功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

経済産業委員会に一条の光(2020-06-12 22:28:51)

2020-06-13 11:43:42 | On the Road


▼さて、放送を終わって、そのまま国会議事堂へ行きました。
 朝8時半からの国対 ( 国会対策委員会 ) に、政審 ( 参議院自由民主党・政策審議会 ) の末席の副会長として陪席し、8時50分には、第一委員会室に入り、予算委員会に備えました。
 予算委が始まると、またしても暗黒の審議です。
 議員本人はふだん誠実な人柄の人なのに、党の指令なのでしょうか。
 議員席から「妄想ばっかりじゃないか」という、声は控えめの野次が飛んでいました。
 内心で、同感せざるを得ませんでした。
 この国会審議で1日、3億円の血税を費やすのです。



▼予算委が終わるとすぐ、議事堂の横にある分館に向かいます。
 第一委員会室からぼくが出てくるのを待っていた日経新聞と時事通信の記者(たぶんいずれも初対面)から、海外の同胞への10万円給付について取材を受けながら、分館4階の経済産業委員会に入りました。
 ふだんは地下から4階まで階段を駆け上がりますが、この記者さんふたり、とても若い記者だけど、階段駆け上がりに慣れていないととても付いてこれないだろうから、久しぶりにエレベーターという快適な文明の利器に乗りました。
 与野党の議員も当然、乗ってこられたけど、別段、隠す話じゃないから、ふつうに現況を公開できる部分に限って説明し続けました。
 記者の前向きな姿勢に好感を持ちました。
 しかしどんな記事を書いても、デスクが会社の方針に合わせていくらでも改変することがあり得ますから、期待は何もしません。
 それでも、フェアな取材であれば、きちんと受けるべきです。
 そもそも、おのれが19年近くにわたって記者の仕事で給料を頂いていたのですから。


▼そして経済産業委員会の審議が始まりました。
 ふだん信頼している野党のある議員、ぼくは二度、このベテラン議員に「良き質問でしたね」とお声がけをしたことがあります。
 ところが、この日は、どうにも頷けませんでした。
 予算委員会の妄想もどきとは違っていたけれども、話が本筋でなさ過ぎる。



▼ふたたび、暗澹たる気持ちでいると、そのあとの何人目かに質問に立った野党議員の質問が素晴らしかった。
 何度も拍手をしました。
 誰のどんな質問か、すみません、いったん時間切れです。
 外出せねばなりません。

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