おきると荘の書斎

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心理学雑談⑫

2016-01-25 23:31:00 | ノンジャンル
どうも。

心理学雑談の世界へようこそ。

中二病御用達、心理学用語集ってコーナーをやろうと思って前に一回書こうとしてたんだけど、思ったより気持ちが乗らなかったので断念しました。

ただ、カイロス/クロノスという対義語は非常に使いどころの多いワードだと思うのでご紹介しておきますね。

これらは時間の概念を表す言葉です。

クロノスは、時計が刻む時間すなわち客観的な時間を表します。

誰が何と言おうとゲームは1時間まで。
1日は24時間だし、夜になれば嫌でも空は暗くなる。

こういった、誰に対しても平等に刻まれる時がクロノス時間です。


一方カイロスというのは、はさみギロチンが有名なャPモン。


ではなくて、主観的な時間の概念を表しています。


ゲームは1日1時間しかできないのに、勉強は1日1時間もやらなきゃいけない。

憂鬱な時間は長いのに、楽しい時間はすぐ過ぎる。


 楽しい時間が過ぎると憂鬱な時間がやってくる。なんだかネガティブな奴の発言みたいだけど、相対的に言えばこれは運命なんじゃないか。寒空の下で自転車をこぎながら、ふとそんなことを思う。
 近年稀に見る寒波で世の中は大騒ぎだけど、僕はこうしていつものように自転車をこいでいる。春先にあんなに近く感じた大学が、今では隣町のように遠く感じる。慣れてしまったといえばそれまでだが、僕が思い描いていた大学生活は、こんなにも容易く平凡な日常の一部になってしまったのか。薄い水色に覆われた並木道は、まるで僕の心の沈殿物みたいにくすんでいた。頭上に澄み渡った空が、ただひたすらに恋しかった。


この例文の場合、通学にかかるクロノス時間は一切変化していないはずですが、カイロス時間は長くなってるということが分かると思います。

時間は正確といえど、人の心は人の心です。

可愛い女の子の「ごめん、待った?」は、「俺も今来たとこだよ!」というカイロス時間の短縮をもたらしますが、

嫌いな奴の「わり、遅れた」は、「10分も遅れてきやがって……」のようにカイロス時間の伸長に繋がるわけですね。


ちなみに、俺は時間を守らない人を平気で許せるタイプですが、
自分も時間にルーズなのでよく怒られます。

この辺も、カイロス時間の感覚の齟齬から生じているんでしょうね。

……そうなんだよね。
こういう風に茶化しながら進めていかないと俺はものが書けないので、
「用語集」みたいに簡潔に書いていくのはそもそも無理なんですよ。

というわけで、これからも時々こんな感じの記事を書いていきますのでよろしくお願いしますねー


おやすみすですーー

心理学雑談⑪

2016-01-06 23:01:00 | ノンジャンル
どうも。

今日は1回も外出せずに1日終ろうとしています。
年末年始で地元の友人たちに会い過ぎて、体力的にしんどかったので、良い休憩になりました。

んで、今はお酒を片手にブログを更新してるってワケ。

フロイトのSM観が結構面白いので、覚書的に書いておきます。

フロイトは、サディズム、マゾヒズムについてどんなふうに考えていたのか。


まず前提として、フロイトのエロスとタナトスの考え方があります。

リンク貼りましたが、一応エロスは生の欲動、タナトスは死の欲動ですね。

エロスと聞いてえっちな話を期待してた方、期待に沿えず恐縮です。


サディズムとマゾヒズムには、タナトスというものが結構な鍵を握っているんですね。

まず、タナトスってどんなものなのか。


タナトスは、複雑に絡み合った沢山の細胞を分解して、一種の「異常事態」な生命を、「通常状態」の無生物に戻そうという本能です。

そういう意味で、こいつは破壊衝動とか攻撃性なんかを司っています。
つまり、人には攻撃性、破壊衝動が予め備わっている。


これは河合隼雄と (確か) 村上春樹の対談でもあったんですが、

人間は破壊衝動や攻撃性を予め持っている。なのに、平和でつつがない現代の生活においては、それらの衝動がかなり抑圧されている。
それが時々跳ね返ると、残酷な事件や戦争が生じてくる。


という考え方は、一理あると思いますね。現に、男どもの先祖はみんな狩人だったわけですから。

話を戻します。


タナトスに対し、エロスは生の欲動。生きることを考えます。

気持ち良く生きる上で危険な攻撃性や破壊衝動は、なんとか飼いならさんとアカンわけです。


ここで皆さんに質問!

