”スローライフ滋賀” 

「ウォーキング三昧」ブログの続編です。令和元年(2019年)5月1日に移行しています。

「観光パンフで近江鉄道たどる」名所案内、収集の資料出版

2021-10-14 10:00:00 | 滋賀TODAY
  明治から昭和にかけて発行された近江鉄道沿線の観光パンフレットを集めた本湖南鉄道から八日市鉄道 近江鉄道の名所案内」が完成した。
 郷土資料を収集する東近江市五個荘伊野部町の北川純一さんが約4年かけて執筆し、10月14日の「鉄道の日」に合わせて自費出版する。


↑写真:滋賀報知新聞より

 「秋の行楽は永源寺」とうたう二つ折りのパンフレット。表紙には、モミジの枝を担いで歩くおじさん二人が描かれている。背広を着て、帽子をかぶり、ほおを赤らめる2人。「きれいな絵だけど、どういうことやろう」。収集家仲間から見せられた1枚のパンフレットに興味をそそられ、自身も集めるようになった。

 著書では、古書店などで購入したり、仲間に提供してもらったりした資料150点を掲載。
現在の新八日市−近江八幡間で開業した湖南鉄道を皮切りに、旧陸軍八日市飛行場まで延伸した八日市鉄道を経て、現在の近江鉄道となるまでに鉄道会社などが発行した印刷物の歴史をたどっている。
 
 パンフレットは折りたためるポケットサイズが多い。表面には沿線を見下ろすように立体的に描いた「鳥瞰図(ちょうかんず)」、裏面は時刻表や名所の案内を載せるのが主流だ。日本各地の鳥瞰図を手掛けた商業画家吉田初三郎の絵もある。
 昭和前期の資料では旧陸軍八日市飛行場と、近くの飛行場駅からバスで出かける永源寺の紅葉狩り、太郎坊宮が三大名所としてPRされている。飛行場については「国民思想普及の目的によって(中略)係官の説明があり各見学者もその知識を了解し得て歓ばれて居ります」と案内。
北川さんは「観光客は楽しんで飛行機を見に行っていたようだ」とみる。
 
 他にも、旧八日市市の市史や近江鉄道の社史には掲載されていない開業を知らせるチラシや礼状、沿線の名所が描かれた絵はがきを紹介。名所やその周辺の風景の移ろいも読み取れる。

 北川さんは「どうやって広報し、集客を図ってきたかが分かる。当時の私鉄の情熱を感じてほしい」と話す。
1冊3500円。購入希望者は北川さん=0748(48)3365

<滋賀報知新聞より>
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11/6-7 「聖徳太子と語らう 自然に宿る聖徳太子の御利益頂戴」参加者募集

2021-10-14 09:00:00 | 滋賀TODAY
 東近江市観光協会は「聖徳太子と語らう 自然に宿る聖徳太子の御利益頂戴」と題した「聖徳太子歿1400年 近江の聖徳太子を旅する」の一環としてツアー参加者を募集している。

 2022年は聖徳太子が亡くなられて1400年の記念すべき年である。近江は、日本で一番多く、聖徳太子との関係を伝える国。
何故、近江に聖徳太子が?その理由は、旅行に参加する中で感じ取って欲しい。とても素敵な秘密が隠されている。



<開催>11月6日(土)~7日(日)
<募集人数> 20名 (最少催行人員10名)
<行程>
1日目
JR近江八幡駅南口(9:30集合) → 八幡山 → 昼食「近江八幡の玉手箱」 → 長命寺→ 西の湖散策 → 講座「近江の聖徳太子そのご利益」 → 宿泊懇談 宿舎「グリーンホテルYes近江八幡」
2日目
宿舎発 → 安楽寺 → 太郎坊宮 → 昼食「太子の里御膳」 → 龍神の柳 → 百済寺→ あいとうマーガレットステーション → JR能登川駅(16:00解散)
<旅行代金>
全行程 41,000円(シングルルームご希望の場合、2,000円追加)
6日のみ 22,000円
7日のみ 13,000円(集合:JR近江八幡駅北口)

<問合せ・申込み> 東近江市観光協会
TEL 0748-29-3920
FAX 0748-29-3922
https://www.higashiomi.net/media/recruit/a303
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ローゼル栽培、知名度アップへ 東近江・愛東の農家がジャムやがく販売(東近江市)

2021-10-14 08:00:00 | 東近江ライフ
 東近江市愛東地区のナシ農家が、ハーブの一種「ローゼル」の栽培にも力を入れている。鮮やかな深紅の色合いと、さわやかな酸味が特長。
今月にもローゼルの「がく」や、がくを加工したジャムを地元の直売館で販売し「あいとうローゼル」として知名度アップを目指す。


