NHK
敦賀原子力発電所2号機の真下を通る断層について、原子力規制委員会の専門家会合が、19日午後から開かれ、規制委員会のこれまでの判断と同じ「将来動く可能性がある」とする評価書の案が示され、議論が行われています。
敦賀原発2号機の真下を走る「D-1」と呼ばれる断層について、原子力規制委員会は、去年5月、「将来動く可能性がある」と判断しましたが、その後、事業者の日本原子力発電が、反論する新たなデータを提出したため、去年12月以降、追加の現地調査や専門家会合が継続して行われています。
19日の専門家会合には、これまでの審議の結果をまとめた評価書の案が示され、専門家による議論が続いています。
評価書の案では、「D-1」が延びているとみられる2号機の北側で新たに見つかった断層について、「12万年から13万年前以降に動いた可能性は否定できず、『D-1』と一連の構造である可能性も否定できない」としたうえで、去年5月の判断と同様に「『D-1』は、将来、動く可能性があると判断する」としています。
19日示された評価書案を専門家会合がとりまとめ、その後、報告を受けた規制委員会でも判断が覆らなければ、敦賀原発2号機は再稼働できずに廃炉になる可能性があります。
11月19日 19時12分
敦賀原子力発電所2号機の真下を通る断層について、原子力規制委員会の専門家会合が、19日午後から開かれ、規制委員会のこれまでの判断と同じ「将来動く可能性がある」とする評価書の案が示され、議論が行われています。
敦賀原発2号機の真下を走る「D-1」と呼ばれる断層について、原子力規制委員会は、去年5月、「将来動く可能性がある」と判断しましたが、その後、事業者の日本原子力発電が、反論する新たなデータを提出したため、去年12月以降、追加の現地調査や専門家会合が継続して行われています。
19日の専門家会合には、これまでの審議の結果をまとめた評価書の案が示され、専門家による議論が続いています。
評価書の案では、「D-1」が延びているとみられる2号機の北側で新たに見つかった断層について、「12万年から13万年前以降に動いた可能性は否定できず、『D-1』と一連の構造である可能性も否定できない」としたうえで、去年5月の判断と同様に「『D-1』は、将来、動く可能性があると判断する」としています。
19日示された評価書案を専門家会合がとりまとめ、その後、報告を受けた規制委員会でも判断が覆らなければ、敦賀原発2号機は再稼働できずに廃炉になる可能性があります。
11月19日 19時12分