日々なるようになる

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奈良 ・ コスモス寺

2010-11-02 | 西日本で過ごした時の記録です。


コスモス寺として知られている 「般若寺」 へ行ってきました。

西へ来る前から このお寺へ行こうと決めていました。 



重要文化財  十三重石宝塔  (鎌倉時代)




般若寺は飛鳥時代創建。 天平年間には聖武天皇が平城京の鬼門鎮護として伽藍を整備。

「国宝楼門」 「重要文化財十三重石宝塔」 を始め数々の文化財を今に伝えています。

信仰の中心は獅子に騎乗した文殊菩薩で、現本尊は後醍醐天皇の祈願仏である。

四季の花寺としても有名で、特にコスモスの花は歴史も古く、全国のコスモス名所の

草分け的存在でもあります。 10月には花 ・ 光 ・ 音楽の祭典 「コスモス花あかり」があります。



観音石仏  (鎌倉時代)








国宝  楼門 (庭園側から)









クリーム色のコスモスが美しく印象的でした。




県文化財  本堂  (江戸時代)

寛文7年(1667) 高任 ・ 高栄が勧進して戦国の兵火で焼けた金堂の跡地に再建

重要文化財の文殊菩薩が安置されています。




重要文化財  笠塔婆 (鎌倉時代)

宋人伊行吉が父母の供養のため造立。 謡曲「笠塔婆」が作られた室町の頃には

平重衡のお墓と考えられた日本最古最大の笠塔婆です。








国 宝 (楼門)  正面側

鎌倉再興伽藍の回廊門。 和様に天竺様式(てんじく)を取り入れ、美しく軽快な

屋根のそりを見せています。 楼門遺構では日本最古の作例です。




楼門をくぐることはできませんが、コスモスを見ることができるようになっています。




10月も終わり頃でしたので、コスモス綺麗に咲いていてくれるかしら  と

半信半疑でしたが、まだ まだ 綺麗に咲き誇っていてくれました。 

冬は水仙、春は山吹、夏は紫陽花

大好きな山吹の季節にも、是非訪れてみたい般若寺でした。