大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

知識は力

2011-02-16 16:41:03 | 日記
 どんな仕事でも知識は必要だとつくづく思います。知っていることが力になる、役に立つことはよくあります。僕の場合、古美術においては縄文時代に始まり中世から近代まで幅広く古美術全般を扱うと同時に現代美術にも力を入れてビジネスにまで結びつけるのには、やはり知識が何よりも重要だと思っています。そのためにも人の何十倍も専門書を読んだり美術館や博物館に出かけたり、オークションカタログを調べたりと常に学習意欲を持続しなくては美術業界では生き残れません。古美術業界においては一人前になるのに最低家一軒分の授業料を払うのは当たり前だと僕は考えます。できるなら授業料なんて払いたくないですけど現実は大変厳しい、と経験上思います。それに比べて現代美術はビジネスにおいてそんなに難しいとは思いませんが…現代美術でビジネスしようとするならオークションカタログを見て、プライスの動きを見れば次にどのアーティストの評価が高まるかは予想がつくと思います。リーマンショック以降いろんなアーティストのプライスは軒並み総崩れをしてみるも無惨な状況に陥っているわけですが、後数年もたてば埋もれているスターが表舞台に登場してくると自分は楽観視しています。これからの時代は本物しか残れない、厳しい局面を迎えると予測しています。知識の重要性を日々痛感するのです。いつの時代もそうですが、時代の潮目を読みながら冷静に状況分析をできる人しか美術業界では生き残るのは厳しいと思われますので常日頃の精進あるのみですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。