おきると荘の書斎

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2コメ

2013-05-13 04:00:00 | 小説
貰ったCap Aceを飲まずに早数か月。


サイコドラマ②

 どうも、世の中容易い事ばかりではないようで。


 その日のごたごたした日課が終わり、僕は玄関へと向かった。
 「帰りにマック寄ろうぜ」と、好史は言った。
 「オッケー」と、僕はいつも通りのノリで答えた。
春休みの間、話題になるような出来事は起きていなかった。それは好史も一緒だと思う。なんせたった数日の事だ、ろくに家からも出ていないだろう。それでも、新学期初めの放課後はマックに行きたくなるものだ。僕達の通学路には、駅の近くにあるマクドナルドを除いて寄って行けるような場所は無かった。
 正門を出ると真っ先に目に飛び込んでくるのは、30メートルほど向こうにある大通りだった。この辺りの道は、ラッシュ時を除いて車の量がそれほど多くない。田舎の大通りにはよくある事だ。その分、どの車も好き勝手なスピードで走るから、歩道と車道ははっきりと分かたれている。歩行者も自動車もお互いを気にせず通行する。まるで歩道の間を高速が走っているようだ。
 「マックに新メニューが来てるらしいな」と、僕はこれから食べるメニューを考えながら言った。
 「らしいな、でもどうせまた外れだぜ。ああいうごちゃごちゃした感じの食感はあんまり好きじゃないんだ」と、好史は言った。
 「そうだよな、確かに。結局チーズバーガーとかの方が美味いんだよな」と、僕は言った。
正直言って、こういう話は答えなんてどうだっていい。なんとなく、ある話題についての議論が進んでいれば、その場を楽しくやっていられる。自分の考えを述べるというよりは、後になって辻褄が合わなくなると厄介だから、その時思った事を言っておくと言った方が正しいかもしれない。
 「それにしても、なんか変わったって感じがしないよなあ」と、好史は前の方を見ながら言った。
 「何が?」僕は気の無い返事をした。
 「いや、だからさ。こうやって3年になった初日にも、相変わらずマックの話しててさ。だけど俺達、今年受験生なんだぜ?」と言いながら好史と僕は、いつも渡る信号の前で自然に右向け右をした。
 「そうだな、3年になったって、別に何が変わったってわけじゃないしな」と僕は言った。
教室に入る時に感じていた高揚感は、確かに今も僕の中から抜けていなかった。でも、好史にそう言われると、確かに何も変わっていないのだった。新しいノートを買うと初めの数ページだけ丁寧に使うのと同じように、僕は繰り返しの継ぎ目を歩いていた。
 信号を渡ると、やや車通りの少ない南北の道に入った。角をひとつ曲がるだけで、互いの声が良く聞こえるようになる。その感覚が好きだった。
 「これが最後の1年か」と、相変わらず目は前を向いたまま好史が言った。
 「どうしたんだよ」と、僕は尋ねた。
 「いや、なんかこう考えると3年間ってあっという間だったよな、と思ってさ」と、好史は青春めいたことを言った。好史は好史で、僕と同じような春を感じていた。ただ、その感情をどうやってすくい取るかだけが違うようだった。
 「そうだな、あっという間だったな」と、僕は言った。
 「まだあと3分の1も残ってるけどな」と、一定間隔で立たされている桜の木に目をやりながら、好史は言った。「春なんだから桜でも見とかないと、それっぽくないな」
 「高校生だぜ? 桜の話なんかするか?」と僕はおどけた感じで言いながら、1本の木に近付いた。
 「いいさ、たまには」と言いながら、好史は桜の木に背中をもたせかけた。
僕は桜の幹に近付いた。春の日差しは暖かいが、木陰の涼しさも心地好かった。近くで見ると、桜の幹はごつごつとをしていて、枝をしっかりと伸ばしていた。花見をしているとなんとなく花ばかり見るし、花が散ると並木に注意を向ける事なんてない。つまり、僕はこの時初めて桜の木をまじまじと眺めた。手のひらで幹に触れる。木のざらざらとした質感が手に伝わってくる。顔を近付ける。ひんやりとした匂いが鼻の下を通り抜ける。
 ――その時、桜の幹に無数の唇が見えた。ぼつぼつとした模様のひとつひとつが、小さな唇になっていた。それらは何かを語るでもなく、ただしっかりと結ばれたまま、こちらを向いていた。僕にはそれが気持ち悪くて、不思議と目を離す事が出来なくなった。
 「そろそろ行くか」好史はそう言いながら、背中で幹を突き放し、体を起こした。
僕は生返事をして歩き始めた。それでも、桜の幹から目を離す事はできなかった。

 ここで第二の場面は幕を閉じる。

雑なアレ

2013-05-09 01:05:00 | ノンジャンル
こんなゴミ動画上げて意味あるの?

というタグが付いていて「え? 意味いるの?」と思いつつ割と普通に凹んだるとすわです。


うん、折角だから音ゲー絡みで更新していきましょうか。


個人的に一番よくやってるのはjubeatなんですが、やっぱ音ゲーは難しいですね。
どう頑張ってもEXC埋めていくのは無理そう……なんですが、それでもめげずに頑張りたい所。

10もある程度クリアに余裕は出てきたんですがね。
Sol Cosine Job 2を除いてはね!!

あれはマジで即身成仏する。音量が小さいゲーセンだとクリアギリギリとかになりますね。

フルコン狙えそうなのはFar East Nightbirdですね。その次がダイナマイトかな。


その他の音ゲーについても触れておきます。

基本BEMANI系しかないんですけどね。

まずDDR。音ノコさんと一緒にプレーしてから、結構モチベーション上がっていこういこう……いこう……としてるんですけどねえ……こう、いこういこうと……

ラウワン遠すぎるんだよ!!


