功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

意欲を削がれるひとつの典型例(2023/07/16)

2023-07-16 23:13:20 | On the Road

こんなにも誤解が日本の社会にある・・・

こんなにも誤解が日本の社会にある・・・

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


▼意欲を削がれるひとつの典型例が、「メタンハイドレートをなぜすぐに実用化しないのか」という非難です。
 今日も来ています。
 それは、まさしくわたしが日々、戦っている抵抗勢力に対して、主権者・国民の声として仰ってくだされば助かるのですが、なぜ敵の正面ではなく味方の足に、来るのでしょうね。

 実用化するために、たとえば今日7月16日の日曜も、国会は閉じていても休日でも、朝からこの夜まで、行政官・官僚らと交渉を続けているのです。
 経産省のなかにも、その傘下の産総研の中にも、いまだに抵抗勢力は居ます。
 わたしがあえて良心派と呼ぶ人々も、民間の専門家時代としても国会議員としても、僭越ながら懸命に育ててきました。それでも抵抗勢力の方が裾野がはるかに広いです。
 彼らの背後には、経済界を中心にした既得権益グループがいるのですから、それは強力であり、深く根づいていて、しかも狡猾です。
 しかし彼らのところに「早く実用化してくれ」という声が毎日やって来て困る・・・という情況ではありません。これは調べたうえで申しています。

 経産省も、産業技術総合研究所 ( 産総研 ) も、日本の主要な各経済団体もすべて、ネット上に、コメントの受付欄があります。
 いま念のためすべて確認しましたが、どなたでもコメントを出せます。
 この個人ブログと同じネット上で、かつ匿名でコメントする事ができますから、上述の『なぜ敵ではなく味方に ? 」という疑問は、自然な疑問ではないでしょうか。

▼そして、もう何度も申しあげてきましたが、たとえばアメリカのシェールガス、シェールオイルは、そのいちばん最初から考えれば、実用化までにおよそ100年を要しました。
 日本のメタンハイドレートは、実用化に向けて歩み始めてからまだその4分の1の時間にもまったく達していませんし、ありのままに申して、ぼくが国会に出てから、歩みは世界の専門家を驚かせつつ大きく加速しています。
 新資源の開発というのは、それまで使っていた資源に置き換わるということですから、どこでも、既得権益の側から大きな抵抗があります。

 また資源は、その技術開発に非常に時間の掛かるものです。
 ましてや、メタンハイドレート・メタンプルーム、レアアース・レアメタル、コバルトリッチクラスト、マンガン団塊、金銀銅などを含む熱水鉱床という、ぼくらの取り組んでいる日本のあたらしい自前資源はすべて、海中ないし海底の資源ですから、巨大な水圧との戦いを含めて、宇宙開発よりも困難な面が複合的にあります。
 それを宇宙開発とは比較にならない少額の予算でやろうとしているのですから、簡単にいくはずもありません。

 上記のことは、これまでずっと発信に努めてきました。
 そのために既得権益の側からは恨みも買い、圧力も増えていますが、主権者のみなさんのために発信を続けています。
 ところが、意欲を削がれるコメントのもうひとつの典型例が、「発信が少ない」「発信がない」というコメントです。

 どんなに忙しくても動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録 ( たいへん手間と時間を要します/これです ) を怠らないのをはじめ、発信にほんとうに時間を割いています。



 地上波のテレビ、衛星放送のテレビの番組に参加しないのは、いま全くオファーがないからであって、テレビ局が考え、決めることです。
 ほかの政治家や専門家のように、実は芸能プロダクションに所属しお世話になりギャラもいただくということをすれば、劇的に変わりますが、それは、わたしではありませんね。

 そして、ご自分がたまたま眼にされていないと、「発信が少ない」「発信がない」となるのが、現在のネット社会のやむを得ざる特性でもあるのでしょう。
 こうしたなか、数は全体のおよそ5%以内で、とても少ないですが、励まされるコメントには、こころの底から感謝しています。ありがとうございます。
 そうしたあなたには、あらためて申します。あなたの言葉は、闇夜の足元の清い光です、と。

 夏の孤独な夜のつぶやきです。

 ツィッターというアメリカ製のものが現れてから、呟きという、奥行きのある日本語が、使いにくくなってしまいました。
 ちなみに、わたし自身はツイッターもフェイスブックもスレッズも使いません。 ( 議員会館の青山繁晴事務所の秘書さんは別ですが、その内容は、このブログの内容を写しているだけです )
 ブログは、自主管理のサーバーで運営できるから、こうして長年変わらずに、これも発信しています。
 そして、「呟き つぶやき」という言葉は、ツイッターですこし歪められていても、こうしてエントリーの最後に使いました。
 ほんらいの日本語の触感が、どの言葉にも健在であるようにするのが、作家としての生き方だと考えるからです。
 どれほど公務に忙しくても、日本語の深い味わいから来る生きる歓びを、みんなと共有する仕事も続けたいです。これを読んでください。






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尖閣諸島を護るため(2023/07/15)

2023-07-16 12:18:58 | On the Road
▼中国が武装船をもはや日常的に侵入させている尖閣諸島は、ご存じの通り、日本国沖縄県石垣市の一部です。
 石垣の中山義隆市長は、尖閣諸島を護るために日々、苦闘されています。
 写真は、その石垣市長選の応援に入ったときです。

護る行動、護らない行動

護る行動、護らない行動

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


▼地元の市長が、祖国の沖縄を支えるために一身を捧げておられるなかで、沖縄県の知事はその中国を訪問され、中国側にただのひとことも尖閣諸島について発言しませんでした。
 これを語らずにいられるでしょうか。

 できれば、これを視てみてください。






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