大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

麗人Xさんへ

2009-04-07 14:59:50 | 日記
 先日は不思議な一日でしたね。春山登山の帰り道、東京駅で下車して山手線に乗り換えて、有楽町駅まで行きたいと思ったのに、浜松町まで行ってしまい慌てて新橋までUターン下車しました。途中、偶然通りかかったSオークションの下見会でTさんと雑談し、Tさんの懇切丁寧な解説付きでコンテンポラリーアートの目の保養をしました。下見会を辞して、てくてく銀座の街角をぶらついていると、<麗人>が微笑んでくれたのです。一瞬、誰かな?と思ったのですが、目を凝らしてみるとXさんでした。5分位前に、たまたまTさんからいただいたばかりのアートフェアのチケットをXさんに一枚プレゼントしました。Xさんも私と同様、銀座を散策(お散歩)している途中だったみたいで、きょうは時間があるとのことでした。早速、今月12日に突然閉店するというデルレイカフェで(お別れ会の意味も込めて)シャンパンを一本以上空けちゃいました(デルレイカフェさん、本当にお世話になりました)。それから、国際フォーラムのアートフェアの会場に二人でほろ酔い加減でアート作品を鑑賞しました。曽宮一念さんの作品だけを展示している会場(ブース)が特に印象的でした。熊谷守一の書の展示ブースもまぁまぁかな、と率直に思いました。約一時間、冷やかし半分!の楽しい時間を過ごすことができました。つくづく思いましたね。アートフェアの出展者よりも観客の方が断然気楽でいいですよ!!(おびただしい数のアート作品を無料で見れて、なんら気も使わなくていいし、肉体労働者よろしく身体も酷使しなくていいので極楽でした。私も以前、何度か相当大きなブースを借りたことがあるので主催者の気持ちは手に取るように心に響いてきます。)その後、四丁目の江戸時代から続く和食の店で大人の米ジュースを三合ほど飲み、軽く夕食をいただきました。

 麗人Xさんは、私以上にお酒がお好きみたいでした。それから場所を変えて、約1ヶ月ぶりである遊園地に出向きました。銀座の<人間国宝>と私が勝手に名付けた、しのちゃん?が和服で私たちを歓待してくれました。<ドラえもん(薬科大学卒業)>も出勤していました。まるで夢のような時間(バラ色タイム)が流れていきました。10曲くらい、上手くなりたいという気持ちも込めて歌い続けました(尾崎豊の『アイラブユー』は特に心を込めて歌っちゃいました♪いつもすみません、まわりのお客さま!)それからXさんと夜の銀座をブラブラと歩き出しました(もう一杯だけ赤ワインでも飲もうか?)8丁目の『ヴィヴィ~~』に向かいました。Oママ推薦のオーパスのボトルをいただきました(美味でした。最高ですね、2004は)。人生に乾杯!ラッキー!
 時計の針も12時にあと数分・・・Oママが特別にシャンパンを御用意してくれたみたい(もちろんプレゼント)で、とっておきのシャンパン「ゴッセ」が出てきました(すっかり忘れていました。自分の誕生日を。どこかで記憶が飛んじゃってたみたいで・・・元々、いつ頃からか自分の年齢を気にすることがなくなったんですよね)。総勢5名で私のハッピーバースデイのカウントダウンです(心から感謝します。ありがとうヴィヴィ!)午後の3時過ぎから、麗人Xさんと約11時間(あっという間!)遊びほうけちゃいました(元々、私は毎日、日曜日ですけど)。

 もしもあの日あの時予定通り、有楽町駅で下車していたら、あの日の<夢時間>は決して訪れることもなく、麗人Xさんとの再会もなく、もちろん、当然のことではあるが、アートフェアに行くことも絶対にあり得ず(もともと行きたいとは思わなかったのが本音です)、一滴の酒も飲まず、バースデイパーティカウントダウンもあり得ず、ちょっぴり淋しい一人暮らしで、自室でお茶漬けでも食していたに違いないと思うと、<乗り間違った電車>も結果オーライで、有難いことに<北斗七星カシオペア特別号>に「乗車することを許可してもいいですよ」と、天使がそっと囁いてくれたのかなぁと自分勝手に思い込み、常日頃の心がけは本当に大切だとしみじみ自分に都合のいいように思い込むことにしました。人生というものは、偶然の偶然の必然なんですよね。麗人Xさん、ありがとうネ!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。