”スローライフ滋賀” 

「ウォーキング三昧」ブログの続編です。令和元年(2019年)5月1日に移行しています。

元滋賀県愛知郡役所庁舎(滋賀県愛荘町)

2019-11-28 06:00:00 | 近江の歴史文化・探訪

 

11月6日(水)、初めて「旧愛知郡役所庁舎」を訪れた。旧愛知郡役所は滋賀県立愛知高校の隣である。

因みに、西武グループの創始者の堤康次郎も1907年(明治40年)に故郷の愛知郡役所で1年働いたことがあるという。

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旧愛知郡役所庁舎

所在地 愛荘町愛知川36-1
時期 大正11年(1922年)
愛荘町指定文化財指定年月日 平成28年4月14日

中山道を右に曲がり豊満神社へ向かう途中にある。近くには近江上布伝統産業会館、びんてまり館、愛荘町役場がある。
愛知川に残る旧郡役所の建物で、大正11年(1922年)に建築された。
ヨーロッパの流行のデザインを採り入れながら和風的要素を加味した、当地域における近代デザインの伝播過程を知る上でも貴重な建築とされる。
郡役所としては僅か4年ほどしか利用されず、戦後はJAの所有となり、現在は町が建物をJA(農協)から借受けている。
通常は非公開である。左右に長い下見板の建物で、現存する郡役所の建物と下は大型の部類に入る。
現状は有効な活用がされてなく、老朽化が進んでいる。希少性の少ないこの建物を残そうとする運動が展開されている。



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12/1 太郎坊宮お火焚大祭(東近江市)

2019-11-27 12:00:00 | 近江の歴史文化・探訪

無病息災・諸願成就の願いを神木の火に祈る「第62回お火焚大祭」が12月1日(日)10:00から、東近江市小脇町の「太郎坊宮山上広場」で営まれる。



 古式に則り、山伏問答などのあと、広場中央に設けられた護摩壇に忌火(いみび)が点火され、信者や氏子から寄せられたご神木が次々と投げ込まれる。お火焚神事の後は、忌火で起こした火の上を歩く「火渡り神事」で今年1年の汚れを焼き払い、新年の多幸を祈る。
甘酒の振る舞いや福引き大会も催される。

 2017年のお火焚大祭の模様は以下。

東近江市・太郎坊宮お火焚大祭(12/3)

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藤堂高虎出生地碑(滋賀県甲良町在士455)

2019-11-27 10:00:00 | 近江の歴史文化・探訪

11月6日(水)、滋賀県甲良町の藤堂高虎の生誕地を訪れた。八幡神社に近いところにある。

藤堂高虎の詳細は下記に紹介している。

【滋賀・近江の先人第41回】城造りの名人/一土豪から遂に大名に・藤堂高虎(滋賀県甲良町)

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築城の名人大名/高虎公園・高虎騎馬像(滋賀県甲良町)

2019-11-27 06:00:00 | 近江の歴史文化・探訪

11月6日(水)、初めて甲良町の藤堂高虎由来のところを訪ねた。

高虎公園/藤堂高虎騎馬像
所在地 滋賀県犬上郡甲良町在士294

藤堂高虎についてはこのブログで詳しく紹介している。

【滋賀・近江の先人第41回】城造りの名人/一土豪から遂に大名に・藤堂高虎(滋賀県甲良町)

 

 

 

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2019年近江の紅葉・湖南三山「善水寺」(滋賀県湖南市)

2019-11-26 06:00:00 | 近江の歴史文化・探訪

11月23日(土)午前、初めて滋賀県湖南市の「湖南三山」(常楽寺、長寿寺、善水寺)の紅葉を求めて訪ねた。この日は絶好の小春日和で3寺とも大勢の客が2019年の晩秋を楽しんでいた。3寺院とも本堂は国宝である。今が紅葉の見頃である。

因みに、滋賀県の湖東地域には「永源寺+湖東三山」(百済寺、金剛輪寺、西明寺)の紅葉の名所もある。

■過去に紹介した近江の紅葉名所

東近江の秋 名刹・紅葉の名所「永源寺」(11/21)

滋賀県・湖東三山・東近江市「百済寺」の落葉(12/7)

東近江探訪 紅葉の湖東三山・愛荘町「金剛輪寺」(11/17)

東近江探訪 紅葉の湖東三山・甲良町「西明寺」(11/20)

教林坊(滋賀県近江八幡市安土)の紅葉(12/4)

滋賀・湖北の鶏足寺の紅葉

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湖南三山の第3弾は「善水」を以下写真で紹介する。

善水寺
所在地 滋賀県湖南市岩根3518

■山号 岩根山 醫王院
■宗派 天台宗
■開基 和銅年中(710年頃) 元明天皇の勅願により
■和銅年間(708-715年)、元明天皇の勅願によって、草創、和銅寺と号した。延暦年間(782-806年)、伝教大師比叡山の堂宇建立のための用材をこの甲賀の地に求められた。山内「百伝池」より一寸八分閻浮檀金の薬師仏を勧請され、本尊として請雨の祈祷を修し、満願の日に大雨が降り材は琵琶湖を渡って比叡山の麓に着岸したという。
 後霊仏出現の百伝の池水を以て桓武天皇の御病気が平癒されたことにより『善水寺』の郷を賜わったという。
 元亀2年(1571年)、信長軍の当山焼打ちにも残った本堂は、貞治5年(1366)に再建され国宝に指定。入母屋造檜皮葺の優美な天台密教仏殿である。須弥檀厨子には秘仏本尊薬師如来(正暦4年、993年)がお祀りされ、周りを梵天、帝釈天、四天王が彙遶し、後堂には僧形文殊菩薩、不動明王、兜跋毘沙門天と。
 これら本尊と同時期の作とされる一具の像は、当時の比叡山根本中堂の様子を引き写した国内唯一の尊像といわれている。そらに堂内には、釈迦如来、聖観音、十二神将、金剛力士(旧二王門像)、持国天・増長天(旧二天門像)等が奉安されている。境内には、元三大師堂、観音堂(平安後期、丈六聖観音坐像奉安)、行者堂、六所権現社、鐘楼等がある。
■本尊      薬師如来座像 重文

 

 

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