功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

菅官房長官と対面(2020-06-23 14:26:57)

2020-06-23 15:51:04 | On the Road


 海外の同胞から秘書さんを通じて「わたしたちにも何かできることは、ありませんか」という素晴らしいお申し出を頂いています。
 あります!
 海外に居ても同じ日本人、同胞、はらからとして扱い、同じく一律給付10万円を実行してくださいという声を、このブログにいただくコメント以外にも挙げていただければ、日本は、本物の民主主義国家ですから、必ず、大きな意味を持ちます。
 ぼくなんぞの声より、ずっとずっと大きく響き渡ります !





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一時期は、「やはり無理でした」と政府の中枢から、ぼくも言われました。(2020-06-23 12:33:29)

2020-06-23 13:05:00 | On the Road

▼ひとつ前のエントリーにて、海外の同胞への一律10万円給付について、ぎりぎりのところまでを記しました。
 一時期は、「やはり無理でした」と政府の中枢から、ぼくも言われました。
 ここまで押し戻せているのは、どなたのおかげか。
 それは、自由民主党外交部会の中山泰秀・部会長(大阪4区選出の衆議院議員)、武漢熱をめぐる党対策本部の木原誠二・事務局長(東京20区選出の衆議院議員)、そして党政務調査会の岸田文雄政調会長、この首脳・幹部陣との連携のおかげです。

 それから実は、官僚機構のなかにいる、この件ではたったひとりの中堅行政官のおかげです。
 にんげんというもの、その人物の志と智恵によっては、ただひとりであっても、地位がまだ中堅クラスであっても、連携さえあればどれほど大きな仕事をできるか。
 その行政官が属する官僚機構の誤りをごっそり覆すということもできる。
 この驚きの事実をぼくも今回、学びつつあります。




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海外の同胞への一律10万円給付、今度は政治家の抵抗(2020-06-23 04:09:49)

2020-06-23 08:54:00 | On the Road

▼交渉ごとのいちばんの要諦は、その最中に決して交渉過程を漏らさないことです。
 そのために詳細を述べていません。
 海外の同胞、はらからへの一律10万円給付について、実現へ向けて政(総理、閣僚ら)と官(内閣官房、外務省、総務省)双方への交渉を続けています。

▼きのう6月22日月曜は、海外の同胞のかたがたの声を、不肖ぼくの責任で整理して総理、それから、この海外同胞への給付について担当大臣をしっかり新設するために、その大臣を兼務なさるよう要請し快諾をいただいた現職閣僚、また内閣の事務方の中枢、それぞれにしっかり、届けました。
 そのうえで、政策秘書に運転ではなく本来の仕事をしてもらうために、リスクはあっても自分で慎重に車を運転してラジオ収録に向かい、ラジオ収録が今回は7時間を要して終わってから、夜半、その海外同胞の声が、上述の政府首脳陣に充分に届いたことについて確認を行いました。

▼これら交渉は、いま電話を中心に行っていますが、一方で、感染症対策をしっかり施したうえで、直にお会いしての交渉も要所で行っています。
 きょう6月23日火曜は、国会に出たあと、総理官邸を訪ねます。

海外の日本人給付金なし - 週刊NY生活ウェブ版

▼交渉ごとで肝心なことのふたつ目は、何か。
 それは、事が成就しそうになってくると、おのれの存在を消すことです。
 前から万事について、このブログで述べていたとおりです。

 成就が近づくと、もともと動いていた、主張していたという方々も前面に現れてこられます。
 その方々にその通り、前面に出ていただきます。
 その方々が不肖ぼくの水面下の動きを支持してくれていたことが、背景にあることもまた事実だからです。

 自由民主党は、当選回数がたった1回でも、志を変えずに動きに動けば結果が出てくるということでは、世界を見てもあまりない政党という側面があると、この4年近くなった議員活動で実感しています。
 しかし、そのことに決して安住はしません。
 成果に人が群がるのは、人間の常として当然のことです。群がるままにして、おのれは身を引きます。

▼同時に、事は、成就が近づいたかに見えるときがいちばん危ない。
 これが交渉ごとで肝心なことの、みっつ目です。
 それは単に「油断できない」という次元のことではありません。近づいたからこそ、潰そうという力も急速に強まります。
 だから一切、手を緩めません。

▼海外の同胞、はらからは、国内にいるぼくら、わたしたちとまったく同じ日本人であり、武漢熱をめぐる給付について「限られた30万円給付」から「国民一律10万円給付」に大転換したときから、ごく当たり前のことです。
 それが、ここまで複雑な難交渉をしないと全く実現の可能性が無かったこと自体、安倍政権と日本のまつりごと(政)の深刻な課題を物語っていると考えています。

 最初は、官僚機構の凄まじい抵抗に遭いました。
 その官僚機構に負ける、安易に納得する日本の政治、自由民主党の恐るべき現実に直面しました。
 嘆いていないで、官僚機構の内部と議論、交渉を重ねました。
 日本はほんとうに救いのある国です。官僚のなかから行政官の誇りを持って協力してくれるひとが現れました。

 そして官僚機構の頂点と、直接の交渉を行い、官僚機構が海外の同胞に動く、給付するときに出てくる課題、難題をどのように克服するか、それが遂に具体化したのが、先週の金曜だったのです。
 ぼくが総理官邸に持参した案が午前におおむね諒承され、午後には、官僚機構の実務者との詰めの協議が実際に始まりました。
 ところがそこで、今度は、政治家のマサカの抵抗が噴き出したのです。
 人がひとり残らず賛成してくれる政治行動というのは、存在しないにもかかわらず、政権の地力が落ちているために、一部に反対があるんじゃないかという心配ばかりを募らせるのです。
 ここでも諦めてしまってはオシマイです。
 いちばん難しい官僚機構とすでに同意していることを梃子(てこ)に、辛抱強く交渉を続けるしかありません。

 それが現在です。
 最初は官の抵抗、次は政の抵抗、まるで川の流れが逆流したかのようです。
 ちいさな、ただ一艘(いっそう)の小舟に乗り、満身の力で、流れに逆らって漕いでいき、ようやく源流に達して、さぁ今度は川下りだと思ったら、もっと高い山からの川の流れが押し寄せてきて、もう一度、流れに逆らって漕いでいる、それが飾らない現状です。




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