日本列島は7日も朝から気温が上がり、厳しい暑さになった。気象庁によると、東京都心では午前10時26分に35度を超え、8日連続の猛暑日となった。連続記録としては過去最長。その後、今夏初めて36度も超えた。太平洋高気圧に覆われているのが原因だという。
夏の甲子園を目指す大阪府大会で、PL学園は大体大浪商に敗れ、準々決勝で姿を消した。これで3年生部員は離れ、2年生わずか12人で新たにスタートを切る。甲子園の春夏通算37回の出場を誇った名門野球部は、相次いで発覚した部内暴力に揺れた。新入部員の募集も、今春に続いて来春も停止となる公算が大きい。室内練習場や野球部寮は年内にも取り壊される方針で、現状のままでは1年後に“最後の夏”を迎え、休部を余儀なくされそうだ。
太平洋戦争中、京都帝国大(現京都大)で原爆開発を担当した研究者のノートなどが、京都大放射性同位元素総合センターで見つかった。京都帝国大の原爆開発に関する資料は終戦直後に米軍に押収されており、戦時中の日本の原爆研究を知る上で貴重な新資料だ。ノートは、清水栄・京都大名誉教授(2003年に死去)のもので、計3冊。その中に様々な資料がはさまれている。同センター分館に保管されていたのを、今年5月に訪れた政池明・京都大名誉教授(80)(素粒子物理学)が確認した。ノートの表紙には、「Ultracentrifuges(超遠心分離器)」と題名が書かれ、皇紀で「2604年」と記されている。1944年10~11月に使われたノートとみられる。
中国に56人組の女性アイドルグループが登場した。その名も「56輪の花」。日本の「AKB48」に対抗する気か、と関心を呼んでいる。ただ、習近平国家主席が提唱する「中国の夢」に呼応したとみられる歌「中国の夢は最も美しい」を熱唱するなど、政治的プロパガンダ色が濃い。果たして人気は出るのか。56は中国で認定された民族の数。民族間の団結や愛国心をアピールする狙いもありそうだ。地元メディアによると、様々な民族から歌や踊りが得意な16~23歳の女性が集まった。
東京都福生市は来年度から、市立小中学校の小6と中3の全児童・生徒に実用英語技能検定(英検)を公費で受験させる「英検福生モデル」をスタートさせる。横田基地を抱える国際色豊かな街という特色や、文部科学省が小学校の英語教育の開始時期を小5から小3に引き下げ、小5から正式教科にする方針を固めたことなどから、同市は小中学生の英語力を上げる英語教育推進計画を進めている。この一環で、日本英語検定協会と提携し、同協会が無償提供する教材を使って児童生徒に勉強してもらい、両学年全員の英検取得を目指すことにした。
2016年春に卒業する大学生らに対する企業の採用面接が1日、解禁された。学業への配慮から、政府は採用日程の繰り下げを経済界に要請。経団連は加盟企業約1300社に、昨年より解禁日を4か月遅くする新ルールを設けた。真夏の土曜のオフィス街は、朝からリクルートスーツ姿の学生で活気づいた。大手商社の丸紅は午前9時から東京都内で総合職採用の1次面接を始めた。初日は、書類選考などを通過した700人近い学生が面接に臨む。3回の面接を経て、早ければ1週間以内で内定が出る見込みだ。面接担当者が記入する評価シートを、紙からタブレット端末に切り替え、集計のスピードを上げる。
国際オリンピック委員会(IOC)は31日、クアラルンプールで総会を開き、2022年冬季五輪の開催都市に北京を選んだ。08年夏季五輪を開催した北京は、史上初めて夏冬五輪の開催都市となる。18年冬季は平昌(韓国)、20年夏季は東京と3季続けて東アジアで五輪が開かれる。