家の中にスズメバチが入ってきたらどうしますか?


1.ぶっ殺す
2.窓を開けて外に出す
3.放置する
4.愛する


さて、皆さんならどれを選びますか?

手近に武器があったら1を選ぶ人が多いんじゃないでしょうか。
ちなみに、俺が高校の頃数学を教わってた山奥のおばあさんみたいな人は、タオルで叩き殺してました。さすがに恐れ入った。


対して、武器が無い人は2を選ぶんじゃないでしょうか。
とりあえず出ていただく。

フロイトの考えでは、心は2を選びます。
つまり、タナトスを表に逃がす。対象を自分から外界に向けてしまうわけですね。

それがサディズムの原理になるわけです。

対して、サディズムになり切れなかった破壊衝動はどうなるか。

こいつは、自分に対して牙をむく衝動のまま、心に残ります。
これが、一次的なマゾヒズム。


更に更に。

サディズムが出て行った外の世界が浮「人ばっかりだったら、どうなるでしょうか。

うっわ、ヤベえ。これは一旦戻るしかねえな……


これです。これが、二次マゾヒズムと呼ばれています。

もう少し固く言うと、サディズムとして外界に逸らされた破壊衝動が、再び自己に投影され、二次マゾヒズムとなる、ということです。



……ちなみに、マゾヒズムもフロイト的には3種類あります。

性愛的なマゾヒズム、女性的なマゾヒズム、道徳的なマゾヒズム
です。


もちろん、女は全員雌豚なんだよ! って言ってるわけじゃないんですよ。
男性にも女性的なマゾヒズムは大いに当てはまります。

が、その顕在化の仕方が女性的だということなんですね。
フロイトが関わっていた「女性的なマゾヒスト」の男性達は、空想の中で、去勢される、交接される、子どもを産むという状態に自分を置いていることが多かったという話です。

まあ、気になる方は、実際身の回りのマゾ男子に話を聞いてみて下さい。


とは言え、やっぱり女性は本質的にマゾヒズムを抱えやすいのかもしれませんね。

そもそも、人生に身体的な痛みが伴うことが多いですし。
生理にしろ、出産にしろ、それ自体は心地好いものではないですからね。
だとしたら、それらの痛みとどう付き合うのか、ということが大事になるということにも納得感がある。


ちょっと話逸れるけど、男性と女性をどれだけ均等に扱おうとしても、身体的な差は決して潰せませんからね。
その辺が、女性を社会で活躍させようという時に、確実に考慮しなきゃいけない点だと思うんですよね。

元々、好きな時に射精してればいい男だけの社会に女性を参入させようとしてるわけですから、当然そのままじゃ無理があると思いますよ。

で、結局の所、今の社会だとどれだけ女性にとって不利があるんだ、と。
どこをどのくらいの匙加減で直したら女性が活躍できるんだ、と。

そんなのはね、男には分からんのですよ。
だから、女性の政治家が少ないのは、女性を活躍させる社会にとってあまり好ましい状況じゃないんですよ。



……というのは、個人的にちょっと感じてます。

まあ、男女問わずSが強い方もMが強い方もいらっしゃるのではないかと思いますが、時々立ち止まって、自分の性嗜好を一匹の動物として省みてみるのも、面白いかもしれませんね。


この記事、最初は「おやすみのひ」っていうタイトルで書いてたんですが、ここまでSM話をしてしまったので、心理学雑談に変えておきたいと思います。

では、お疲れ様デス~~~~。