国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の油井亀美也宇宙飛行士(45)が24日夜、ISSのロボットアームで日本の無人補給船「こうのとり」をキャッチする作業を行い、成功した。日本人がアームを操作し、こうのとりをつかんだのは初めて。米航空宇宙局(NASA)からの交信役は若田光一宇宙飛行士(52)が担当し、日本人コンビがISSへの重要な補給作業を担った。ドッキング作業は25日にかけて行われる。こうのとりは、飲料水や食料、実験装置など約5・5トンの物資を載せ、19日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。NASAの要請でISS内の水を処理するフィルターなども緊急搭載している。
週明け24日の東京株式市場は、中国景気の減速を背景にした世界経済の先行きへの不安から、前週末に続いて全面安の展開となった。日経平均株価(225種)は3月12日以来、約5か月半ぶりに1万9000円を割り込んだ。アジアや欧州の主要市場でも株価は大幅に下落しており、世界同時株安に歯止めがかからない状態だ。