おきると荘の書斎

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ものづくりの難しさよ

2014-02-17 04:53:00 | 小説
サイコドラマ④

同じような日々を過ごすから、変化が際立つらしい。

 6月の雨は、僕たちの気分を何となく憂鬱なものへと変えてしまう。今年は、先に控えている夏休みでさえ大きな壁に見えてくる。ある人は自分に突き付けられた偏差値という数字の事で頭が一杯になっている。ある人は、まだまだ時間はあるんだし、となんとも穏やかな毎日を過ごしている。またある人は、受験勉強に必死になっているなんて格好悪いと自分に言い聞かせ、ゲームにのめり込んでいく。しかし、多くの人は今までこの教室に出来上がっていた社会を壊さないように、クラス用の顔をして学校にやってくる。加藤先生はいつも通りに朝の連絡事項をクラスに伝え、他クラスの先生達よりも早く教室を出て行った。今では、口を開くと全員に聞こえてしまう程に朝の教室は静かになっていた。僕は、少し窮屈な気持ちになって廊下をぶらぶらと歩いたり、周りの真似をして1年の予定表を作ってみたりして、短い空白の時間をやり過ごしていた。字面では受験に必死になっている人達の気持ちが分かっても、僕自身が同じような気持ちになったりする事は今のところなかった。それでも、予定表を書いていると、それが自分の未来をデザインしている設計図のように見えて、少し満足な気持ちに浸る事は出来た。
 「お前は余裕あって良いよな」と、好史が言った。
好史は最近少し痩せたように見える。その原因は主に村谷さんとのいざこざのようだ。僕には恋人がいないし、好史も詳しい内容までは僕に話さないのでよく分からないが、村谷さんは随分と受験戦争の雰囲気にまき込まれ必死になっていて、何かと好史に当たっているらしかった。
 「まあ、俺みたいな奴が後悔するんだ、結局」と、僕は言った。
それが本心から来ている言葉なのかどうか、自分でもよく分からなかった。好史は「いやいや」と言ったが、それ以上は続けなかった。
 「お前さ、痩せたよな」と、僕は沈黙を避けるように好史に聞いた。
 「そうかな」と、好史はさも心当たりが無いという風に応えた。
 「何か悩みでもあるのか、聞くよ。折角ある余裕を使わないなんて勿体ないし」
 「はは、小池らしいな」
好史がそう言うと、しばらく沈黙が流れた。僕は、今度は好史が話し始めるのをじっと待っていた。雨の音が心地好く耳に響いた。
 「まあ、大したことじゃないさ。最近ちょっと香里が参っちゃっててさ」と、しばらく経ってから好史が言った。
 「そうなのか」と僕は言った。
内心そうだろうなとは思いつつ、僕の方から色々と聞くのは気が咎めたので、再び好史が何か言うのを待った。
 「まあ、確かには俺には受験生としての自覚が足りないだけなのかもしれないけどさ。あんな風に不安定になられたらこっちまでやられちまうよ。俺がいつも平気そうな顔してるってキレ始めるし。俺だって少しは勉強してるし、余裕なんか無いのにさ」
 「そうか、好史も大変だな。自分の分だけじゃなく、村谷さんの分まで背負わなきゃいけないんだもんな」
 「な。だからさ、この時期に彼女なんか作るもんじゃないぜ。男だけでわいわいやってた方が絶対に良いんだよ」と、好史は半分冗談めいた事を言った。
僕は肯定も否定もする事ができず、好史と一緒になって小さく笑った。
 「でも、お前がいて良かったと思うよ。あいつら張りつめ過ぎなんだよ。朝の10分や15分で何が変わるんだ」と、僕は言った。2人は教室と同じ階にある特別教室の前を、ゆっくりと歩きながら話していた。
 「急にどうしたんだよ」と好史は照れたふりをした後、「そうだよな。俺もこういう時間が一番大事だと思うわ」と言った。
雨の日は何となく気分が落ち込む。でも、僕はこういう落ち着いた時間も好きだった。
 また少し、静かな時間が流れた。僕はふと、好史が村谷さんの事をあまり話さないのは、好史自身が負わされている負担を僕に抱えさせないためなのではないかと思った。
 「そろそろ戻るか。数学始まるし」と言って、好史はあくびをしながら背伸びをした。
僕もつられてあくびをしながら、好史を見た。2年以上着ている制服は窮屈そうで、伸び上がった制服の袖から、白い腕が数センチはみ出していた
 ――僕は目を疑った。好史の手首には、縦向きに細い切り傷が残っていた。リストカットの痕だ。テレビや授業で話題になり知識はあったが、自分とは縁のないものだと思っていた。雨の音は冷たく、鬱陶しく耳に響いていた。
 「なあ、本当に大丈夫なのか?」と、僕は聞いた。
 「いや、大丈夫じゃないのは香里だからな。本当あの性格何とかならんもんかな」と、好史は呑気な顔で答えた。
不意に僕は、4月に見た桜の木を思い出した。幹に刻まれた無数の唇は、何も語ることなくじっと閉ざされていた。僕には、好史の手首に刻まれた傷痕が、言葉よりも遥かに重大な何かを物語っているように見えた。

