コスモス寺として知られている 「般若寺」 へ行ってきました。
西へ来る前から このお寺へ行こうと決めていました。
重要文化財 十三重石宝塔 (鎌倉時代)
般若寺は飛鳥時代創建。 天平年間には聖武天皇が平城京の鬼門鎮護として伽藍を整備。
「国宝楼門」 「重要文化財十三重石宝塔」 を始め数々の文化財を今に伝えています。
信仰の中心は獅子に騎乗した文殊菩薩で、現本尊は後醍醐天皇の祈願仏である。
四季の花寺としても有名で、特にコスモスの花は歴史も古く、全国のコスモス名所の
草分け的存在でもあります。 10月には花 ・ 光 ・ 音楽の祭典 「コスモス花あかり」があります。
観音石仏 (鎌倉時代)
国宝 楼門 (庭園側から)
クリーム色のコスモスが美しく印象的でした。
県文化財 本堂 (江戸時代)
寛文7年(1667) 高任 ・ 高栄が勧進して戦国の兵火で焼けた金堂の跡地に再建
重要文化財の文殊菩薩が安置されています。
重要文化財 笠塔婆 (鎌倉時代)
宋人伊行吉が父母の供養のため造立。 謡曲「笠塔婆」が作られた室町の頃には
平重衡のお墓と考えられた日本最古最大の笠塔婆です。
国 宝 (楼門) 正面側
鎌倉再興伽藍の回廊門。 和様に天竺様式(てんじく)を取り入れ、美しく軽快な
屋根のそりを見せています。 楼門遺構では日本最古の作例です。
楼門をくぐることはできませんが、コスモスを見ることができるようになっています。
10月も終わり頃でしたので、コスモス綺麗に咲いていてくれるかしら と
半信半疑でしたが、まだ まだ 綺麗に咲き誇っていてくれました。
冬は水仙、春は山吹、夏は紫陽花
大好きな山吹の季節にも、是非訪れてみたい般若寺でした。