↑写真:中日新聞より

 ローゼルはアフリカ原産で温暖な気候を好む。オクラと同じアオイ科の多年草だが、日本では冬を越えられない。赤色はポリフェノールの一種アントシアニンに由来し、栄養の豊富さから美容や健康への効能も期待される。

 ナシ農家の中嶋祐子さんは4年前、知人の紹介でローゼルを知り「色と効能にひかれて」育て始めた。1、2年目は芽が出なかったが、3年目に種を水に浸してからまくと、みるみる発芽。今年は地元でジャムをつくる仲間3人にも協力してもらい、ナシ園の近くで計200株を世話している。

 6月に種をまき、支柱を立てて木が倒れないようにしたり、月に1度の追肥を行ったりした。今年は大きな台風も来ず、残暑も長引いたことで順調に生育。がく200kgの収穫を見込む。

 がくはお湯だしして飲んだり、ジャムにしてヨーグルトに混ぜたりすると彩りと酸味を楽しめる。塩漬けしておにぎりの具にすれば梅干しのような味わい、酢漬けはちらしずしに混ぜ込めば色鮮やかに仕上がる。
 用途は飲み物、総菜、菓子と幅広く
、中嶋さんは「まずはローゼルについて知ってもらい、いろんな食べ方を楽しんでもらえたらうれしい」と期待を込める。

 がくは10月15日以降、ジャムは今月末にも妹町の道の駅「あいとうマーガレットステーション」内の「あいとう直売館」で販売する。

問い合わせ: あいとう直売館(道の駅「あいとうマーガレットステーション」内)
東近江市妹町184-1
0749(46)0370
http://www.aito-ms.or.jp/facility2/index.html

<中日新聞より>
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2つの社歌への熱い思い入れ

2021-10-14 06:00:00 | わたしの仕事人生
 今ではOBだが私には2つの社歌がある。
理由は会社(公共企業体)が民営化され新しい会社となったからである。
 久しぶりにこの2つの社歌を聴いて、高度成長期時代を皮切りに懸命に、日々技術を高めるため真剣に、まじめに生きた時のことを思い出し胸が熱くなった。

 1つ目の社歌は戦後、新しい使命を持って発足した公共企業体の社歌である。さすが今では少々時代性を感じさせるが「TTS事業」の使命を体する朗々とした社歌だった。入社した時、この社歌を聴き、自分もよき技術者になり会社、社会に貢献したいと思ったものだ。正に今日のIT時代の先端先駆け会社であった。
 只、民営化前のサラリーは民間と比べて劣っていて、会社の事業と技術者の端くれとしてのやり甲斐・誇りがなければ転職していたかもしれない。現に結婚当時、商社勤務の妻のボーナスは桁違いに差がありショックだった。私が主夫になった方が良いのではないかくらいの惨めな有様だったのを覚えている。
しかし、仕事は楽しかった。また、努力すれば成長できる、社会に役立っているなどの実感も持てモチベーションは下がらなかった。

 もう1つの社歌は1985年に発足した新しい会社である。
この会社は何年間かの助走期間を経て民業化された。この時、私は既に30歳を越え中堅に差し掛かっていたが待ちに待った待望の新会社の発足だった。
 この社歌の歌詞は社員から募集されたもので、新しい会社の使命や未来への夢を感じさせ、民間企業として社会に漕ぎ出す社員の熱い心意気を体現するものだった。新しい社章を胸に、誇りを持って生きたことを昨日のように思い出す。

 民営化前は典型的なドメスティック企業であったが民営化後、社歌にもあるようなグローバルビジネスへの道が私自身にも開けて来たのである。結果、人生の半分くらい国際ビジネスに関与したことになる。
 民営化後、前述のサラリーの格差は解消し、民間並みになり励みの1つになったのは言うまでもない。希望を持ち努力すれば小さいながらも実現できる時代だった。

 ちょっと脱線するが、毎年秋、東京ドームでの都市対抗野球大会において応援団が総立ちして歌う社歌斉唱の様は昔の自分の姿と重なる。また、チアリーダーが歌う社歌がいささか音程が外れるが現役、OBなど関係なく全員起立で歌う光景は微笑ましい。
今年も古巣の会社の2チームが都市対抗野球大会に出場するのでその光景が見られるだろう。楽しみである。
 新しい社歌が出来て早や36年が経つが今なお新鮮さを失うことはない。
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