 ここで、第四の場面は幕を閉じる。

たまには書いておこう

2014-02-14 05:39:00 | ノンジャンル
とは言ってもねえ、、、最近書くこともあまりないんですよね。

完全にWEB上の自分にどの程度現実の自分を乗せるのかっていうさじ加減が難しいよね。
どうせならインターネットの中で体験した出来事だけを書いていった方がそれっぽいような気もするし、かといってそれではあまりにも自分自身が抜けてしまうというかなんというか。

まあ、別に良いんだけどね、その時思ったようにやれば。
というわけで、本日は少しお酒なんかについて喋ってみようか。


お酒といえば定番はやっぱりビール。これですよ。
成人の皆様の中にもビール好きの方、そうでない方いらっしゃると思います。
……あ、今回の話、お酒にある程度詳しい方には何の新しい情報もないです。先に言っとくけど。

はい、じゃあ改めて、成人の皆様の中にもビール好きの方、そうでない方いらっしゃると思います。


……ところで、皆さんがビールだと言って飲んでいるそれ、本当にビールですか? 世の中にはビールと似て非なる酒が存在しています。ちょっと油断していると、
「おい、アイツこの酒……フフッ……ビールなんだってよwwwww」


とか言われかねません(そんなことはない)。

そこで、ビール系のお酒をここでおさらい。
現在酒屋やスーパーなんかの冷蔵庫で販売しているビールっぽい飲み物は大きく分けて3種類あります。

ひとつは「ビール」。次に「発泡酒」、そして、最後に「新ジャンル」です。

一体これら、何が違うのか。


はい、詳しいそこの方御名答。そう、麦芽の使用率ですね。
ビールと発泡酒の違いは麦芽の使用率にあります。まあ、本当は原料にビールとして認められているものがあって、それ以外のものが含まれている場合にも発泡酒という扱いになるようですね。

具体的には2/3以上麦芽を使用していて、かつ指定された原料のみで作られてるものがビールです。

大手4社で言うと、サントリーが「モルツ」とか「プレミアムモルツ」、キリンが「一番搾り」、「ラガー」、季節もので「秋味」なんか、サッャ高ェ「ヱビス」、「黒ラベル」、そしてアサヒが「スーパードライ」ですね。

こいつらは、昔から今までずっとあるビールです。
特徴として、まずおいしい(個人の感想であり以下略)。
発泡酒や新ジャンルと比較してまったりしていて、コクがある、的な印象ですかね。でも、高い。やっぱりね。仕方ないね。

酒税がかかるのでビールはやはり結構お値段が高いです。とくにプレミアム系ビールですね。ヱビス、プレモルなんかは普通のビールよりも更に少しお値段がかかります。嗜好品が背負っている運命ですねえ……
あ、近々ギフト限定だったドライプレミアムが普通に通年販売商品になるそうです。やったね。あれも結構おいしいのでご賞味あれ。


さあ、次に発泡酒。
麦芽の使用量が2/3未満で、ビールの規定にない原材料が使用されたりしています。
こいつら、本当に今は影が薄いですね……多分イメージとしてはビールと新ジャンルの間くらいの感じで、悪く言えば中途半端なんですよね。

有名どころはアサヒの「ドラフト」、「アクアブルー」と、なんといってもキリンの「淡麗」ですね。淡麗は未だによく売れます。亜種としてグリーンラベルや淡麗Wなんかがありますね。ああ、アサヒは「スタイルフリー」が今一番売れるかな(いつの間にか店員目線)。

あと、俺は知らなかったんですがサッャ高ノは「北海道生搾り」という発泡酒があるみたいです。そしてカテゴリー的にはアサヒのレッドアイも発泡酒らしい……

さあ、なんだかんだ言ってまいりましたが、発泡酒はビールに比べてあっさりした感じがします。それ故に、ビールより発泡酒の方が好き、なんていう人も結構いたりしますね。そして、安価なのも特徴でしょう。
ビールが6缶パックで1000円強なのに対し、発泡酒だと700円強から800円弱で買えるということになるので、発泡酒派はコスパが良い人たちといえるかもしれませんね。


