大川原有重 春夏秋冬

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4300万円詐取容疑7人逮捕 原発事故賠償、風評被害装い

2013-09-20 18:12:35 | 原子力関係
福島民報
会津若松署と県警本部の捜査二課、組織犯罪対策課は19日、東京電力福島第一原発事故による風評被害で営業損失が出たと東電に虚偽の申請をし、賠償金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで会津若松市などの男女計7人を逮捕した。だまし取った賠償金は総額約4300万円に上る。県警によると、原発事故に伴う風評被害の賠償制度を悪用した詐欺容疑事件の摘発は全国で初めて。
 逮捕された容疑者は会津若松市宮町10ノ36、会社役員鈴木治夫(45)、千葉県船橋市、土木作業員坂本勇(44)、会津若松市扇町84ノ6、無職山田真由美(32)、同市川原町3ノ23、土木作業員渡部勝広(43)、会津美里町氷玉字福永丙1505、無職結城梢(24)、南会津町丹藤字前川原667ノ1、障害者福祉施設職員、室井みゆき(30)、会津若松市宮町10ノ36、無職鈴木あゆみ(30)の7人で、鈴木治夫容疑者とあゆみ容疑者は夫婦。
 捜査二課などの調べでは、鈴木治夫容疑者ら7人は会津若松市内で飲食店やエステ店などを営んでいなかったにもかかわらず、原発事故で売り上げが減少したと偽って東電に賠償を請求し、それぞれ約360万~約870万円の賠償金をだまし取った疑い。7人は個別に東電に賠償請求し、昨年10月中旬までに鈴木治夫容疑者は約870万円、坂本容疑者は約520万円、山田容疑者は約860万円、渡部容疑者は約360万円、結城容疑者は約820万円、室井、鈴木あゆみ両容疑者は共謀し、知人の名前を使って約870万円を不正に得たとしている。同課は7人の認否を明らかにしていない。
 同課によると、賠償金が支払われた昨年11月に東電から申請内容や営業実態に不審な点があるとの相談があり、6月ごろに告訴を受け捜査していた。
 捜査関係者によると、7人は共犯関係にあった上、東電のチェックを欺くため役割を分担していた可能性もあるという。背後に暴力団などの組織が介在していたとみて調べている。県警は鈴木治夫容疑者を長崎県内で逮捕し、本県に移送した。

( 2013/09/20 09:15 カテゴリー:主要 )

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