毎日適当

読書の記録を保存しています。読書メーターと同じ内容を貼り付けていますが…。以前はガンプラを作って写真を保存してました。

檸檬 梶井基次郎

2022-09-03 16:20:00 | 簡単レビュー
きっかけはビブリア古書堂の事件手帖での紹介でした。梶井基次郎の作品集であり、長いもので30ページくらい。短いものでは4ページのものもありました。登場するのはいずれも名前を変えた著者であり、必ず病を抱えている。

「檸檬」は最初の話で10ページにも満たない作品でした。あっという間に終わった作品でしたが、読後何とも言えない重苦しいような爽やかなような気分になりました。これはつまり全ての人間が常日頃持つ感情と同じではないでしょうか。

他の作品では「冬の日」「冬の蝿」「交尾」が心に残りました。

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