最後に新ジャンル。これは第三のビールと呼ばれたりします。
新ジャンルには、実は更に2つのカテゴリーを作ることができます。
ひとつは麦芽以外のものを使ってどうにかこうにかビールに似せた製品を作るパターン。
もうひとつは、麦芽の入った発泡酒に、他の酒を加えることで酒税をかわすパターンです。

前者は「その他醸造酒」、後者は「リキュール」と呼ばれます。

まあ、しかしながらそこまで細かく分けるのは今回はやめておくとして、新ジャンル酒とざっくり固定しましょう。
こいつらは、とにかく安い。酒屋なら1本100円くらい。ビールの6割くらいの価格で買えてしまうんですよ。
だから、「ビール買って来たぞ!!」と言って袋を見たらなんとそこには……!!! 的なことが最近頻繁に起こります。THE・知らぬが仏。

さて、では皆さんに問題です!!


Q.先程から引き合いに出してきたサントリー、キリン、サッャ香Aアサヒの4社。それぞれが出している新ジャンル酒、一体何という名前でしょうか。






















……さあ、どうでしょうか。
問題を出しておいていうのもなんですが、各社結構な種類出してます(



しかし、まあ定番は定番としてあるので、そいつらを一応の答えとします。もし自分の思い付いたお酒が無かったら、各自正解を確認してみよう!

はい。

ではまずサントリー。サントリーの新ジャンルといえば、一番連想されやすいのは「金麦」ではなかろうかと思います。割とフルーティーな感じで、プレモル好きなら新ジャンルは金麦が好きなのかな、という感じもしますね。糖質オフのバージョンも存在していますが、個人的にはそちらの方が味も好きなんですよね。あと、「ジョッキ生」もサントリーの新ジャンルです。


次にキリン。キリンは何といっても「のどごし生」でしょうね。キャンペーンが大々的で、凄く面白い事をやっているなあ、という印象です。さっぱりした味ですが、人によってはちょっと酸っぱいと感じるかもしれません。
あと、少し前に売り出した「澄みきり」もキリンです。個人的に、新ジャンル定番なら圧涛Iに澄みきり派ですね。こいつは割と苦味寄りで、ラガーとか好きな人にはたまらないのでは。


続いてサッャ香Bサッャ高フ新ジャンルは「麦とホップ」です。最近リニューアルして「麦とホップ the Gold」みたいな名前になってますね。あれは完全な入れ替えなので、今までの麦とホップはもう終売ですので好きな方は買いだめを。
麦とホップは黒、赤などというバリエーションを持っているのも特徴的です。麦とホップの赤はマジで美味い。こいつは期間限定なんですが、何度か復活しているので度々飲む事が出来ます。澄みきりよりも少し苦味が抑えられている感じの味で、とても飲みやすいので飲み過ぎにはご注意ください。
サッャ高ニいえばもうひとつ、「極ZERO」も定番ですね。プリン体0%というのは画期的な発明だったようです。今までの「OFF系」はプリン体を少なくしていくという発想だったんですが、極ZEROでは逆に「プリン体0」から味をプラスしていく方向に転換したんだとか。これで痛風のあなたもお酒が飲めるぞ(まあ、実際のところアルコールそのものがあまり良くない様なんですが……)!


さて、最後にアサヒ。アサヒはツイッターなんかでもよくCMがいじられているので知っている方も多いでしょう。「クリアアサヒ」ですね。クリアアサヒは本当にすっきりしてます。クリアです。悪く形容すれば水のようです。でも酒の感じはあります。何だろうこれ。まあ、良くも悪くも超スッキリなんですね。
「お酒はまだあまり飲んだことがないんで……」という方でもいけるのはどれか、と問われれば、間違いなくコイツです。物足りないという方にはもう少し味のある「クリアアサヒ プライムリッチ」も出ているので、好きな方を選べるのもいい感じです。
俺はプライムリッチ派です。
あ、そうそう。アサヒにもオフ系の新ジャンルがあります。名前は「アサヒ オフ」という物凄くストレートなもの。オフ系を選ぶ人の気持ちになった事がないのであまり分かりませんが、どうもオフ系の方が麦くささみたいなのが総じて強い気がします。何故でしょうね。



さて……またしても長く書いてしまいました。
まあ、お酒談義はダンおに勢にもニコニコ勢にも強い方々がいらっしゃるのでそちらにお任せするとして、今回はビール系の簡単な違いについて触れてきました。
要約すると、「ビールと新ジャンルの間に発泡酒」ってことですね。気になる方は自分で調べてみて下さいネ☆

それではさらば!