こんにちは。
気が向いた時にだけ更新される。それがこのブログ。
今日は、みんな大好き美術館のお話をしましょう。
ぶっちゃけた話、最近いつ行きました?
ツイッターでTLを見てる限り造詣の深い方が多そうなので、
実は結構みんな行ってるんじゃないかという説もありますが、
リアル友人の中でよく美術館に行くという人はあまり聞いたことがありません。
でもね。
面白いんだよ。これが中々。
「お前に件pなんて分からないだろ」とか「僕には分からないや☆」とかいうセリフも聞き飽きるほど使い回されているはずですが、
Pixivで絵師さんの絵を見て楽しめる人には充分すぎるほどの素養があると思うんですけどね、個人的には。
ただ、かくいう俺も深入りするほど美術の世界には詳しくありませんので、
個人的に知っているレベルの簡単な話と、俺個人の楽しみ方をご紹介したいと思います。
まず、西洋絵画の先駆けといえば宗教画でしょうかね。
やっぱり、西洋にはキリスト教という文化が異常なまでに深く食い込んでいるわけです。音楽も絵も。
有名どころでいくとアンジェリコの「受胎告知」とかね。
音楽ならジョスカン・デ・プレとか。
とにかく、件pそのものが現実から一歩神聖なところに踏み込んだもののイメージがありますね。
簡単には触れられないというか。
ただ、現在はサイゼリヤに行ったらいっぱい見れます。
まあ、そんなんで神様とか仏様とか (?) が描かれていくわけなんですが、
ある時から有名画家が人間を普通に描き始めます。
中でも、神ではない普通の女性のヌードの絵が話題になったのがゴヤという画家。
その当時の人たちからすると、これは信じられないタブーだったんですよね。
なんせ、神様はある種イデアですからね。肉体も神聖なものなわけです。
ただ、人間の裸はただの肉体ですから、これは卑猥ということになる。
だから、きっと今の感覚で言うならば、美術館に行ってみたら作品としてAVが流れてました、くらいの感じかな。
まあとにかく、人がガンガン描かれるようになってきた。
この辺までは、個人的には実はそれほど興味ないんですよね……
何かのきっかけでちゃんと見れば好きにはなりそうなんですが。
ただ、ここからの流れは中々面白い。
人が丁寧に描かれる時代も、やがて終わりを迎えます。
まずは印象主義。
代表はモネとルノワールでしょうね。
輪郭? 輪郭ってなんだよ。そんなもんお前らが勝手に物の縁取りを決めてるだけじゃねえか。
ってのが印象主義のイメージですかね。
これ面白いんだけど、音楽も割と似た流れをたどってきてるんだよね。
ここに音楽の話をぶっこむと相当長くなると思うので割愛しますが。
印象派の絵は、沢山の色をちょっとずつ置いてひたすら重ねたような見た目をしています。
今までのクリアな書き方をぶっ壊した。これが面白いですね。
一回ぶっ壊れると、行くところまで行くもんです。
印象主義の後は象徴主義とか野獣派とか、本当に様々な「ぶち壊し」が出てくるんだゾ。
絵には輪郭がなくてもいい!
別に遠近法なんか使わなくてもいい!
色なんて一色でいい!
被写体なんて要らない!
キャンパスなんか切り裂いちまえ!
みたいな感じになっていくんですよね。
ひとつひとつ追いかけると半端じゃない字数になりそうだったので、
一旦思い切って6行にカットしてみました。
いや、これ何が面白いって、段々上手に描こうというところから、自分の気持ちを表現しようとか新しいことをやろうみたいな方にシフトしているところなんだよね。
有名な画家であることって、
何か新しいことをしてそれが評価されたってことの証でもある。
そういう意味で、俺は美術館に行くのが好きです。
俺の美術館の楽しみ方は基本的にそういう感じです。
この人はどんなことをやったんだろう。
何を考えていたんだろう。そんなことを考えながら見る。
そこには、否が応でも物語がついてくるんです。
想いがついてくるんです。
例えばシャガール。
この人は、大好きだった奥さんの死をきっかけに絵柄が一気に変わります。
モネにしても、晩年はほとんど目が見えなくなっている中で、視界に映り込む光をひたすら描き込んでいく。
モネの晩年の絵はパッと見何か分からないです。
でもそんな絵の方が凄く魅力を持っているんですよね。
画家の絵柄が途中で変わった時「何があったんだろう」とか考えたり、
「こんな気持ちになるとこういう風に変わるんだ」と思ってみたりするのも、
また楽しいものです。
また現代の画家はみんな頭がおかs凄い思考回路を持っているもので、
追いかけいているだけでウキウキしてきてしまうんですよ。
そういったこともあって、俺は寄せ集めよりも個人の展覧会の方が好きです。
ちなみに、ツイッターでもよく言うけど俺はクリムトの人物画が好きです。
象徴主義ってところの人たちになると思うんだけど、あの辺の人はみんな好きですね。
あとは最近の日本の人ね。
特に会田誠ですねー。
さて、みなさんも一押しの画家がいましたら、
是非教えてくださいませ。
画家じゃなくても、イラストレーターでも絵師さんでも大歓迎です。
絵師さんだと、ノベルゲーム大好き時代があったので「ヒトナツの夢」のドバトさんとかが好きです。
この前久々にドバトさんのサイトに行ったら、
ロリっ子のエロ絵がいっぱいあって非常に感慨深かったですね。
ただ、やっぱりこのインターネット時代、絵師さんって物凄い数がいて何が何だかよく分からないんですよ……
だからこそ、ネット拡散ではない口コミが大切なんですよねー。
それでは、またお会いしましょう!
