いつ走行するかわからないため「見かけると幸せになれる」ともいわれている新幹線の点検専用車両、「ドクターイエロー」の「時刻表」を東近江市の男性が独自に発行し、話題となっている。
“幻の新幹線”がほぼ確実に見られるとあって、その時刻表もまた地域に幸せを届けている。
“幻の新幹線”がほぼ確実に見られるとあって、その時刻表もまた地域に幸せを届けている。
↑写真:NHK大津HPより
「ドクターイエロー」は、新幹線の線路などを走行しながら点検する専用の黄色い新幹線で、時刻表は非公開のため、鉄道ファンなどから「見かけると幸せになれる」ともいわれている。
東近江市の写真愛好家、西村勲さんは、ドクターイエローを撮影した際の日時やSNS上の目撃情報などから走行日時を予測し、独自に時刻表とカレンダーを発行している。
これを近所の幼稚園や地元の公民館など10か所以上に配布していて、5月18日は幼稚園から新幹線の線路が見えるこども園の園児がドクターイエローを見学した。
予測された13:48分ごろにドクターイエローが姿を現すと、園児たちは一斉に声を上げ喜んでいた。
東近江市五箇荘あさひ幼児園の笠川三由紀園長は「子どもたちも大喜びですが、私たちも気持ちが上がります。よい経験をさせてもらい感謝しています」と話していた。
西村さんは初めてドクターイエローを見たときの感動を共有したいと、6年前から時刻表の発行を始めたということで、当初は予測が外れることもありましたが、今ではほぼ確実に予測できているということです。
西村さんは「偶然見られるのもよいが、通り過ぎると事前に知って2、3秒まじまじと見ると本当に感動する。待っている人がいるので、これからもできる限り続けていきたい」と話している。
<NHK大津より>
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