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気まぐれ日記。

朝日杯FSの回顧(まとめ)

2013-12-16 18:11:34 | G1
アジアエクスプレスの完勝。
一人勝ちというレースだったと思う。
2着以下にはクラシック級の馬はいない。
(NHKマイルCは今後の成長次第)
そういう内容だろう。
戦前、言われていたように牡馬に重賞勝ち無しのメンバーで
例年以上に兵長なメンバーと予測されていたものがその通り結果に出た印象。
それがダート路線路線から参戦したアジアエクスプレスの勝利。
アジアエクスプレス自身は実は相当に強いと言う可能性は残したが、
それ以上に他の馬が弱すぎたと言うことが勝因だろう。

あとは馬場状態。
例年以上に馬場が重い今開催の中山。
良馬場で1.34.7はタイムとしては遅い。
タイム比較としては朝日杯後の準オープンが1.34.2だから、
馬場状態を考慮すればタイムは悪くないが、軽快な馬場ではなかったことも
アジアエクスプレスには好転したのではないか。

そんな馬場状態でのレース。
アジアエクスプレス自体もこのレースで本当に芝向きとか、クラシック戦線の上位に
浮上したとまでは評価しにくい。

それよりは前日に行われたひいらぎ賞を勝ったミッキーアイルだろう。
朝日杯を除外されたひいらぎ賞に回ったが、その勝ちタイムは1.34.2。
割と楽に逃げられたなどあるが、スケールでは朝日杯組を上回っている。
増して前走のみ勝利戦で驚異的な1.32.3で勝っているから、本質軽い馬場向き。
逃げれなかったとき、絡まれたときにどうなるか?
課題(不安)はあるが、マイルまでならば現時点ではトップだろう。

そんなレースぶりだったから、朝日杯のレースと合わせてみると、
ミッキーアイルが朝日杯を除外されてしまったことは残念。

2着以下ではアトムはスムーズさを欠いたのが痛いということをコメントしているが、
それもあるにしても差が付けられての5着。
完敗の内容だろう。G1ではもう一歩スケールが足りないようだ。

本命にしたプレイアンドリアルは、力んで走っていたということを敗因に挙げているが、
そうだったにしてもこれも負けすぎで、前走の好走(ランキングアップ)から
急降下の評価ダウンの内容。
G1という意味ではこの馬も厳しいように思う。
それとG1を意識するような馬だったら、諸事情があるにしてもこのレースを使ってはいけなかっただろう。
悪い言い方をすれば目先のG1を取りにいって失敗し、本当の目的であるクラシックの
タイトルを自ら遠のけたように思う。

ベルカントは個人的には当然の敗戦。


まとめ
連対馬の傾向
1,2着とも残せなかった。。。

ただ、この展望では着順と人気、実績ベースの傾向を探っている。
そうなったときに重賞戦線で好走している馬があまりにも少なすぎで、
重賞レベルの馬が限られたメンバー。
こんなメンバー構成は例年にはなく、あってもほしくない。
今年の2頭は例外扱いとする。(来年からコース変更もあるし)

3着馬の傾向
ウインフルブルームはさらに残った馬の1頭だった。

オッズバランス編
ベルカントは明らかにオッズバランスが悪すぎ。
この馬を応援したいという特別な思いがない以外に高い評価をする根拠がなく、
明らかに鴨だった。

アジアエクスプレスも初芝を考えればオッズバランスは悪かったと思うが、
こちらは結果的に1着。正しいオッズだったのだが。。。
この馬を本命、主軸にするにはかなりの冒険が必要であり、
本気(多額投資)で買っている人にはなかなか手は出しにくい。


馬券は・・・
プレイアンドリアルが7着で惨敗。。。