気が向いた時にだけ更新される。それがこのブログ。
今日は、みんな大好き美術館のお話をしましょう。
ぶっちゃけた話、最近いつ行きました?
ツイッターでTLを見てる限り造詣の深い方が多そうなので、
実は結構みんな行ってるんじゃないかという説もありますが、
リアル友人の中でよく美術館に行くという人はあまり聞いたことがありません。
でもね。
面白いんだよ。これが中々。
「お前に件pなんて分からないだろ」とか「僕には分からないや☆」とかいうセリフも聞き飽きるほど使い回されているはずですが、
Pixivで絵師さんの絵を見て楽しめる人には充分すぎるほどの素養があると思うんですけどね、個人的には。
ただ、かくいう俺も深入りするほど美術の世界には詳しくありませんので、
個人的に知っているレベルの簡単な話と、俺個人の楽しみ方をご紹介したいと思います。
まず、西洋絵画の先駆けといえば宗教画でしょうかね。
やっぱり、西洋にはキリスト教という文化が異常なまでに深く食い込んでいるわけです。音楽も絵も。
有名どころでいくとアンジェリコの「受胎告知」とかね。
音楽ならジョスカン・デ・プレとか。
とにかく、件pそのものが現実から一歩神聖なところに踏み込んだもののイメージがありますね。
簡単には触れられないというか。
ただ、現在はサイゼリヤに行ったらいっぱい見れます。
まあ、そんなんで神様とか仏様とか (?) が描かれていくわけなんですが、
ある時から有名画家が人間を普通に描き始めます。
中でも、神ではない普通の女性のヌードの絵が話題になったのがゴヤという画家。
その当時の人たちからすると、これは信じられないタブーだったんですよね。
なんせ、神様はある種イデアですからね。肉体も神聖なものなわけです。
ただ、人間の裸はただの肉体ですから、これは卑猥ということになる。
だから、きっと今の感覚で言うならば、美術館に行ってみたら作品としてAVが流れてました、くらいの感じかな。
まあとにかく、人がガンガン描かれるようになってきた。
この辺までは、個人的には実はそれほど興味ないんですよね……
何かのきっかけでちゃんと見れば好きにはなりそうなんですが。
ただ、ここからの流れは中々面白い。
人が丁寧に描かれる時代も、やがて終わりを迎えます。
まずは印象主義。
代表はモネとルノワールでしょうね。
輪郭? 輪郭ってなんだよ。そんなもんお前らが勝手に物の縁取りを決めてるだけじゃねえか。
ってのが印象主義のイメージですかね。
これ面白いんだけど、音楽も割と似た流れをたどってきてるんだよね。
ここに音楽の話をぶっこむと相当長くなると思うので割愛しますが。
印象派の絵は、沢山の色をちょっとずつ置いてひたすら重ねたような見た目をしています。
今までのクリアな書き方をぶっ壊した。これが面白いですね。
一回ぶっ壊れると、行くところまで行くもんです。
印象主義の後は象徴主義とか野獣派とか、本当に様々な「ぶち壊し」が出てくるんだゾ。
絵には輪郭がなくてもいい!
別に遠近法なんか使わなくてもいい!
色なんて一色でいい!
被写体なんて要らない!
キャンパスなんか切り裂いちまえ!
みたいな感じになっていくんですよね。
ひとつひとつ追いかけると半端じゃない字数になりそうだったので、
一旦思い切って6行にカットしてみました。
いや、これ何が面白いって、段々上手に描こうというところから、自分の気持ちを表現しようとか新しいことをやろうみたいな方にシフトしているところなんだよね。
有名な画家であることって、
何か新しいことをしてそれが評価されたってことの証でもある。
そういう意味で、俺は美術館に行くのが好きです。
俺の美術館の楽しみ方は基本的にそういう感じです。
この人はどんなことをやったんだろう。
何を考えていたんだろう。そんなことを考えながら見る。
そこには、否が応でも物語がついてくるんです。
想いがついてくるんです。
例えばシャガール。
この人は、大好きだった奥さんの死をきっかけに絵柄が一気に変わります。
モネにしても、晩年はほとんど目が見えなくなっている中で、視界に映り込む光をひたすら描き込んでいく。
モネの晩年の絵はパッと見何か分からないです。
でもそんな絵の方が凄く魅力を持っているんですよね。
画家の絵柄が途中で変わった時「何があったんだろう」とか考えたり、
「こんな気持ちになるとこういう風に変わるんだ」と思ってみたりするのも、
また楽しいものです。
また現代の画家はみんな頭がおかs凄い思考回路を持っているもので、
追いかけいているだけでウキウキしてきてしまうんですよ。
そういったこともあって、俺は寄せ集めよりも個人の展覧会の方が好きです。
ちなみに、ツイッターでもよく言うけど俺はクリムトの人物画が好きです。
象徴主義ってところの人たちになると思うんだけど、あの辺の人はみんな好きですね。
あとは最近の日本の人ね。
特に会田誠ですねー。
さて、みなさんも一押しの画家がいましたら、
是非教えてくださいませ。
画家じゃなくても、イラストレーターでも絵師さんでも大歓迎です。
絵師さんだと、ノベルゲーム大好き時代があったので「ヒトナツの夢」のドバトさんとかが好きです。
この前久々にドバトさんのサイトに行ったら、
ロリっ子のエロ絵がいっぱいあって非常に感慨深かったですね。
ただ、やっぱりこのインターネット時代、絵師さんって物凄い数がいて何が何だかよく分からないんですよ……
だからこそ、ネット拡散ではない口コミが大切なんですよねー。
それでは、またお会いしましょう!