阪神ＪＦの回顧(まとめ)

レッドリヴェールがハープスターの強襲を鼻差凌いで２歳女王となった。
タイムは外回り以降、阪神ＪＦとしては３番目のタイムで1.33.9。
特別に優秀というほどのタイムでもないが、一応のＧ１としての水準級のタイムの価値はあるだろう。

レッドリヴェールはハープスターと並ぶ２戦２勝の重賞ウィナーで休み明けの１戦。
ハープスターの新潟２歳Ｓがインパクトが強すぎること、またハープスターは仕上がりもそれなり出来ていた。
一報のレッドリヴェールは札幌２歳Ｓは超道悪で良馬場のレースに対しては参考外。
さらには仕上がりもやや順調でなかった印象もあり、特に調教後の馬体重もマイナス１０キロ。
同じかプラスが一般的なだけに細化の心配もあり、いろいろ半信半疑の要素が多かった。
そのための５番人気だったと思うが、その心配を払拭しての勝利。
実力は本物だった。

ハープスターは結果的に脚を余した形。
負けて強しの内容。
ただ、新潟２歳Ｓのレースぶりからは圧勝もあるくらいの印象もあったので、
それを考えると、接戦を演じたレッドリヴェール、フォーエバーモアとはそこまでの差はないのかもしれない。
特に新潟が平坦だったことを考えると、今回差し切れなかったあたりは、ベストは坂のない方が良いのかもしれない。
来年の話をすれば、距離適性の問題はあるが、桜花賞よりオークス向きか？
(もちろん桜花賞も有力)

３着フォーエバーモアは大善戦。
というのとどう考えても評価が低すぎで、このくらいやれる力は過去２戦の内容と相手関係を考えれば当然だろう。

４着以下は特に強調材料無し。
あえて言えばクリスマス。
今回は後方待機の直線勝負。
一応、ハープスターと同じ上がりの脚を使った。
距離も一応、こなせたことともいえるので、思った以上に強い可能性はある。
でも次走は人気にまたなるだろうから、信頼するのは微妙。

あとはホウライアキコは展望や見解で記述したとおり、Ｇ１での底力不足で当然の敗戦と思う。


まとめ
連対馬の傾向
１，２着ともさらに残った馬(実質６頭)の２頭だった。


３着馬の傾向
フォーエバーモアは残せなかった。

(4)前走、ファンタジーＳ以外で３番人気かつ２着以内でない。ただし、牡馬混合重賞４着以内は除く。

前走４番人気(１着)だったため。
→４番人気まで広げることにする。


トータル的に見て、連対馬、３着馬の”さらに残った馬”のイチオシがフォーエバーモアとハープスター。
フォーエバーモアとハープスターの着順(首差)だっただけにほぼ傾向どおりと見て良いだろう。


オッズバランス編
ホウライアキコは個人的には人気になりすぎだが、実績を考えれば致し方がないところか。

問題はレーヴデトワール。
これの３番人気は有り得ないくらい最悪のオッズバランス。
この馬の強調材料は前走の鮮やかな差し脚。
しかし、他の馬がまったく伸びなすぎで、力を出せていない部分も含めて相手が弱すぎ。
見た目のインパクトだけはあるがそんなに強いレースではない。
あと中１週というのも微妙で如何にも危ないパターン。(まず来ない)
11年のラシンティランテと強烈に被る印象。
ラシンティランテも同じ白菊賞を強烈なインパクトの差しで勝ち中1週で参戦。
しかし結果は大惨敗。
まさに二の舞の結果。
あとは、兄姉に活躍馬多数で姉に２歳女王のレーヴディソールがいるから、
それと印象を被せて期待度がの人気という面もあるだろう、
ただ、この血統、基本Ｇ２、Ｇ３止まりでＧ１ではパンチ不足である。
その面からも如何にも危険な人気馬で極めてオッズバランスが悪かった。

馬券は・・・
馬連と3連複が的中したものの、保険の押さえのところだったに収支はトントン。
微妙にマイナス。。。
レッドリヴェールは３着で良いのに。。。
というか金曜日くらいまでは有力候補だったけど、調教後の馬体重を見て、
評価を下げてしまった。。。
不完全燃焼。