オッズバランス編。
上位人気が予想される馬を中心に寸評。
主要ステップの府中牝馬S組から。
1着ノボリディアーナ。
勝ちタイムは超平凡。
そのうえ、上りも極端に早くなったわけでもなく、超凡戦。
その中で、上り2番目の33.9秒で差し切った。
かなり嵌った感があるし、相手に恵まれた感もある。
それまでのレースぶりが強かったわけでもなく、また距離延長も微妙。
基本は軽視だろう。
2着スマートレイアー。
その前のミルコになってある程度前に行き、府中牝馬Sもこの馬のこれまでにしては前目。
牝馬重賞では上位の常連らしく2着は確保。
ただ、いつもより前に行っていたにしても33秒台の脚が使えなかったところに不満も残る。
そもそも古馬になってからはG1では底力不足なタイプ。
しかも2000m以上は本質は長いだろう。
恐らく、メンバーは去年以上に手薄なところに可能性は出てくるかもしれないが、
妙に人気になりやすいタイプ。
今回も人気になるようならば、軽視が基本だろうし、人気がなくても主軸には考えにくいタイプ。
4着フレイムコード、リメインサイレントは他の有力馬が走らな過ぎた結果、着順を上げたようなもの。
基本は軽視で良いだろう。
12着シャトーブランシュ。
休み明けの1戦。
重賞勝ち馬で賞金は持っている馬だから、試走だったと思えば、この負けは気にしなくて良いだろう。
嵌った時の差し脚は牝馬ではトップレベルのモノはあるだろうから、叩き良化がどの程度か次第だろう。
13着パワースポット。
こちらも休み明け。
追い込み一手で嵌るか嵌らないかのタイプ。
前走はは状態もそうだし、嵌らなかったという事だろう。
現有牝馬のレベルならば、嵌れが一発はあるタイプ。
ただ、良くて3着。
そんなところだろう。
14着メイショウマンボ。
長期のスランプに陥っている状態。
調教はそれなりに動いているから、あとはレースでの馬のやる気の問題なのだろう。
ただ、基本的に今回、急にやる気が出るとも考えるのも無理があり、抑えるかどうか程度の評価で良いだろう。
3歳路線から秋華賞組。
2着クイーンズリング。
レコード決着の同タイム2着。
内容は文句なしだろう。
ただ、いろんな意味で嵌った感もあるし、激走しすぎた意味もある。
前走が内回りの速い流れであまりにも見事だっただけに、じっくり流れて直線の勝負になる
外回りの2200mは合わない可能性がある。
結果時に直線の長いコースではイマイチだから...
あとは激走の反動の危険性。
今回は人気になるだろうから、その辺も考えて、今回、急に評価は上げられないところ。
前回、評価していたならば別だが...
6着タッチングスピーチ。
前走は流れが速くついていけなかったのがすべてだろう。
最後は一応、伸びてきているし、タイム差は0.3秒。悲観するほどの負けでもない。
今回は極端に早い流れにはならないと思われるし距離延長も良さそう。
末脚勝負になれば、今回は挽回してくる可能性は十分ありそう。
その他。
ラキシス。
昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬。
それまでの粘り信条のしぶとさタイプとは一変、33秒台の脚でヌーヴォレコルトを捕らえての勝利。
その後、有馬記念でも善戦。
今年に入っては馬場適正もあったにしてもキズナを差し切って圧勝。
牡馬のトップレベルに通用する域まで来たような内容を示した。
しかし、体調面の問題等もあるから、単に力負けとは言えないが、そのあとの宝塚記念以降の3戦は
惨敗続きで物足りない結果となってしまった。
ただ、前走の京都大賞典は現役古馬最強の立場になったラブリーデイ相手に0.4秒差。
流れの問題もあるが、ラブリーデイに次ぐ32.5の上りの脚も使えている。
立て直してきた印象は感じられる内容。
今回は手薄の牝馬限定戦。
休み明けを叩いての前走からの状態アップさえあれば、相手弱化の今回は上位争いは必至だろう。
ヌーヴォレコルト。
昨年のエリザベス女王杯の2着馬。
3歳の昨年はオークスを制し、秋華賞も内容は勝ちに等しい2着。
今年は中山記念で牡馬相手に勝利しているし、同じく牡馬相手のオールカマーでも成長著しい
ショウナンパンドラの決め手に屈したが好内容の2着。
特殊な馬場と展開、久々のマイルで不発に終わったヴィクトリアマイルを除けば、概ね堅実に上位争いをしている。
中距離戦で牝馬相手となれば、地力上位は明らかで、普通に走れば勝ち負けだろう。