そんなわけで、あんまり出来てません。結局難易度7、8くらいを延々とやってます。というか、ゲーセンいっても結構上手い人ならんでるからやり辛いんだよね。
もっと朝凸していかないと行けなさそうです。


弐寺も同様の理由で云々。慣れるまで異常に難しい雰囲気が出てきてる。


ャbプンはようやく22、3が出来る程度。カード集めしようと思ってファイルを探したけど、あんまり良いのが無かったので断念。
でも、弐寺よりはちょくちょくやってるからか、配置が把握できてきたと思います。


んで、SDVX。こちらは13を落ちたり落ちなかったり。ロングノーツ片手で押しながらアナログデバイスいじるの難しすぎるんですけどもーーーー
アドバイス絶賛募集中です。
12は大体いけたんだけどな。バタフライキャットが地味に鬼門だった。
daniwellさんはダンおにも作らせてもらっているだけに、絶対にクリアしたかったんですよね。


リフレクは最近初めて10のアルストロメリアをクリアしました。
最初は大してやる気なかったけど、RUNRUNやってるうちに案の定楽しくなってきちゃったよねー(絶望感)
早いとこ10安定させたいけど、難しい。やっぱ。
ただ、フルコンも取り易いのが楽しい所ですね。


最後にギタドラ。これは上達しない。ギタフリはほぼやってないから何ともだけど、ドラマニは黄色をちょっとずつ埋めてる感じです。ただ出来ると一番楽しいだろうから是非上達したい。


こんなところでしょうか。アーケードもやっておくと、ダンおにの幅も広がりそうですね。ウキウキです。

では!

ダンおにオフレメi架空)

2013-05-06 01:22:00 | ノンジャンル
5月上旬。とある音ゲーに関わる兵どもが、一堂に会した――

というわけでね、行ってきましたダンおにオフ!
今まで掲示板やツイッター上でしか関わった事の無い方々と顔合わせできるということで、るとすわのテンションも上々。

高速バスの勝手が分からず、2日前に予約しようとしたら殆ど埋まってました。
着きましたるは池袋。新宿駅は改札が沢山あって、田舎者には中々の迷路でした。
ちょっと腹ごしらえをしておこうと思い、一先ず西口のマクドナルドへ。朝マックの時間帯に行ったのは、思えば久々でしたねー。

都会の風にほろ酔い気分、田舎者扱いされるのも構わず写真も沢山撮りました。

まあ東京なんで他の皆さんも行ってると思いますからあえて貼りませんが、可愛いネコちゃんがいたのでその写真をば。




一先ず皆さんと合流。ニコ生で声を聴いた事がある人もいましたが、やっぱり実際お会いすると雰囲気が違いますね!
イケメンばっかりでした。というかみんなファッション凝り過ぎw 大学入ってから自分で服を一切購入していない自分にはハードルが高過ぎましたね。

ある程度集まったところで近くにいた方と自己紹介。


「……どうもー、るとすわでーす、京都から来ましたしー」



……ほー、見事なまでの総スルーですね。


というか、緊張で声が小さすぎて誰にも聞こえなかったんだな、うん。
というわけで一先ず観察。

ふむふむ、こちらの全身トイレットペーパーぐるぐる巻きで「ステテコ!!ステテコ!!」って叫んでるのがらくさんかー。やっぱりキャラ濃いなw というか朝起きたらこうなってたってどうやって寝てたんだよw

(中略)

1日目はボーリング。流石に音ゲーやってるだけあって、みんなリズム感が凄いね。「初心者ですからww」とか言ってる人の詐欺感がヤバかった。
大体みんな30メートルくらいは平気で掘ってて、ついていくのがやっとという感じでした。
なんだろう、そう考えると音ゲーのノートと地層には通じるところがあるのかもしれないですね。是非またやりたいです。

夜は宿舎で定番のビールかけ。何もしてないのに自然と喜びがこみあげてくる感じ、分かるかな。そういう感じでした。去年の写真は見てたから凄く楽しみにしてたんだけど、想像以上に楽しくてビックリしましたw
お陰でカバンがまだ酒臭いけどw

ビールかけも終わって、話題は自然とダンおにへ。みんなちょっと表情も真剣になっちゃったりして。俺もちょっと聞いてたけど、勉強になりました
特に、「ランダム配置をする時はひとつひとつノートを置くたびにサイコロを振っている」っていう拘りには感銘を受けた。

なんだか真剣な話をしているうちにウトウトし始めて、気付いたら移動の時刻になってたな。

2日目は気分を変える為に北海道へ。ちょっと面食らったけど、気分を変えるってのは良いもんだね。四季彩の丘をバックに、全員で田中邦衛の物まねをしながら記念撮影。春だけど富良野はやっぱり寒いw

美瑛と富良野の色々な観光地を回りました。
でもセブンスターの木ってアレただの木じゃないですか(当然)

土の館のトラクター博物館ってのが斬新で面白かったですね。

2日目は観光中心だった感じ。北海道って一部だけなのにあんなに観光地あるんだね……ビックリ。
で、ファーム富田でラベンダーソフトを食べて、一足お先にどこでもドアで京都に戻りました。残った方々はゲーセンで音ゲー祭りしてた模様。羨ましい!
DDRとか本格的に始めようかな……(即影響される派)


いやー、本当に楽しい2日間でした。レイニーさん、参加者の皆様、お疲れ様&ありがとうございました!! またお願いします!





現実:バイトしてました