濡れ落ち葉の時事川柳

過去13年・・・
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「元ISの 女性奴隷を UN大使に」

2016年09月18日 | 時事川柳
過激派組織「イスラム国」(IS)に家族を殺され、「奴隷」として拘束されたイラクの少数派ヤジディ教徒のナディア・ムラド・バセ・タハさん(23)が16日、人身売買の被害者らの尊厳を訴える国連親善大使に就いた。米ニューヨークの国連本部で演説し、被害者支援を訴えた。ナディアさんは故郷のイラク北部シンジャル近郊の農村で2014年8月、ISに襲撃された。6人の兄弟は殺され、ナディアさんは性的な目的で何度も人身売買された末、奇跡的に脱出に成功したという。

「厚岸カキ 相次ぐ台風に 大量致死」

2016年09月17日 | 時事川柳
相次いだ台風の影響で北海道厚岸町では、「カキえもん」などのブランドで知られる養殖カキが大量に死んでいる可能性が強まっている。調査はこれからだが、今冬の生産量の減少を懸念する声もある。主要養殖場の厚岸湖には、上流から別寒辺牛川などが注ぐが、8~9月に連続した台風で濁流が絶え間なく注ぎ込み、汽水湖の塩分濃度が極端に低下。カキは短期間なら殻を閉じて身を守るが、それでも塩分濃度が回復せず、真水化した湖水を吸って死んようだ。「産卵を終えて弱っていたことも影響したのでは」との見方もある。

「どちら向く 日台籍持つ 民進トップ」

2016年09月16日 | 時事川柳
民進党は15日、党代表選の臨時党大会を東京都内のホテルで開き、蓮舫代表代行(48)が503ポイントを獲得し、前原誠司元外相(54)と玉木雄一郎国対副委員長(47)を破って新代表に選出された。旧民主党時代を含めて初の女性党首が誕生した。ただ蓮舫氏は、代表選を通じて日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」であることが明らかになり、党内には今後の党運営に懸念を持つ議員もいる。

「比のトップ 露中に舵切り 米離れ」

2016年09月15日 | 時事川柳
フィリピンのドゥテルテ大統領は13日の軍関係者に向けた演説で、今年4月に米国と合意していた南シナ海での軍による共同哨戒活動に参加しない方針を示した。12日にも南部ミンダナオ島でテロ対策にあたる米軍の撤退を要求したばかりで、アキノ前政権が進めた米比の軍事協力が停滞する可能性が出てきた。ドゥテルテ氏は共同哨戒活動不参加について「我が国は敵対的な行動に巻き込まれたくない」と説明。南シナ海問題で対立する中国へ配慮した可能性がある。「より独立した外交政策を進める」とも言及し、中国やロシアからの武器購入も検討する考えを示した。

「次期主権 争い激化の 習・江派」

2016年09月14日 | 時事川柳
中国共産党中央は13日、重大な規律違反があったとして党中央規律検査委員会の調査を受けた天津市トップの黄興国党委員会書記代理(市長兼務)(61)を解任し、後任に李鴻忠・湖北省党委書記(60)を充てると発表した。香港メディアなどによると、黄氏は習近平国家主席の腹心と伝えられ、李氏は江沢民元主席に近いとされる人物。中国では最高指導部が大幅に入れ替わる来年の党大会を控え、人事を巡る攻防が本格化しており、今回の人事にも注目が集まりそうだ。中国共産党内部では、習氏一派のほか、胡錦濤・前国家主席や李克強首相らにつながる共産主義青年団(共青団)出身者のグループ、それに江沢民・元国家主席ら党長老グループ(江派)の主導権争いが激化している。最高指導部の顔ぶれが大幅に入れ替わる党大会が来秋に迫ってきたからだ。

「新豊洲 砕石むき出し 土汚染」

2016年09月13日 | 時事川柳
東京・築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の建物下に土壌汚染対策の盛り土がなかった問題で、「青果棟」の地下空間の床にはコンクリートがなく、地下水の上昇を防ぐために都が敷設した厚さ約50センチの「砕石層」がむき出しになっていることが、都への取材でわかった。都の担当者は「天井部分がコンクリートで覆われ、土壌汚染対策法の安全基準を満たしている」としているが、都はこれまで砕石層がむき出しになっていることを説明していなかった。


「習の腹心 規律違反の 蛮行を」

2016年09月12日 | 時事川柳
中国共産党中央規律検査委員会は10日、重大な規律違反があったとして、天津市トップの黄興国党委員会書記代理(市長兼務)(61)が調査を受けていると発表した。調査の詳細は不明。香港メディアによると、黄氏は習近平国家主席の腹心。黄氏は、故黄菊元副首相の親戚で、習氏が2002年に浙江省トップの党委書記に就任した際、省幹部の党委常務委員として1年間支えた。胡錦濤前国家主席の元側近で汚職などの罪で無期懲役判決を受けた令計画・人民政治協商会議(政協)元副主席の党ポスト解任に伴って、党内調整で現職に就いていた。香港メディアは、黄興国氏について、汚職の疑いが指摘されているほか、天津市で173人の犠牲者が出た昨年8月の大規模爆発事故に絡んで調査されている可能性があるとしている。


