北朝鮮外務省は11日の声明で、同国に対する新たな国連安全保障理事会の制裁決議が採択されれば「米国が考えもしない強力な行動措置を連続的に講じる」と表明、採択を主導する米国を強くけん制した。具体的内容には言及していないが、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の通常軌道での発射や、追加の核実験など重大な軍事挑発に出る恐れがある。
国連安全保障理事会は11日、6回目の核実験を強行した北朝鮮に対する制裁決議を協議する緊急会合を開く。米国がまとめた決議最終案は石油の規制に初めて踏み込んだが、制裁に慎重な中国とロシアに配慮し、原案に盛り込まれて注目された石油の全面禁輸は見送られた。中ロの賛否が焦点。
国連安全保障理事会は11日、6回目の核実験を強行した北朝鮮に対する制裁決議を協議する緊急会合を開く。米国がまとめた決議最終案は石油の規制に初めて踏み込んだが、制裁に慎重な中国とロシアに配慮し、原案に盛り込まれて注目された石油の全面禁輸は見送られた。中ロの賛否が焦点。