しかし、安倍総理に提出した皇位継承の安定への提言を、菅新総理にも提出することを決めました。
また消費減税の議員立法について、議論の輪を拡げることを確認しました。
護る会は、昨年の6月20日に正式発足し、今年6月に1周年を迎えました。
その時点で、記念の特別総会を開く予定でしたが、武漢熱で延期となりました。
それを、感染症対策を施したうえで、今月か来月に開催する方針も決めました。
護る会の役割と責任は、安倍総理のまさかの退陣後、さらに大きく深くなっていることを、執行部の全員が実感しています。
謙虚に、冷静に熱く、祖国を甦らせることに、衆参両院の自由民主党議員60人のメンバー全員で、取り組んでいきます。
日本の最大の懸案は対中外交だ。菅首相は習近平首席と9月25日夜、9カ月ぶりに電話での首脳会談を行った。その前に米豪印との首脳会談を行っている。日本国の外交優先順位を守った姿勢は評価できる。
会談では習近平訪日には触れなかった。尖閣諸島沖で中国公船が領海侵入を繰り返している問題では懸念を伝え、香港情勢にも触れ、「議論をしていきたい」と呼びかけた。
しかし、中国の対日外交と攻めの姿勢はなにも変わっていない。菅首相は中国に筋を通せるか。経済と安全保障を比較していまは安全保障を優先すべきだと決断できるか。
10月2日金曜夜9時『櫻LIVE 君の一歩が朝(あした)を変える!』第415回は、ゲストに参議院議員の青山繁晴さんをゲストに菅内閣の外交政策を論じます。
櫻井キャスターは以下の質問を準備し対談に臨みます。
(1)青山さんは菅政権の自民党は日本の課題をどこまで解決できると思うか。菅新内閣の特徴をどう捉えるか。仕事をしたいと強調する菅首相がこれまでに明確にした政策 は国内行政に関わるものが多い。ひとつひとつの課題の向こうに、本当に必要な大きな課題を問えば憲法がある。そこまで菅首相は視野に入れているか。実行できるか。
(2)菅内閣の外交政策をどう見るべきか。最も重要なのは対中政策だ。中国への対処を誤ることは日本の命運を暗転させる。菅首相は習近平主席と渡り合えるか。具体的に尖閣諸島の問題がある。習近平主席の日本訪問についてはどうか。
(3)最重要の対米関係について大戦略を踏まえて外交を行えると思うか。大戦略というのはこれまでの経済は中国、安全保障はアメリカという安易な戦略を棄てることだ。財界はいまだに経済を中国に頼ろうとしている。その財界にどれ程の指導力を発揮できると思うか。米国無しには立ちゆかない日本にとって、中国と着実に巧みに距離を置くことが大事だ。安倍政権にも難しかった課題を菅政権はやり遂げられるか。
【ゲスト】
青山繁晴 参議院議員
1952年兵庫県神戸市生まれ。慶應大学中退後、早稲田大学政治経済学部卒業。共同通信社へ入社し、官邸、自民党担当記者等を経て、ペルー日本大使館占拠事件で現地取材した後に退社。三菱総合研究所の研究員として、安全保障・外交から金融・経済など包括する国家戦略の立案に携わる。 2002年シンクタンク独立総合研究所を創立し、代表取締役兼主席研究員に就任した。TVタックルなどテレビ番組に出演多数。2016年7月参議院選挙比例区(自民)に立候補し当選した。著作に『ぼくらの祖国』、『ぼくらの真実』、『壊れた地球儀の直し方』など。
表紙は、1枚の写真がフルに表紙になっています。
この表紙デザイン、実物の本になってみると、ちょっと新鮮なんです。
それを秘書さんに話すと、彼女 ( 入間川和美・公設第二秘書 ) も「ホント、そうなんですよ。写真そのものが表紙になってる本って、なかなか無くて、いいですね」と言ってくれました。
ぼくは、おのれの書いた本のすべてについて、表紙の装丁デザインも、自分で原案を作ります。
ぼくの作った原案を、本の装丁の専門家が、実際の表紙に完成してくれるわけです。
本のタイトルも必ず、自分で付けますから、タイトルと装丁がマッチしている出来上がりになると、うれしいです。
そうしないと、なんだか読者に申し訳ない気がするからです。
今回もまず、「旧書を脱してこそ新書ですね」と題した、前書きを書きました。
そして、「タイムマシーンに乗って、降りて」と題した、新章を書き上げました。安倍晋三内閣総理大臣 ( 当時 ) とハワイ真珠湾をめぐる隠れたエピソードなどを明かしています。
さらに短い後書きを、書き加えて、新書の全体としては実に365頁になりました。
この新書も、ぼくのささやかな ” 伝統 ” として、「ぶっとい新書」です。
虎ノ門ニュースに参加していた時代には、一平ちゃん ( MCの居島一平さん ) が楽しそうにいつも紹介してくれたのを思い出しますね。
どの原稿もすべて、公務のない深い夜と、夜明け前に書いたので、ほんとうに苦しかったです。
どんな苦しみにも終わりがあるというのが、きょう、出来上がってきた完成本を手にしての実感でした。
もうひとつ。
きょう、この新書を手にした誰もが、「ぶっといだけではなく、なんだか、ちょっと重い!」と言いました。
そのわけは、カラー写真ページがふんだんにあるからです。
単行本も、現場の写真がいっぱいで、それにしては安い値段を出版社がつけてくれて、良心的だなぁと感嘆する思いでした。
今回も、1200円 ( プラス税 ) です。正直、めちゃめちゃ安いと思います。
版元のワニ社長こと、佐藤俊彦社長の心意気に感激です。
予約&ネット販売は、例えばここです。
よろしければ、この新書を通して、お目にかかりましょう。
そして一緒に、考えたいと思います。
この本で何を、共に考える ?
たとえば、日本の真の誇りについて。
そして、その誇りが切り拓く、新しいぼくらの生き方について。