功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

さぁ、1周忌は終わりました。(2023/07/09)

2023-07-09 23:18:29 | On the Road
▼このエントリーに掲げた写真は、国葬の際に配られた小冊子の1ページです。

 3枚ある写真の最上段は、令和という元号の意義を説明される安倍総理です。
 わたしは、現在の上皇陛下が今上陛下でいらしたときに譲位されるまえ、すなわちその大御心が伝わってきた際に、安倍総理に「これまでの元号は漢籍から採っています。新しい元号は、ぜひとも、和書から採りましょう」と繰り返し提案しました。
 そして安倍総理は、初めて和書から採った元号を新元号となさいました。
 わたしの意見は、安倍総理が参考になさった意見のひとつに過ぎないだろうと拝察します。
 歴史を変えた安倍総理のみごとな決断でありました。

 中段の写真は、安倍総理の存在が世界の安定にいかに寄与しているかを証明した、伊勢志摩サミットです。
 わたしはサミットから何年か過ぎたあと、当時の会場のひとつを訪れました。
 首脳会議の座席が再現されていて、各国首脳の中でその時もなお首脳であり続けていたのは、安倍さんひとりだけでした。そのことに、あらためて感慨を持ったのでした。

 3枚目の写真は、安倍総理のネクタイか襟を安倍昭恵さんが直していらっしゃるのでしょうか、ご夫婦の仲の良いお姿です。
 昭恵夫人は、きのうの法要ではずっと涙にくれておられたと聴きました。
 昭恵さんは、国葬のとき、日本社会の一部が騒がしかったにもかかわらず、静かに、たおやかに、毅然とされていました。
 万感迫るものがあります。
 安倍昭恵さんにも、岸信夫・前防衛大臣にも、安倍晋三さんのお母さまの安倍洋子さんにも、あらためて深い弔意を捧げます。

さぁ、この先どうする  どう生きる

さぁ、この先どうする  どう生きる

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

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