ウインリバティ。
昇級初戦で初G1は荷が重く、重賞クラスを基準に言えば特別に強いレースもしていないが、
一応、3連勝の勢いはある。
少なくとも古馬牝馬に関しては手薄。
立ち回りは巧いところがあるし、距離適性は高そう。
その辺の勢いや適性が嵌ればチャンスが出てきそうな可能がある。
ルージュバック。
きさらぎ賞を勝った時点では、今年の3歳最強の声すらあったし、ダービー挑戦の可能性の声も...。
ただ、結果的に桜花賞、オークスを使う事を選んだならば、きさらぎ賞を使うのは異例中の異例のステップで
桜花賞が特殊な超超スローだったこともあるにしても、好ましいステップでなかったし、
マイルの経験不足が仇になった意味もある。
結果、桜花賞を取りこぼし、しかも惨敗だったから、それを挽回する意味もあって、
オークスは正攻法に勝ちに行った分、目標にされてミッキークイーンに差し切られた感もあり、
悪循環に陥り、春2冠とも勝てずじまい。
能力的にはG1級のはずだったから、不完全燃焼であり、歯がゆい春シーズンであったし、
期待の高さから考えれば、だらしなさすら感じた。
その意味でも秋は汚名返上、春の挽回を陣営も考えていただろう。
しかし、復帰初戦の札幌記念を熱発で回避。
札幌記念の結果如何では凱旋門賞も考えていたらしいが、凱旋門賞は回避。
国内ローテーションもこの時点は白紙の状態に...
結果、秋華賞を使えずに、今回のエリザベス女王杯が復帰初戦のぶっつけに。
しかも、状態に関しては万全なところまで来ていないらしい。
こういうタイプの馬は居る。
能力はあるのに...
ハープスターも使うレースや走り方の工夫があれば、桜花賞の1冠だけで終わるはずのない馬だったが、
ルージュバックもG1という意味では悲運の元に生まれたのかもしれない。
少なくとも3歳シーズンはこのままG1無冠に終わる可能性があるし、ヘタするとこのままもある。
そういう意味で人気の兼ね合いもあるが、基本は軽視だろう。
上位人気が予想される馬を中心に寸評。
主要ステップの府中牝馬S組から。
1着ノボリディアーナ。
勝ちタイムは超平凡。
そのうえ、上りも極端に早くなったわけでもなく、超凡戦。
その中で、上り2番目の33.9秒で差し切った。
かなり嵌った感があるし、相手に恵まれた感もある。
それまでのレースぶりが強かったわけでもなく、また距離延長も微妙。
基本は軽視だろう。
2着スマートレイアー。
その前のミルコになってある程度前に行き、府中牝馬Sもこの馬のこれまでにしては前目。
牝馬重賞では上位の常連らしく2着は確保。
ただ、いつもより前に行っていたにしても33秒台の脚が使えなかったところに不満も残る。
そもそも古馬になってからはG1では底力不足なタイプ。
しかも2000m以上は本質は長いだろう。
恐らく、メンバーは去年以上に手薄なところに可能性は出てくるかもしれないが、
妙に人気になりやすいタイプ。
今回も人気になるようならば、軽視が基本だろうし、人気がなくても主軸には考えにくいタイプ。
4着フレイムコード、リメインサイレントは他の有力馬が走らな過ぎた結果、着順を上げたようなもの。
基本は軽視で良いだろう。
12着シャトーブランシュ。
休み明けの1戦。
重賞勝ち馬で賞金は持っている馬だから、試走だったと思えば、この負けは気にしなくて良いだろう。
嵌った時の差し脚は牝馬ではトップレベルのモノはあるだろうから、叩き良化がどの程度か次第だろう。
13着パワースポット。
こちらも休み明け。
追い込み一手で嵌るか嵌らないかのタイプ。
前走はは状態もそうだし、嵌らなかったという事だろう。
現有牝馬のレベルならば、嵌れが一発はあるタイプ。
ただ、良くて3着。
そんなところだろう。
14着メイショウマンボ。
長期のスランプに陥っている状態。
調教はそれなりに動いているから、あとはレースでの馬のやる気の問題なのだろう。
ただ、基本的に今回、急にやる気が出るとも考えるのも無理があり、抑えるかどうか程度の評価で良いだろう。
3歳路線から秋華賞組。
2着クイーンズリング。
レコード決着の同タイム2着。
内容は文句なしだろう。
ただ、いろんな意味で嵌った感もあるし、激走しすぎた意味もある。
前走が内回りの速い流れであまりにも見事だっただけに、じっくり流れて直線の勝負になる
外回りの2200mは合わない可能性がある。
結果時に直線の長いコースではイマイチだから...
