プラごみを資源循環させる法案~海岸線に漂着したごみのほとんどは「中韓」のごみ
青山)それでこのプラごみを資源循環させるという法案ですが、役所が最初につくった法律の概要などには、海外からプラごみが多く来ているという問題に触れられていませんでした。実際に、対馬で地元の方々と海岸線のごみ拾いに参加すると、ごみに印刷されている文字の多くはハングル、または中国語です。日本語で商品名が書いてあるものは0ではありませんが、まず見ません。
法案は無事部会を通過~国会を通れば、中韓と交渉する下地ができる
青山)私は利害関係が一切ないので、まっすぐ真ん中から見て、「あれだけハングルと中国語の多いごみをそのままにするのはおかしいでしょう」と言ったら、経産省と環境省が協議しました。「中韓」と固有名詞を入れることは、私は考えていませんでした。それを入れるのであれば、「本当にそうか」ということを、莫大なお金をかけて調査しなければいけませんから。先に議員立法でつくってある別の法律に「海外」という言葉があるので、ここならば現実に妥協できると思い、まずは「海外」という言葉を使うことにしました。そうしたら役所が最後にそれを入れて来まして、16日に部会を無事に通過しました。このあと総務会で了承されれば、国会に出て行きますが、それで終わりではなく、これでやっと中韓と交渉できる下地ができるのです。そこが大事です。「法を以て交渉する」ということが必要なのです。