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インテリアコーディネーターのブログ。
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5月14日 R+ アールプラス

2009-05-14 | インテリア/建築
世間は空前のエコブームですが、(何か間違っていないか?)と疑問を抱くことはないでしょうか?
リサイクル率の向上のために逆に石油資源を浪費するというペットボトルの問題、巷に無意味に溢れるエコバックなどなど・・・、エコに対する取り組みはある一面だけをクローズアップされることが多く、本末転倒な結果を招いていることも少なくありません。

そんな中、今日ご紹介したいのはコイズミ照明の春の新商品「R+ アールプラス」。これは、エコをまた違った側面から考えた環境配慮商品。
照明業界で、エコと言えば「LED」や「蛍光灯」の普及がスタンダードですが、ランプを作らない器具メーカー コイズミ照明ならではの発想。ランプではなく、器具そのものに着目し、リサイクルガラスを採用した環境配慮のあかりです。

現在日本国内では、多くのランプ類は埋め立て処分されています。年間に廃棄される蛍光管は約4億本!これには恐らく家庭から廃棄されるものがカウントされていませんから、実際にはもっとたくさんの廃棄がなされていることが想像できます。
そこでコイズミ照明は、このランプに着目。
水銀を含んだ廃蛍光管(主にFL、FCL、FPL等)を安全処理し、粉砕し水銀を無害化したガラスカレット(=リサイクルガラス)を採用。環境にやさしいあかりが出来上がりました。
注目したいのはそのデザイン。
廃棄されたランプが新しいあかりへ生まれ変わるというメッセージが込められたこのシリーズは、「白熱ランプ」をモチーフに親しみあるフォルムが印象的です。
 
クリプトン球モチーフとレフ球モチーフの2デザイン。写真ではマットな乳白色に見えますが、実際は消しガラスのような表情。通常の透明ガラスと比較して少し緑がかった色をしています。「リサイクルガラスのため細かい泡が入ります」という注意書も、かえってご愛嬌。これが独特の表情を醸し出して、とても素敵でした。なんでも、薬品を加え泡を減らすことも可能なそうですが、添加することで環境素材としての意味が無くなってしまうと考え、素材をそのまま活かしているだとか。
基本コンセプトがブレていないことにも、好感が持てますよね。

私のツボにピタリとはまったとてもキュートな商品。
エコに対してこんな考え方もあるんだなぁ。と気付くことができます。
自信を持っておすすめしたい一品です。

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さぶ)
2009-05-14 23:23:42
いいですねー
シンプルでありながら懐かしい。しかもエコ
こんな組み合わせ、グッときますね。
返信する
Unknown (ogawa)
2009-05-15 13:03:19
でしょ?
そうそう。グッときますよねぇ。
その表現が一番似合うと思います。

写真よりも実物の方がずっとずっと素敵なんですよ☆
返信する

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