あとは激走の反動の危険性。
今回は人気になるだろうから、その辺も考えて、今回、急に評価は上げられないところ。
前回、評価していたならば別だが...
6着タッチングスピーチ。
前走は流れが速くついていけなかったのがすべてだろう。
最後は一応、伸びてきているし、タイム差は0.3秒。悲観するほどの負けでもない。
今回は極端に早い流れにはならないと思われるし距離延長も良さそう。
末脚勝負になれば、今回は挽回してくる可能性は十分ありそう。
その他。
ラキシス。
昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬。
それまでの粘り信条のしぶとさタイプとは一変、33秒台の脚でヌーヴォレコルトを捕らえての勝利。
その後、有馬記念でも善戦。
今年に入っては馬場適正もあったにしてもキズナを差し切って圧勝。
牡馬のトップレベルに通用する域まで来たような内容を示した。
しかし、体調面の問題等もあるから、単に力負けとは言えないが、そのあとの宝塚記念以降の3戦は
惨敗続きで物足りない結果となってしまった。
ただ、前走の京都大賞典は現役古馬最強の立場になったラブリーデイ相手に0.4秒差。
流れの問題もあるが、ラブリーデイに次ぐ32.5の上りの脚も使えている。
立て直してきた印象は感じられる内容。
今回は手薄の牝馬限定戦。
休み明けを叩いての前走からの状態アップさえあれば、相手弱化の今回は上位争いは必至だろう。
ヌーヴォレコルト。
昨年のエリザベス女王杯の2着馬。
3歳の昨年はオークスを制し、秋華賞も内容は勝ちに等しい2着。
今年は中山記念で牡馬相手に勝利しているし、同じく牡馬相手のオールカマーでも成長著しい
ショウナンパンドラの決め手に屈したが好内容の2着。
特殊な馬場と展開、久々のマイルで不発に終わったヴィクトリアマイルを除けば、概ね堅実に上位争いをしている。
中距離戦で牝馬相手となれば、地力上位は明らかで、普通に走れば勝ち負けだろう。
ウインリバティ。
昇級初戦で初G1は荷が重く、重賞クラスを基準に言えば特別に強いレースもしていないが、
一応、3連勝の勢いはある。
少なくとも古馬牝馬に関しては手薄。
立ち回りは巧いところがあるし、距離適性は高そう。
その辺の勢いや適性が嵌ればチャンスが出てきそうな可能がある。
ルージュバック。
きさらぎ賞を勝った時点では、今年の3歳最強の声すらあったし、ダービー挑戦の可能性の声も...。
ただ、結果的に桜花賞、オークスを使う事を選んだならば、きさらぎ賞を使うのは異例中の異例のステップで
桜花賞が特殊な超超スローだったこともあるにしても、好ましいステップでなかったし、
マイルの経験不足が仇になった意味もある。
結果、桜花賞を取りこぼし、しかも惨敗だったから、それを挽回する意味もあって、
オークスは正攻法に勝ちに行った分、目標にされてミッキークイーンに差し切られた感もあり、
悪循環に陥り、春2冠とも勝てずじまい。
能力的にはG1級のはずだったから、不完全燃焼であり、歯がゆい春シーズンであったし、
期待の高さから考えれば、だらしなさすら感じた。
その意味でも秋は汚名返上、春の挽回を陣営も考えていただろう。
しかし、復帰初戦の札幌記念を熱発で回避。
札幌記念の結果如何では凱旋門賞も考えていたらしいが、凱旋門賞は回避。
国内ローテーションもこの時点は白紙の状態に...
結果、秋華賞を使えずに、今回のエリザベス女王杯が復帰初戦のぶっつけに。
しかも、状態に関しては万全なところまで来ていないらしい。
こういうタイプの馬は居る。
能力はあるのに...
ハープスターも使うレースや走り方の工夫があれば、桜花賞の1冠だけで終わるはずのない馬だったが、
ルージュバックもG1という意味では悲運の元に生まれたのかもしれない。
少なくとも3歳シーズンはこのままG1無冠に終わる可能性があるし、ヘタするとこのままもある。
そういう意味で人気の兼ね合いもあるが、基本は軽視だろう。