月に長男・イチローが持参したワイン
我が家の唯一の呑み助・イチロー 彼は一人旅でビールの味を覚え、ずっとビール党だったのに、今はワイン党に鞍替えしたようだ。
とはいえ、まだまだワインを飲み始めたばかりのひよっこです おまけにお酒も弱い方です
元々sUnさんが、お酒を飲めない体質でお酒を飲むのを毛嫌いしているところがあって、二男・ジローもお酒が体質的に合わない様で。
私は飲める体質だとは思うのですが、sUnさんに合わせてお酒は飲めないってことに。
お酒とは無縁の家だったのに、イチローがビールを飲み始めてからチョットづつ化学変化が起き始めていたようです。
お酒を嗜むのはいいことだと思いますが、イチローには、ワイン好きとしては致命的な欠陥があります。
それは何かというと、ひっどい味オンチ
大好きな料理の時は、鼻歌を歌いながら食べます (←この癖、父親のsUnさんを筆頭に次男ジローもします)
ジローは、「この出汁はインスタントを使ったな」とか、「これは○○と**の出汁だな」とか言い当てたり、なんかこう味にはウルサイところがあるのですが(味にというか、手抜きをすぐ見破るの)、イチローは自分の好きなものか、嫌いなものかだけのオトコ
そんな味オンチのオトコにワインの味なんかわかるのかと思ったのですが、自分の好きな味かどうかで判断してるようです。
彼のいまのお気に入りは、北海道の地ワインで、それがなかなかイケテルのよ
いま思えば、家族揃っての食事と、ワインと料理の相性が良かったということだったと思うのですよ。
でも私とsUnさんは、単純だから「ワインいけるんじゃないの~」なんてね
そして、2月にイチローの誕生会を兼ねてカジュアルなイタリアンレストランで食事会をしたとき
乾杯の為にナント、シャンパンをたのんでしまったのらーーー
これは、我が家にとっては一大事だったのれすよ
そしてね、その時のシャンパンが超超超オイチーだったの。もうシ・ア・ワ・セってお味
sUnさんなんか、おかわりなんてシチャッテサ
sUnさんは、いまでこそ痩せたので普通体型になったけど、それでもLサイズのオトコです。酔っぱらったらどうやって連れて帰ろう??私がsUnさんをおんぶするなんてムリ~~~~~
sUnさんは、顔が真っ赤になるだけで歩けなくなることも寝込むこともなく難は逃れたんですけどネ
そこで味を占めたsUnさん。しっかりシャンパン好きになってしまいました。
私もあのシャンパンは、とってもオイチーでまた飲んでみたいなぁ~とは思いましたけどね。
sUnさん、家に帰ってからシャンパンの銘柄を探す、探す。
でもグラスで頼んだので、銘柄なんてわかりません
手がかりは、「イタリア・シャンパン・甘口」 この検索で引っかかったのがアスティ/スプマンテ という言葉でした。
それでね、アスティ・スプマンティ だけでも数種類あって、途方にくれ・・・・、いや途方にくれるかと思ったらくれなかったのら。
なんと、手当たり次第にアスティと名の付くシャンパン(スパークリングワイン/スプマンティ)を飲んでみることに。
そして、その結果が。。。これだ
これは6本明けたというのではなく、見つけたら買ってきて飲んだのが6種類。同じ銘柄を飲んだりしていたので、3月と4月だけで本数だけではこの倍は飲んでいます。
もう酒瓶がゴロゴロ転がって、どんだけ呑み助なんだよ~って感じ
二人で1本は空けてしまいそうなんですが、流石に1日1本づつではがパンクしてしまいます。
それでいまは、ワインを飲むようにしているんですが。
お正月に飲んだワインとシャンパンが超オイチーだったこと。そして2月の食事会のシャンパンが超超超オイチーだったこと。
KOKIAさんのブログに触発されて読んだ漫画「神の雫」がとっても面白くって影響を受けたこと。
そして、「飲まずにやってられるかー」というsUnさんの爆弾宣言が飛び出したこと
色々なことが重なり合って、今は毎晩二人でグラス1杯のワインを飲むようになりました(まだまだ甘口しか飲めませんが)
もう本当、これだけでもsUnさんのことを知っている人ならシンジラ~レナーイって大事件なのですが、
呑み助1年生の私たち、なんとイチローをお供に勝沼のワイナリー巡りになんか出かけてしまいました。
レストランでワインを傾けながらの食事は、私の20歳前の時の夢だったのですが、ナントナント50歳過ぎて実現しそうです。
いやぁ~たまげたわ
人生、何が待ってるかわかりませんね。
先日の満月の夜、メロンパンさんはベランダに出て旦那さんとお月様を見上げていたそうです。
その時、その手にグラスなんか持っていたら、そなまんまCMみたいじゃないかって羨ましく思ったのですが、来年の今頃、ひょっとしたら私とsUnさんはグラス片手にベランダから月を見たり星を見たりしてるかも・・・ナンチャッテ
まだまだアルコール度数の低い甘いお酒しか飲むことはできませんが、お酒を楽しみながらのコンサートとかにも参加できるねなんて、ちょっと浮かれています。
勝沼のお話もオイオイしますので、待っててね。