「赤ヘルが 四半世紀ぶり 宙に舞い」

2016年09月11日 | 時事川柳
プロ野球のセントラル・リーグは10日、マジックナンバーを1としていた広島東洋カープが、東京ドームで行われた2位・巨人との直接対決を6―4で制し、1991年以来、25年ぶり7度目のリーグ優勝を決めた。50年の2リーグ分立後、90年に巨人が優勝を決めた9月8日に次ぐ2番目に早い優勝決定となった。


「極東民 中韓よりも 日、大事と」

2016年09月11日 | 時事川柳
安倍晋三首相が経済協力を打ち出したロシア極東で、日本との関係拡大に期待する声が強まっている。首相が出席した「東方経済フォーラム」が開かれたウラジオストクでは、多くの市民らが驚きを交えながら歓迎の言葉を口にしていた。「あなたの国の首相の演説は本当に良かった。私は日本を支持する。中国よりも、韓国よりも、日本が大事だ。私は日本車が大好きだ」 「街を見たら、どれほど日本の物があふれているか分かるでしょう。私たちは、日本なしの生活なんて考えられないのです」 「実現すれば、本当にすばらしいこと。でももし首相が代わってしまったら、その後も同じようにロシアに関わってくれるのかしら…」


「北は核 孤立辞さずに また挑発」

2016年09月10日 | 時事川柳
朝鮮が9日、5度目の核実験を実施した。7月の在韓米軍への地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)配備決定などに反発する格好で、短い周期で弾道ミサイルの発射を繰り返してきた北朝鮮。自らの体制維持に不可欠とみる核・ミサイルの脅威を高めるため、国際社会からの孤立を覚悟で軍事的な挑発を繰り返している。北朝鮮の核実験は今年1月以来となる。従来はほぼ3年周期で実施してきたが、1年に2度は初めてだ。

「寿司文化は 平壌生活の 向上に」

2016年09月09日 | 時事川柳
北朝鮮の首都平壌で6日、回転ずしなどが楽しめるすし専門店が開業し、共同通信に7日公開された。30種類のメニューを提供し、回転ずしはタッチパネルで注文する方式。平壌にすしを出す店は複数あるが、回転ずしの設備を備えた店は珍しい。北朝鮮指導部は近年、「人民生活の向上」を優先課題に掲げレジャー施設や商業施設などの整備に力を入れており、同店の開業もその一環とみられる。中心部に近い西城区域に位置し、2階建て。1階は百数十席のホール、2階に回転ずしカウンターや個室がある。


「パラ五輪 ”出ていけ”浴びる 大統領」

2016年09月08日 | 時事川柳
7日に行われたリオデジャネイロ・パラリンピックの開会式で、開会を宣言したテメル大統領に対して観客から「出ていけ」と大合唱が起きた。テメル氏は8月31日、弾劾に問われたルセフ前大統領の罷免に伴い大統領に昇格。テメル氏は大統領代行として出席したリオ五輪開会式でもブーイングを浴びていた。開会演説に臨んだ大会組織委員会のヌズマン会長も、「連邦、州、市の各政府の支援に感謝したい」と話した瞬間、観客から激しいブーイングがわき、ヌズマン氏が1分以上黙り込む一幕があった。開会演説の中断は極めて異例だ。国民の根強い政治不信が浮き彫りとなった。

「三越も 閉店の波 押し寄せる」

2016年09月08日 | 時事川柳
三越伊勢丹ホールディングスは7日、傘下の三越伊勢丹が運営する三越千葉店(千葉市)と三越多摩センター店(東京都多摩市)の営業を2017年3月20日に終了すると発表した。販売不振が続く郊外店を整理し、経営資源を東京都心の主力店に集約することで収益力の向上を目指す。三越千葉店が抱える外商などの顧客に対応するため、閉店する店舗の近くに小型店を新たに開設する。2店の閉鎖に伴う業績への影響は軽微という

「比のトップ オバマ罵り 仲が裂け」

2016年09月07日 | 時事川柳
米国家安全保障会議(NSC)のプライス報道官は6日、ラオスを訪問中のオバマ大統領が同日午後に予定されていたフィリピンのドゥテルテ大統領との会談を中止し、韓国の朴槿恵大統領と会談すると明らかにした。中止の理由には言及していない。ドゥテルテ氏は、フィリピンでの人権状況にオバマ氏が会談で懸念を示すことを想定し、「その話を持ち出すんじゃない。あんたをののしることになる」とオバマ氏を挑発する発言をしていた。ドゥテルテ氏は6日、オバマ氏との首脳会談について「後日あらためて行うことを、双方が合意した」との声明を発表した。

「北発射 真の狙いは 韓より日?」

2016年09月06日 | 時事川柳
防衛省は5日、北朝鮮が正午ごろに発射した弾道ミサイルについて、3発とも日本の排他的経済水域内(EEZ)内に落下したようだと発表した。ミサイルは同時に発射、ほぼ同地点に落下したとみられ、日本政府は北のミサイル技術向上に懸念を強めている。防衛省によると、北朝鮮は午後0時13分ごろ、同国西岸から3発の弾道ミサイルを東北東へ発射した。いずれも約1000キロ飛行し、北海道奥尻島の西200─250キロ付近に落下したようだという。稲田朋美防衛相は記者団に対し、「3発同時に発射し、しかもほぼ同じ地点に落下した。確実に能力は向上している」と述べた。そのうえで、「日本の安全保障上の重大な脅威であり、断じて許されない。深い懸念を表明する」と語った。