土屋龍一郎のブログ

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コーディネータはこーでねえと。(べたべた)

2005-09-10 00:01:31 | Weblog
 日本JC北陸信越地区長野ブロック第36回会員大会のメインフォーラムに、コーディネータとして参加した。
 「おもしろき地域(まち)すばらしき信州(ふるさと)の創造」というテーマで、会場である須坂市のおとなり小布施町を題材にして3人のゲストからまちづくりについての様々な意見を聞いた。小布施町は「まちづくり修景事業」が成功して活性化したことで全国的にも有名な町である。1960年代後半に人口減少で悩んでいた長野県一小さな面積の自治体が民間の知恵と行政の協力で1976年の「北斎館」建設を経て成長した輝かしい歴史がある。
 当初主催者側担当から、成功事例について学ぶシナリヲをいただいて、打ち合わせを進めていたが小布施について調べるうちに、どうも最近はこれまでの手法に壁を感じているのではないか、と思える資料がホームページなどからちょこちょこ出てきた。第一、成功事例ばかり追っていても面白みにかける。ということで、シナリヲを変更した。
 折しも来年2006年は北斎館建設30周年にあたる。そこで、これまでの苦労と知恵について前小布施町長唐沢彦三さんを招いて話を聞き、小布施分か健康境界会長で平松農場の平松幸明さんにこれからの小布施について理念を聞いた。そこへ主催者代表の小松裕長野ブロック会長にJCサイドの考え方を聞いた。資料合わせ等は「文屋」の木下豊さんだ。
 あまりに盛りだくさんの内容になってしまって、聞いている方々には屋外での猛烈な暑さもあって、少々つらいフォーラムになったかもしれない。
 日本全国、2005年は歴史の転換期にあたる重要な年だ。このフォーラムは将来今年を思い出した時に「そういえばあんなことやったな」と思えることを予測しての変更になったと思う。
 篠塚真一さんという一見怪しげな快男児の情熱が連日徹夜のシナリヲづくりを完成させた。
 コーディネータがしゃべり過ぎだとの声もあるが、楽しかったです。