Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

エリザベス女王杯の展望-その1

2017-11-07 17:14:25 | G1
連対馬の傾向。

対象は(今年は外国馬はいないが)日本馬のみ。
また、個人的に超低レベルのG1の価値のない凡戦だった09年の連対馬と、
重馬場だからこそ来たと思われる12年レインボーダリア、
そしてメンバーレベルがあまりにも低すぎて傾向をすり抜けた13年ラキシスは対象外とします。

本題。

来ない馬
(1)前走、重賞以外
(2)前走、1600m以下
(3)前走までに重賞未連対
(4)今回外国人騎手に乗り替り馬を除き、前走6着以下。

残った馬
ヴィブロス
ウキヨノカゼ※
クインズミラーグロ※
クイーンズリング
クロコスミア
スマートレイアー0
ディアドラ
デンコウアンジュ※
トーセンビクトリー
マキシマムドパリ※
ミッキークイーン
モズカッチャン
リスグラシュー
ルージュバック

※印は(4)に該当する馬で外国人騎手が乗るかは不明のために名前を残った馬。

14頭。

さらに絞ると・・・。


ほとんど来ない馬
前走が9月より前。
→ミッキークイーン

前2走とも4着以下。
→ウキヨノカゼ、クイーンズリング、デンコウアンジュ、マキシマムドパリ

※の特例馬。
→ウキヨノカゼ、クインズミラーグロ、デンコウアンジュ、マキシマムドパリ

さらに残った馬
ヴィブロス
クロコスミア
スマートレイアー
ディアドラ
トーセンビクトリー
モズカッチャン
リスグラシュー
ルージュバック

8頭。


さらにさらに絞ると・・・。

例年重要と思っている要素。

エリザベス女王杯は、平坦京都の外回りという事もあって、基本は直線の差し比べ。
底力と切れ味が要求される。

09年のようなスローの大逃げ2頭が最後バテテいるのに、その2頭がそのまま1、2着なんていうのは例外中の例外。

重要なのがG1実績(勝ち)、古馬1800m以上の(牡馬相手のハンデ戦以外の)重賞での実績(連対)と、
1800m以上の重賞で上がり3F33秒台の脚を記録しているか?
重賞実績と上がり3Fは基本は1年以内。

残った馬のG1連対実績。1年以内の古馬混合重賞実績と1800m以上の上がりタイム。

馬名G1実績古馬混合戦上がり3F
ヴィブロス秋華賞、ドバイターフドバイターフ33.2
クロコスミアなしなし33.7
スマートレイアーなし京都大賞典など33.4
ディアドラ秋華賞なし33.9
トーセンビクトリーなしなし33.7
モズカッチャンオークスなし33.9
リスグラシュー桜花賞、秋華賞なし33.7
ルージュバックオークスオールカマー33.9



3項目クリアはヴィブロスとルージュバック。

データ重視でこの2頭から...

ヴィブロスイチオシ!!

如何にも前走は叩き台という内容。
スローの前残りで逃げたクロコスミアを捕まえ切れなかったが、それでも僅差2着。
上々の内容だろう。
実績もあるし、決め手もある信頼のできる軸馬だろう。

ルージュバックは前走、これまでできなかったインを突いてのレースで勝利。
牡馬相手だから尚更価値はある。
しかし、半面、どうしてももどかしさが付いて回る馬で、爆発力は一流も、
不発のリスクもあるタイプで、信頼度では微妙
その割に人気にもなるタイプなので、扱いは慎重にしなければならない。