自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)に出馬の意向を表明している青山繁晴参院議員(72)は23日、国会内で記者会見し、「消費税の減税」や「農業への国の支援」を柱とする政策を発表した。推薦人20人の確保については「強烈な引きはがしがあって、40人を超えていたのが一時は1人になったが、誠意を尽くす。実感としては20人の名前を(告示日の)12日に出すことができるだろう」と自信を見せた。
青山氏はこれまで政治献金などを一切受け取っていないとして、政治資金規正法の再改正に取り組むとした。政策活動費の廃止、派閥とカネ問題の徹底調査、政治資金パーティーの禁止、再エネ賦課金の廃止などを訴えた。
消費税の減税については「財務省と真正面から対峙(たいじ)しているのは名前が出ている11人の候補なかで自分だけだ」として、「別の選択肢があることを説明したい」と強調した。