東近江市や彦根市を拠点に活動する中学生の硬式野球クラブ「東近江リトルシニア」が、5月に開かれた日本選手権関西大会で6位に入賞し、関西代表としてチーム初めての全国大会の出場を決めた。このほど小椋正清東近江市長に出場を報告し、大会に向け決意を新たにした。
↑写真:滋賀報知新聞より
東近江リトルシニアは、能登川総合スポーツクラブ内のシニア硬式野球教室として2007年に発足した。現在は東近江市や彦根市、近江八幡市出身の18人の選手が所属し、休日の練習に励んでいる。
チームは5月14日に開かれたミズノ杯・大阪広域生コン杯第51回日本選手権関西大会に出場。トーナメント制の大会に管内から132チームが参加した。同大会上位12チームに入れば、8月2日に東京で開幕する全国大会「第50回日本リトルシニア日本選手権大会」への出場資格が得られる中、東近江リトルシニアは自慢の打力で4勝と勝利を重ね6位入賞。チーム初となる全国への切符を手に入れた。
この日は、チームのゼネラルマネージャー熊倉広次さんとともに、東近江市出身の中学3年生、那須雄大さん(湖東中)と、中学1年生の足立航太朗さん(能登川中)、上林遥哉さん(能登川中)、井口颯大さん(能登川中)が市長室を訪問。小椋市長は「体調管理に気をつけ、平常心で臨んでベストを尽くしてほしい」とエールを送り、激励金を手渡した。
「東近江リトルシニア」は、8月2日の1回戦「秋田北」(秋田)と対戦する。もし、勝利すれば8月3日、「取手」(茨城)と「福井嶺北」(福井)の勝者と対戦することになる。
<滋賀報知新聞より>