大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

河井寛次郎記念館を訪れて

2010-10-28 10:00:00 | 美術
 先日『呉州筒描花碗』の鑑定をしていただきに河井寛次郎記念館にお邪魔しました。はじめて訪れたのですが、とても素敵な記念館でした。あまり河井寛次郎先生の作品を扱ったことがないのでいい機会なのでじっくり記念館内を見て目の肥やしにしてきました。河井寛次郎という人は「美術品を買うというのは自分を買う事(行為)と同意義である」という風な事を述べていると記憶しています。民芸という言葉を一番最初に浜田庄司と柳宗悦と三人で旅先で発案した方だと思います。在りし日の河井寛次郎さんの風貌はとても素敵で一目惚れしてしまいました。居間の寛次郎さんが座っていたと思われる椅子の上で猫が気持ち良さそうに寝ている光景を見ていると、心が自然と温かくなってきました。のんびりくつろいでいる猫と寛次郎さんの優しい笑顔が記念館のたたずまいに調和していました。

    

      

      

  

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